手のひら返し

サッカーW杯は日本代表が１次リーグを通過、決勝トーナメント進出
を決めた。きのうはテレビ各局が日本代表の戦いぶりを放送していた。
大会開会前には「1次リーグ3戦全敗もありえる」と言ってたマスコミ
も、決勝Tを果たすと今度は西野監督の大胆な采配と選手の活躍を
褒め称えた。
W杯2カ月前に就任した西野監督の評判は決してよくなかった。まさに
手のひら返しだ。
マスコミの報道はころころ変わり信用できないし、私たちの社会にも
この「手のひら返し」があることは否めない事実。

勝ち負けにはいろんな形があるが・・・

サッカーW杯で日本が決勝トーナメント進出を決めたことについては
喜んでいるが何か複雑な気持ちでいる。
日本はポーランドと決勝トーナメント進出をかけ対戦して0ー1で敗れた。
この試合の後半、日本チームはパス回しに終始し会場から大ブーイング
が起こった。結果的には敗れたが勝ち点が同じのセネガルと並び、フェア
プレーポイントの差で決勝T進出が決まった。
攻める姿勢を一切見せずに時間稼ぎに終始した日本チームへ国内外から
「とんだ茶番」とか批判が上がっている。
私もあくまで攻めて勝ちに行ってほしかった。ルール内といえ、観客を無視
したようなアンフェア？な戦いで、フェアプレーポイントの差で勝ち上がると
はなんとも皮肉なことである。

ガソリン価格が高騰

ガソリンの値段が1リットルあたり150円を超え
高止まりを続けている。
この原油の値上がりは運輸、電力など各業界に
影響が及び、ひいては家計にも直結する問題に
なってくる。
きょう日曜日は車で出かける予定の人もいると
思うが、私は当面マイカーの利用を控えたい。

どうした小池百合子都知事

最近、メディアへの露出度が減っていた東京都の小池百合子知事が、
久々に報じられたのが学歴詐称疑惑。
自身の書籍で「カイロ大を首席で卒業」としたことについて、大学側も
認めていると反論している。

小池百合子さん、知事就任時は高い人気を誇って期待されていたが、
いまはどんな政策を実施し活躍されているのか、ほとんど聞こえてこない。
豊洲市場移転問題はどうなった？
2020年東京オリンピック開催を迎えるに当たり、都政を女性目線でしっかり
運営し頑張ってもらいたいものだ。

だめだこりゃあ！

自民党の穴見陽一衆院議員が衆院厚生労働委員会で、受動喫煙対策を
強化する健康増進法改正案をめぐり、肺がん患者の長谷川氏が参考人と
して発言した際に「いいかげんにしろ」とやじを飛ばしたことが分かった。

長谷川さんは肺がん患者の立場から受動喫煙をなくしてほしい。しかし、
喫煙者にとって吸う場所がないと困るという気持ちも分かるなどと喫煙者の
思いにも配慮した発言をした直後にやじを飛ばした。

いま受動喫煙が社会的問題になっている中で、こんな発言をするなんて
議員の資格はない。受動喫煙対策への思いを訴えた患者の声に耳を傾け、
真摯に対応するのがまっとうな政治家だろう。

この穴見陽一議員はレストランチェーン「ジョイフル」創業者の長男である。
受動喫煙防止法成立で飲食店での喫煙禁止を恐れているのではと勘ぐって
しまう。