さよなら三角また来てへなちょこ

食い意地先行の放浪ブログ。たまにはHIVの事。

ひとりラーメン博物館39

2007年09月10日 02時00分10秒 | ラーメン
「カップヌードル」(日清食品)の値上げのニュースに続いて、
今、この時とばかり、こんなニュース。

「棒ラーメンも値上げへ」(朝日新聞)

http://www.asahi.com/business/update/0908/SEB200709080006.html

輸入小麦の政府売渡価格の値上げを端に発して、
グリコのポッキーも内容量を減らすなど、
各社で値上げラッシュのようですね。

それよりも、「カップヌードル」の希望小売価格が
いままで155円(税抜)もしていたのに驚きです。
それがなんと今度は170円(税抜)に!
実際に買う値段は118円ぐらいのイメージです。

特売の的にされていて、あまり安売りされると困るということで、
特売向けに「スープヌードル」という別商品まで作って
「カップヌードル」ブランドを守るはずだったのに、
それでも小売側の値下げ圧力に押されてか、
「カップヌードル」が100円前後でも売られているのを
今でも、たまに見かけます。

さて、本当に店頭価格に転嫁できるのかな。
値上げ時期は、来年1月からだとか。
ちなみに、マルタイの棒ラーメンは、子供の頃に食べて以来、苦手です。

てなわけで、画像は、箱根・熱海で食べたちょっとうまいもんの続き。
熱海市渚町「わんたんや」でチャーシューワンタン。

この店はですね、
実は、前の記事に書いた「スコット」の隣にある店です。
相方さんと「スコット」で食事したときに、
その隣のラーメン店に行列が出来ていたのが二人とも気になっていて、
旅行最終日に、その行列が話題になったんですね。
たまたま近くをブラブラ散策していたので、相方さんが
「何味のラーメン屋なのかだけでも確かめに行ってみる?」と言うので、
近くまで行って見ると、
看板には「わんたんや」の文字。そして、営業中の様子。
でも、行列はありません。
ワンタンが好きな相方さんは二つ返事で「食べていこう」というので、
少し遅い昼飯で寄ることにしました。

もう、普通に営業している、街のラーメン屋で、
昼飯時を過ぎているので、店内もお客が1人いるのみです。

自分は、思い切ってリスクをとって「チャーシューワンタン大盛」。
相方さんは「ワンタンメン大盛」をオーダー。

待つ事数分。
先に出てきたワンタンチャーシューは、チャーシューが旨そう!
肉好きにとっては、見ているだけで、心躍る「断面」です。
スープも澄んでいて、味も中華そばの醤油味ど真ん中ストレートです。
昔ながらの味です。
そして、ワンタンは、トゥルっと口の中に入り、
じゅわっとレンゲの中のスープと一緒に溶けていきます。

雲を呑むと書いて「雲呑(ワンタン)」とは、
本当に、すばらしい表現で、まさにこのとおり。
あーワンタンだけにしてよかった!
器の中にタップリと入ったワンタンをタップリと楽しみます。

隣の相方さんは、かわいそうにワンタンがなくなってしまい、
少し分けてあげて、代わりに麺を少し頂きましたが、
ラーメンもまた良し。
ラーメンとワンタン、別々に一つずつオーダーしても
両方食べきる自信あります。

この店には、「冷やしワンタン」という珍しいメニューもあるそうで、
そろそろ終了してしまう時期かもしれませんが、
ぜひ、お近くの方は、お試しを。

ひとりラーメン博物館38

2007年07月26日 02時17分09秒 | ラーメン
てなわけで、画像は、
新宿区・高田馬場「二代目海老そば けいすけ」で、
海老そば。大盛で、味たまトッピングです。
場所は、高田馬場駅から、山手通り方面へ
左側を早稲田通り沿いに歩いていくとあります。

こちらの店も、相方さんが、
おいしいらしいよと噂を聞きつけ、
行ってみようって事になった店です。

何で二代目なのかといえば、
店のご主人は初代も二代目も三代目も変わらず
同じ「けいすけ」さんらしいのですが、
出す店が、店ごとに味が違うとのことで、
代替わりしているようです。

本郷三丁目にある「初代」が、
竹炭や、7種の味噌が混ざり合った「黒味噌」を特徴にしているのに対して、
高田馬場の「二代目」は、海老を沢山使った醤油味のスープが特徴だとか。
たしかに、スープから、海老の旨味が香りたちます。

海老自体が、ごろんと入っているわけではないのですが、
スープを飲めば、香りの期待を裏切らないコク。
上品な中華料理のラーメンのスープにも似ているかもしれません
一口飲んだ瞬間から、レンゲが手から離れません。

そのレンゲ、そして、器がとても特徴的!
画像からは見えませんがコンビニのおにぎりが軽く乗るくらい
でかいレンゲです。
そして、画像でもお解かりだと思いますが、
器は球体を斜めにカットしたような不思議な形。
とてもおしゃれな感じです。

いや、おしゃれなことなど、どうでもいいくらい、
味はちゃんとしていて、
トッピングの玉子は、味付けと名乗りながら、
普通の味つけが醤油味に対し、塩味。
そして鶏チャーシューはスモークされていて、とても手が込んでいるかと。

ライスも無料サービスで、
おいしいからと言って調子乗ってスープばかり飲んでしまいそうなところを
少し残して、ラーメン雑炊みたいな食べ方もまた楽しいかも。

久しぶりにラーメン食べたなあ。
麺大盛に、ご飯でおなかいっぱい!
店を出ると、ごみごみした高田馬場の町並み。
おなかいっぱいでのろのろ歩けば、
邪魔扱い間違いなしです。

ひとりラーメン博物館37

2007年06月11日 02時05分22秒 | ラーメン
とある友人から、久しぶりに電話がかかってきました。
10代の頃に知り合ったから、
知り合って12年くらいになるのかな。
まだ、インターネットも普及する前、
ゲイ雑誌の文通欄を利用していた頃からの仲です。

このブログにも、一度登場しているかな。

ブログを通して知り合った人たちには、平気な顔して
HIVの話をしてしまっている自分ですが、
告知される前からの知り合いの中では、
自分が勇気を振り絞ってHIVポジであることを
カミングアウトした数少ない友人でもあります。

こんなに長くつながっていられたのも、
彼がとてもまめに電話をくれて、会ってくれていたから。
彼の優しく朗らかな性格は、友人も多く、
僕は羨ましくも思っていました。

実は、ずっと電話したくても、できないアクシデントがあって、
僕はひとりもどかしい思いをしていました。
その間に、僕を取り巻く環境も大きく変化していました。

久しぶりに聞く彼の声は、
とてもやさしく、ぬくもりが伝わってきました。

嬉しいなあ。

人生は、いろんな経験を通じて、
より深く豊かになっていくんだと思うんですよね。
人生にどんな一秒も無駄な一秒はないはず。
きっと彼にとって大きな力になると思うんですよ。

自分にとっても勇気づけられる思いです。
自分も弾みで動き出してみようかなと思わずにはいられませんでした。

そんなわけで、ずっとここ何週間か、函館ネタで、
ブログを書いていましたが、
ここからは「番外編」てな感じで、もう少しお付き合いくださいませ。


てなわけで、画像は、函館市若松町「ラーメン海峡 函館店」で、
もやしラーメン。

函館駅にある観光案内所のおねえさんに教えてもらった店です。

「函館店」とありますが、チェーン店ではないようです。
もともとこの店は、青函連絡船の中で営業していたとかいないとか。
運営は、北海道キヨスクです。

店内で、小さく「キヨスク」のロゴを見たときに、

「えっ、キヨスクってことは立ち食いそばレベルってこと?失敗したなー」

と思ってしまったのですが、それはまったくの杞憂!
澄んだスープであっさりとした味わいは、
東京であまり食べたことのない味です。

北海道キヨスクのホームページの紹介を見ると、
スープは「豚骨と昆布がベース」だとか。
豚骨なんて全然感じさせないあっさり感ですが、
しっかりとコクがあるのは、やはり、豚骨と昆布が効いているのでしょう。

この店の名物の「海峡ラーメン」はほたてやわかめなどがのった
豪華版ですが、ふつうのラーメンでも充分なうまさとボリュームです。

聞くところによると、
函館ラーメンの由来は、函館開港とともに
中国から伝わった湯麺が、最初だとか。
中には、日本のラーメンのルーツとさえ言われています。
たしかに本格的な中華料理店で出されるようなラーメンに似ていますね。

相方さんは、東京にもあったらいいのに!と感想を漏らしていましたが、
この店のラーメンはお取り寄せもできるようです。
また、調べると、「函館ラーメン」を名乗るラーメン店も
結構都内にあるようです。

ラーメン店を探して歩く楽しみがまたひとつ増えました。


ひとりラーメン博物館36

2007年03月11日 01時36分29秒 | ラーメン
今日は、仕事に熱中してしまい、昼飯抜きでずっと仕事をしていました。
二日ほど仕事を休みにしていただけなんだけれど、
これが、結構タイヘン。

倉庫と現場を往復しながら、イライラに打ち勝つように、
黙々と作業をしていたら、あら、もう夜。
朝ごはんは朝9時ごろ食べたのですが、
会社に到着してからは、冷たいお茶を2Lしか飲んでません。

もう、それならば、どうせ…と思い、
帰りにコンビニでアイスだけ買って食べて、
部屋に戻ったら、そのまま体重計へ。

あら、98kg!…朝から2kg減ってるわ♪
本当は食事を抜くのはよくないのですが、
そんなに空腹を感じているわけでないので、
今日はこのままブログを書いて、早く寝てしまおうって感じです。

そんなわけで、画像は、
東京都福生市「雫」で鶏の雫。
このブログで紹介するのは2回目かな。

相方さんが「おいしいらしいよ」と言って、
一緒に食べに行った店です。
この店の特徴は、スープが二種類あって、
行く日によって食べられるラーメンが違うこと。
前回紹介したときは、「鶏と魚介の雫」を紹介したはずです。

で、今回の鶏の雫は、
なんていっても、とても濃厚でクリーミーなスープなんですよ。
こんなラーメンは食べたことがないです。
判りやすくいえば、「濃厚とんこつラーメンの鶏バージョン」
ということでしょうか。

最近、日清食品から、カップヌードルの新製品で、
「まろやかクリーミーチキン味」なるものも発売されたようで、
たぶん、「鶏の雫」も、このカップヌードルの味と
同じ方向かもしれませんね。
ただ、うちの相方さんは苦手なようでした。
自分はそんなに鶏臭く感じなかったのですが、
それだけ濃厚であることは確かですよ。

さあ、薬飲んで寝るか。



ひとりラーメン博物館35

2007年02月23日 00時07分06秒 | ラーメン
昨日、今日と、自分の勤める会社主催の社内イベントに
出席してきました。
そのイベントの展示会場で、参加者が自由に測ることのできる
体組成計があったので、ブースにいた知り合いの女の子が、
「乗っていってくださいよー」と言うので、
久しぶりに体脂肪率を測ってきました。

体重が101kgだとか、
体脂肪率が35%だとか、
まあ、想像通りの値だったのですが、
脂肪はともかく筋肉も多いとの「お褒め」の測定結果。
「固太り」との判定をいただきました。

いやーうれしい♪

まあ、内臓脂肪が多かったりするので、
やせたほうがいいことには変わらないと思うのですが…。

そんなわけで、画像は、
中野区・中野新橋「龍」でニラソバ。
ワンタントッピングで麺は大盛です。
去年オープンしたばかりの店ですが、
この店の物件は、数ヶ月前に違う「多楽(たらく)」という名前の
とんこつラーメン店が開店したと思ったら、
すぐに閉店してしまったのです。
そういう店と言うのは、不思議なもので
どんな店が入っても、あまりうまくいかないというものです。

そんな余計な話はさておき、
見てお分かりのようですが、ニラがたっぷり!
そして、豚のそぼろのあんかけみたいなものが沢山かけられています。
麺が細めで、スープもあまり辛く(しょっぱく)ないので、
このあんかけが、少しピリカラの方が美味しいかもしれないけれど、
とにかく、ニラですよ。
でも臭いはそんなに気にならず、
個性的なラーメンに見えますが、とてもおいしいです。

このほかにも、あんかけ堅焼きそばみたいなのもあるし、
生姜焼きなんかもあって、少ないけれど、ご飯メニューもおいしそう。
今度は、違うメニューにもチャレンジしなくちゃ。

ひとりラーメン博物館34

2006年12月22日 02時38分15秒 | ラーメン
漫才コンビ「カンニング」の中島の葬儀が
24日、中野区「宝仙寺」で行われるとか。

とりたててファンではなかったのだけれど、
自分は、カンニングの竹山の相方はいつ復帰するんだろうなあと、
頭によぎることが多々ありました。
とはいえ、なんで、こんなに中島の死去が、
他人である自分の心に響くのだろうなあ。
なんでだろ?どうしてだろ?

葬儀が行われる寺は自宅から近いので、
日曜日は、出勤前に寄り道して、
お寺の前で、手を合わせ心の中で、
彼を見送ってあげたいと思います。

そんなわけで、画像は、東京都中央区八重洲
「むつみ屋」で濃厚みそらーめん。

相方さんと、別の場所で食事をするつもりだったのですが、
俺の不手際で食べられず、
第二候補も時間切れアウトで、流れ着いたのが、こちらの店。

むつみ屋は、たしか、もともと札幌の有名店だったはず。
自分は6年前ほどに、札幌のすすきので食べた記憶があるのですが
いまでは、店舗がないようです。記憶違いかな。

積極的なフランチャイズ展開で、
ご存じの方も多いかと思うのですが、
八重洲地下街にあるこちらの店は、
5年前ほどに開店したらしい数少ない直営店。
それを知ってか知らずか、夜九時を過ぎても
列こそ作らないけれどお客さんが次から次へとやってきて、
繁盛しているようです。

みそらーめん久しぶりだなあ。
濃厚でどろっとして、少し辛みもあるスープに
独特のちぢれ麺が絡みます。
それ以上に、
一緒に注文したご飯とスープを食べるとうまいんだなあ。

ラーメンに、ごはんに、餃子に、
あんなにお腹すいていたのに、
相方さんも自分も、おなかいっぱい。
パンパンにふくれたお腹で、改札口に向かうのでした。

ひとりラーメン博物館32

2006年12月08日 00時48分33秒 | ラーメン
石原真理子って、みんな若い子知らないんだろうなあ。
自分だって、「ふぞろいの林檎たち」なんて、
再放送で見て続編は物心ついたころに放送していたくらいで、
あとはプッツン女優みたいなトラブル続きのイメージなんだよなあ。

そんな女優の暴露本の出版に明らかに敵意むき出しの芸能マスコミ。
んー、みんな生きるのに必死なんだな。


てなわけで、関係のない前振りで申し訳ないんだけれど、
画像は、東京都福生市「らーめん雫」で、「鳥と魚介の雫」。

人気のラーメン店だとかで、
相方さんに連れて行ってもらいました。
日によって変わる二種類のスープがあるのですが、
今日は醤油味のスープ。

鶏と聞いてあっさり味なのかと思えば、
スープはとろみがあり、濃厚!
魚介の匂いはあまりしないけれど、旨味は十分。
チャーシューも鶏のチャーシューですが、
なんとスモークされています。

大盛にできなかったのは残念ですが、
ご飯もオーダーして、スープも飲み干し、お腹いっぱい!
飲み干した器に残ったスープのダシを
舌でベロベロして嘗め尽くしたいほどです。

マスコミで話題になって遠くから食べに来る客も多いとか。
たしかに、都内の人気ラーメン店に
決して劣らない旨さでした。

ひとりラーメン博物館31

2006年11月10日 00時49分22秒 | ラーメン
てなわけで、画像は、
中央区・日本橋「京都銀閣寺・ますたに」のラーメン。
チャーシューに味玉トッピングです。

「ますたに」という名前に「京都・銀閣寺」の
名前をかぶせています。
本当に銀閣寺にあるのかどうかというと、
実際にあるようで、京都でも人気のラーメン店だとか。
オフィシャルなウェブが存在しないので確認できませんが、
修行を積んだとか、なにかしら縁があるのでしょう。

場所は、コレド日本橋(東急百貨店の跡地ですね)の裏側。
テレビで有名な洋食店「たいめいけん」の筋向いですね。
実は、すごく昔、母親が東京に上京してきたときに
たいめいけんを案内したのですが、
その時に行列の出来るラーメン屋の記憶が
ずっと残っていました。
最近、相方さんの仕事先の関係で日本橋待ち合わせが多く、
界隈をブラブラしていたらなんとなく思い出したように
食べたくなってしまい、入った次第です。

背脂が浮かび、濃い味なのかなと思えば、
あっさりで、少しピリカラ。
店内の能書きも、インターネットでの店の紹介でも、
最初クリーミー背脂、途中はあっさり醤油、最後はちょっとピリカラ
という三層のスープで味の変化が楽しい的なことを書いていましたが、
あまりその三層の変化は感じなかったけれど、
確実においしいです。

特徴は細麺とねぎかな。
細い麺もねぎも、好き嫌い分かれると思います。
もしかしたら、普通の細さの麺でもいいのかも。
ねぎは、京野菜の九条ねぎだとか。
これでもかとのせられていましたが、
他に目立ったトッピングはなく、
食べはじめの、浮いた背脂に対して
九条ねぎがさっぱりとした味と香りで、
相性はいいと思います。

昼間は今でも行列が出来るとか。
お近くで手ごろでおいしいラーメンをお探しの際は
お試しの価値アリです~

ひとりラーメン博物館29

2006年10月27日 00時54分29秒 | ラーメン
あのですね、本当に、孫正義は、
携帯会社の社長をやりたくて仕方がなかったんだと思います。
この前のホテルニューオータニでの「予想外割」記者会見の笑顔だとか、
今日はヨドバシカメラ店頭で6つ目の予想外の「全機種0円」の発表で
「0円大好きソフトバンク」とか言っちゃうあたり、
やりたい放題の感があるような。
決してワンマンではないと思うけれど、
これだけの大胆な経営戦略を実行できるのは、
やはり社長の強力なリーダーシップがあってこそ。
結果として、ニュースでは大きく時間を割かれ、
宣伝効果は、CMのそれ以上だと思うのですよ。

実際に、今日から始まる「予想外割(ゴールドプラン+新スーパーボーナス)」
への申し込みで、家電量販店やソフトバンクモバイル販売店は、
かなりの盛況らしく、夜7時を過ぎた中野坂上のソフトバンクでさえ順番待ちで、
夜9時を過ぎた新宿西口のヨドバシカメラ店頭も他のキャリアが
すでに閑散としていたのと対照的に、人だかりでできているし、
「携帯の動作がもっさりしているし、充電ももたないから、そろそろ機種変でも…」
と考えていた自分も、この騒ぎに
「ちょっと待って冷静になってから考えよう」
と思わずにはいられない雰囲気でした。

そんなわけで、
ボーダフォン903SHで撮った上の画像は、
千代田区・九段北「九段 斑鳩」の特製らー麺。
東京のラーメン界では、とても有名な店です。
場所は九段下の交差点を飯田橋方面へ4分くらい歩いたあたり。
有名ではありますが、
日本武道館へ行く用事さえあまりないのに、
九段など他に行くきっかけがなく、いつも行きそびれていた店です。

画像は、特製らー麺に煮玉子をさらにトッピングです。
スープは高級鰹節や昆布を使った魚介+豚骨+鶏がらですが、
どちらかというと、魚介が強いです。
スープを飲んだ第一印象が「いいだしが出ているなあ~」って感じ。
同じ魚介系スープで有名な高円寺「田ぶし」は、
荒々さを感じますが、それとは反対に、とても上品な味です。

大盛にしましたが、久しぶりに、スープ飲み干してきました。
いやいや、旨かった!大満足!
有名になって久しいはずですが、今日も行列が出来るような盛況ぶりも、
納得の味です。

次回の「ひとりラーメン博物館」は、
いよいよ中野新橋「短太固」を紹介できそうかな。
インターネット上の情報では読み方は「タンタコ」だそうで、
昨日は夕方に無料で試食会もあったそうです。
オープンが待ち遠しいです。

ひとりラーメン博物館28

2006年10月14日 03時07分04秒 | ラーメン

てなわけで、画像は、中野区新中野「赤坂屋」のラーメン。
この日は、同じ新中野の鍋屋横丁にある「青葉」へ行きたかったのですが、
いつの間にか、閉店してしまった様子。

スープが切れてしまったからとかではなく、
看板も外され、店内もがらんとしていて、撤退という感じ。
んー青葉自体は人気店で、新宿二丁目にも程近い、
花園通り沿いにも店があり、少しずつ店を増やしているようですが、
ここでの商売は厳しかったと言うことでしょうか。

当てが外れた自分は、同じ新中野「武蔵家」にしようか、
鍋屋横丁を下ったところにある「尚ちゃんラーメン」にしようか、
迷った挙句、新しい店開拓ということで、入ったのが「赤坂屋」です。

背脂が浮いていますが、くどくなく、
麺も細くて縮れていて、スープとよくからみます。
チャーシューもどっしりとした肉の旨みで、
ん、わるくない。

たぶん、このぐらいのバランスが飽きもなく、一番よいのでしょうが、
あれこれ食べなれてしまうと、
インパクトを求めてしまうところがあって、
そういう意味ではちょっと弱いかな。

背脂系だったら、武蔵家の方がインパクト大だからなあ。

とはいえ、栄枯盛衰の激しいラーメン業界で、
平成4年からこの場所で店を開き、
こうして店を続けているのだから、
女性にも入りやすく小ぎれいで清潔感のある店内だとか、
そういったところにも
きっと、支持されている理由があるのでしょう。

改めて、飲食店を成功させるって、大変だなと、
感じずにはいられない、新中野の夜でした。

ひとりラーメン博物館27

2006年09月25日 00時27分35秒 | ラーメン
明日は月一回のHIVの通院の日。
きっと体重の事、また言われるだろう。
もう、それだけで憂鬱なのに、
でも、そんなこと気にしている場合ではないのです。

ここ数週間は、お仕事がちょっと大変。
一つ一つはたいしたことではないのですが、
毎週のように押し寄せる仕事のピークの合間に、
忘れてしまうと大変なことになってしまうこともある毎日の業務も、
きちきちとやらなくてはならないわけです。
そう、息つく日がない予感。

正確に言えばちゃんと休みは存在するのですが、
次の日の事とか、その週の仕事の流れを考えちゃうと、
休みが休みでなくなっちゃう感じ??

でも仕方ないな。
そういう時期は、仕事していれば誰にだってあるからね。

そんなわけで、画像は、
千葉県八千代市イオン八千代緑ヶ丘ショッピングセンター内
「ラーメン花月」で、にんにくげんこつラーメンブラック。

たぶん、ショッピングセンターのフードコートで出すラーメンっていうのは、
こんな感じで充分なんだと思うので、
濃すぎるとか、
脂がちょっと多かっただの、
味がウケ狙いで作為的な感じだとか、
そういう文句はつべこべ言わないけれど(いや、言ってるな、もう…笑)、
レジのおねーちゃんが、閉店に近いからか暇だからなのか、
接客の態度がすごくそっけないんだよなあ。

それとも明らかに1人暮らしの仕事帰りの雰囲気醸し出しているおっさんが、
1人でショッピングセンターのフードコートで飯を済まそうとしている
シチュエーションに嫌悪を抱いたか。

でも、そんなこと気にしている場合ではないのです。
とにかく明日は朝8時30分の予約のはず。
早く寝なくては。

ひとりラーメン博物館26…3つの都市をつなぐ麺2・世田谷編。

2006年06月22日 04時38分24秒 | ラーメン
てなわけで、この記事は、
6月14日の記事からの続きで、
先々週、ブログを通じて知り合った友人を訪ねに浜松へ行ったところ、
とても旨いラーメン屋へ連れて行ってもらったのです。

「こんなラーメン屋、うちの近くにあったらいいのになあ…」と
友人に話していると、

店員「お住まいはどちらなんですか?」
俺「東京なんですよ。ただ、昔は静岡に住んでいて…」

店員「実は、東京の店で修行してこっちで店を開いたんですよ」

おおっ!東京に店がある?
なんと!

店員「世田谷なんですけれど、第三京浜の入り口なんですよ。わかりますか?」

???

というわけで、行ってきました。
画像は、東京・世田谷区野毛「なかむら屋」のつけめん。
環八と第三京浜が立体交差する場所の、すぐ脇ですね。

第三京浜…おおっ!これが、あの渡辺美里が歌った第三京浜か!
雨上がりではありませんでしたが、車にほとんど乗らない自分は、
東京に12年住んでも田舎者なので、異常に興奮しました。

本当に、小さく、こじんまりとした店。
全然、旨そうな感じがしません。
カウンターからメニューを覗き、
今回はつけめんを選択し、席に着きます。

待つ事数分。
カウンターに置かれためんをつけタレにつけて食べます。

ん!これは旨い!
なんていうんですかね、韓国風?
ちょいピリ辛、少し甘口、ごま油の香り。
のりをトッピングして正解でした。

旨いと決まったら、あとは自分との戦い。
戦う必要ないですけれど。
いや、もう、その旨さを全身で受け止めようと、
必死なってしまうわけです。

麺を一気にたべひと息つくと、
店主が「スープ入れますか?」と聞いてきます。
もちろん入れてもらい、こちらから話を切り出します。
「実は、先日、静岡県の浜松にあるなかむら屋へ行きまして…」
「おおっ、そうか!」

見た目凄く怖いのですが、とても気さくな方で、
浜松の店の写真や、この店で修行していた方の話を、
いろいろしてくれます。

そんな話をし、ごちそうさまを言うと、
店主は店の名詞を持ち出し、渡してくれます。

店主「沖縄にもここで修行した奴が、店を開いているんだよ。国際通りの一本裏入ったところ…」

ん?沖縄!
俺「実言うと、今度行く機会があるんですよ。是非寄らせていただきます!」

そんなわけで、
この話の続きは、また今度。

俺には最初で最後のプレゼント

2006年04月15日 02時07分52秒 | ラーメン
こないだ、休みの日に、部屋の掃除なんかをしていたら、
ベッドの上においていた携帯電話が「ブー」と震えているじゃないですか。


大体がスパムメールだったりするのですが、
愛に飢えている俺は、携帯電話が震えるたびに、
ついついメールチェックをしてしまいます。
おもむろに見ると、とある友人からのメールじゃないですか。

以前、ブログを書いていた、名古屋地方に住むゲイの友人です。
「スガキヤのスプーン欲しい?新聞でプレゼントするって書いてあった」
とか書いてあるじゃないですか。

そうです、たぶん、名古屋地区の方ならば、ご存知なのでしょう。
あのスガキヤラーメンのへんてこな先割れスプーン…
正式にはラーメンフォークというらしいですが、
そのラーメンフォークがもらえるらしいのです。

どんなフォークか、見たことのない方は、
まずこちらのウェブでご覧になって欲しいのですが、
http://www.sugakico.co.jp/
とてもユニークな形。しかも食べにくく、
まったく意味がないように思われるこのラーメンフォークが、
5月3~7日のゴールデンウィークで、
先着で数量限定プレゼントらしいのです。
しかも、「最後のプレゼント」…?
俺にとっては最初なのに!

これは行くしかありません。
たぶん、もらった後も、たいして大切に扱わず、
普通にキッチンの小物入れに刺さって使わずじまいなんだと思いますが、
もう、たぶん、所有しているというだけで満足。
しかも、最後というからには、行くしかありません。

というわけで、画像は、スガキヤラーメン高田馬場店の、ラーメン。
以前にものせましたが、再掲です。
スガキヤラーメンに捧げるオマージュですな。

ひとりラーメン博物館24「ゲイも寄り付かない場末で…」

2006年04月09日 01時53分32秒 | ラーメン
というわけで、画像は新宿区・新宿三丁目「航海屋」の
ダブルチャーシューメン。

新宿三丁目は、全然場末じゃないのですが、
なぜかこのラーメン屋には、そんなにぎやかな雰囲気が全然しません。
今時の流行のラーメン屋は内装も凝っていて、
BGMにJAZZが流れるような洗練された店も多い中で、
ベタベタと手書きのメニューに、あまり説得力を持たない能書き、そして、
何年前に放送されたのか、この店が取り上げられた番組の放送を紹介する
ポスターだとか、薄汚れた感じは、まさに場末。

歩いて数秒の、近くのスターバックスには、
いつも見てもゲイのカップルやグループが、
そして店員にもゲイっぽい奴がいるほど、
このあたりにはゲイがうじゃうじゃしているというのに、
この店で見かけたことは一度もありません!

そして極めつけは、
この日店内に流れていたのは、渡辺美里が歌う「秋の気配」。
オフコースの名曲ですよ。なぜか渡辺美里。
終電前に、一人で、読み古した新聞を読みながら、くたびれた感じで、
ラーメンをすする、そんなシチュエーションが、ちょっと好きです。
ああ、また「おひとりさま」だな。土曜の夜なのに。

ゲイに人気がないというだけで美味しくないと決め付けるのは
少し強引なのですが、美味しいものの話には耳がないはずのゲイが、
この店に寄り付かないのは、たぶん、客観的に見れば、
もしかしたら、それほどの味の店ではないのかもしれませんね。
でも俺は好きです。
一ヶ月に一回は寄って食べて帰っているかな。

明日も、仕事です。がんばろうっと。

ひとりラーメン博物館23

2006年04月02日 10時28分21秒 | ラーメン
昨日の東京は、暖かくお花見日和でしたね。
自分の通勤途中にある新宿御苑の駅は、普段にない乗降客の多さでした。
それなのに、今日は、もう雨ですか、東京は!
花散らしの雨になりそうですね。

昨日お花見が出来た人たちは、ラッキーですな。

というわけで、画像は新宿区歌舞伎町「どうとんぼり神座」の
おいしいラーメン。渋谷のセンター街にも店が出来ましたね。
厚切りチャーシューともやしと煮玉子がトッピングです。
このブログにのせるのは2回目でしょうか。

「3回食べるとくせになる」という独特の味を売り物にしているのですが、
自分は、初めて食べたときは、おいしいと感じることなく、
また3回食べさせないと良さが判らないようでは、
とてもじゃないけれど、東京、しかも歌舞伎町なんかでは
成功しないのではないか…
と感じていました。

でもね、実際、昨日3回目を食べましたが、
3回目、おいしいですね。なぜだろう?

不思議です。
野菜のおいしさがスープで味わえます。
んーやられた!