まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

ちびっこ天国

2012年01月15日 | 日記

東京はもうひと月近く雨が降らない。
北風がピューピュー吹いて寒い日が続いている。

まるで私の「煙草の煙」のようなすじ雲。
空気は乾燥しきって空を見上げても雨の予兆は全くない。

公園の樹木も「コモ」を巻いてもらって寒さにじっと耐えている。
この季節、週末にも関わらず公園人口はめっきり減る。
そりゃそうだ、こう寒いと外になんか出たくないもんなあ・・・

代わって公園の主役となるのは子供たちだ。
近隣の保育園や幼稚園から続々と散歩や運動にやって来る。
昔から「子供は風の子」と言うけれど寒風の中を元気いっぱい走り回っている。

グランドでは「凧揚げ」の真っ最中。
風が強いから子供でもちょっと走ると凧はすぐに空に舞い上がる。
それが面白くてしょうがないのか、ひたすら歓声をあげながら走り続けている。
オジサンは二日酔い気味で、早くもバテバテなのに子供の体力は無尽蔵だ。

フクシマの子供たちは依然として外で遊ぶことさえままらない。
それを思うと複雑な心境になるが、子供が遊ぶ姿を見るとやはり心が和む。

こちらは自転車レース?
私も最近知ったばかりだがキッズ用の「ランニングバイク」と言うらしい。
ペダルや補助輪はなく足で蹴って走る。
つまり自転車に乗れないチビッコでも楽しめる新しいタイプの自転車。

この子は「影」が面白くてずっと停車中。(かわいいなあ・・・)

池のほとりにもチビッコたちが大集合。
昔の防空頭巾(知らないけど・・)のような帽子は紫外線防止用らしい。

池のカモは子供たちの人気者だ。
まったく人を怖がる様子もなくヨチヨチと近づいてくる。

何を語り合うのか・・・

寒いけれど、静かでのどかな公園のひととき。
冬空に舞う凧が子供たちの「希望」のように思えた。