まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

冬将軍がやって来た

2012年01月12日 | 日記

午前6時15分、ベランダから望む新宿方面。
夜明け前の薄明かりの中、まだ東京タワーのライトアップが点っている。

鼻の奥にツーンと来るような寒さ。
今冬「最強の寒波」がやって来るとテレビが言っている。
そうか、今日はジョギングはやめておこうかなあ・・・と、ちょっと弱気になるが
生来の「天の邪鬼」だから、逆にいつもより一時間も早く出発、

団地の朝焼け。
確かに寒い!手袋をしていても指の先がジンジンと痺れるようだ。
でも、その寒さがちょっとうれしい。

花壇の植物も「まいった!」という風に寒気にうなだれている。
土の表皮も凍っているのか、歩くと「ザック、ザック」と心地よい音をたてる。
その音がちょっとうれしい。

午前6時50分。
走っているうちにようやく太陽が昇って来た。

公園の水飲み場には「オナガ」が集合。
薄いブルーの美しい体躯だが、ギャーギャーと興醒めな鳴き声。
その声がちょっとうるさい。

厳しい寒さの中でも「春への胎動」が始まっている。
いつもながら自然の「生命力」は大したものだと舌を巻く。
私も老けこんだようなことを言ってないで、残った生命力を大いに鼓舞しなくては。

池には一面に氷が張っている。
この冬、初めて見る光景だから「最強の寒波」に思わず納得。
寒波は気象用語だから、それより「冬将軍」がいいなあ、などと思う。

冬将軍の「造形美」もなかなかいい!

カモたちもさすがに寒いのか、氷の張っていない池の隅で体を寄せ合っている。

東京は本日も快晴のようだ。
今日は打ち合せ2つに、図書館での資料調べ、夜は友人との新年会。
忙しい一日だが冬将軍に負けずに頑張ろうと思う。