まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

雪の遊園地

2012年01月06日 | 日記

日本の財政も厳しいがフリーランスの台所事情も厳しい。
今年は寝正月のつもりだったのだがカレンダーの関係で冬休みが意外に長い。
このまま何もなしでは可哀そうかなと1泊2日の小旅行を思い立った。

冬の那須高原。
実は正月の那須旅行はここ数年の恒例となっている。
子供のためとは言いながら、私も仕事が片づいてちょっと遊びたい気分だった。

那須岳の山麓にある遊園地。
那須塩原の駅を降りた時はピーカンだったが山にはやはり雪がある。
子供ならずとも雪を見るとワクワクする。

園内もいたるところに雪が残っている。
さすがにオープンテラスに人影はないがフードコートは結構な賑わいだった。
とりあえず息子と「雪合戦」をして遊ぶが・・・まあとにかく寒い。

噴水も凍りついてしまっている。
これはこれで風情があるかも知れないが寒い!

真冬なのに観覧車も絶叫マシーンも元気に営業中。

小雪まじりの寒風の中でジェットコースターも疾走中。
鼻水をたらしながらこんな怖ろしいものに乗る人の気が知れない。

冬の遊園地にオジサンが愉しめるものなどないが、ここはちょっと気にいった。
古いアメ車が数多く展示してあって60年代のアメリカンポップスやロックが流れている。
プレスリーやマリリン・モンローの人形が踊っていてご機嫌なスポットだ。



乗り物にもゲームコーナーにもまったく興味のない息子の一番の目的はここ。
日本国内でも数少ない公式の「レゴ・ショップ」だ。
小さい頃はトミカ、小学校の後半からレゴに夢中になった。

自宅マンションにも彼のレゴ作品が展示してあったのだが
3.11の大震災ですべて崩壊。
それ以来、レゴには見向きもしていなかったのは彼なりの「傷」だったのだろうか。

いつになく上気した顔で商品を物色中。
彼が欲しがるのは「クリエーター」と呼ばれるログハウスや別荘などの家シリーズ。
なぜかキャラクーものや戦闘マシン、乗り物にはまったく興味がない。
とかく美しくて夢のあるものに惹かれるようだ。
お小遣いやお年玉でお金はタップリある筈なのに・・・

  「半分ぐらい援助してくれない?」
  「ふざけるな!」

宿泊は遊園地に併設されているオフィシャル・ロッジ。
部屋は広いし、食事は美味しいし、天然温泉もあって言うことなしの宿だが・・・
実はここが気に入っているもう一つの訳がある。

        お楽しみはこれからだ!



雪に覆われたテニスコートの脇には巨大な「つらら」がぶら下がっていた。