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時が過ぎていく。
ときには、その日の風まかせ。
ほっとひと息しませんか。

世の中捨てたもんじゃない

2024-07-07 07:18:08 | 日記
 毎日新聞 Yahoo!ニュース2024.7.6記事より抜粋   

コンビニエンスストアに行った帰り道、84歳の母親が突然、ふらついて倒れそうに
なった。付き添っていた娘さんは慌てて、助けを求めた。母親の体を一人では支え
きれなかった。駆けつけてくれたのは、道路の向かい側にあるヤマト運輸営業所の
ドライバーだった。
  *写真はイメージ

 
娘さんは6月27日、暑さが増してくる中で、離れて暮らす母親の食欲が落ちていると
知り、心配して会いに行った。持参した豆腐を差し出すと、母親は喜んで完食した。
「見たところ元気そうでした。自分で好きな食べ物を選べたら、もう少し食べられ
るかもと思い、買い物に出かけることにしました」少し離れたコンビニまで母親と
歩いて行った。だが、店内で母親の具合が悪くなった。帰り道に倒れそうになり、
焦って大声で何度も叫んだ。「助けてくださーい! 助けてくださーい!」
すると、道路の向かい側のヤマト運輸の葛飾柴又営業所から、何かを手にした男性
ドライバーら4人が駆け付けてくれた。すのこに、業務用とみられる梱包材(エア
パッキン)を敷き、手慣れた様子で、簡易ベッドを作り、母親が横になれるように
してくれた。昼過ぎで、気温も上がっていた。傘で「日陰」を作り、営業所にあっ
た保冷剤を使い、熱中症にも気を配ってくれた。その合間に、自転車で通りかかっ
た男性が119番通報。母親は、救急車で搬送され、病院で処置を受けて、回復した。
娘さんは「母は食事と水分が十分に取れておらず、倒れてしまったようです」と振
り返る。


  
娘さんは感謝を込めてX(ツイッター)に投稿した。「世の中捨てたもんじゃない」と。
ヤマト運輸の広報担当者は「当社は、地域に根差した事業を行っており、地域の皆
さまの安全や安心を確保することは、重要な責務であると考えております。今後も
、地域社会により愛される存在となるために、努めてまいります」とコメントした。

 当たり前のことが当たり前でなくなった当世で、このような記事を目にしますと、
やっぱり、世の中は思いやり、助け合いが大切だということを痛感しました。

 

 

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