映画を観て寿司ランチ

直木賞受賞、黒川博行の「破門」、映画を観て来た。
イケイケやくざの桑原とぐうたらな建設コンサルタントの二宮。
ハチャメチャなアクションと二人の軽妙な大阪弁の掛け合いが
楽しい。主演の二人には佐々木蔵之介と横山裕。
先にスカパーでドラマ化されていて、こちらのキャストは
北村一輝と濱田岳。
（個人的には、この二人の方が原作のイメージに近いと思う）
スリリングなエンタティメント映画で面白いです。

映画を楽しんだ後に「博多玄海丸」で寿司ランチを食べた。

昼のランチでワンコイン（500円）のお値打ち料金になっている。

収納破産

キャリア女性として活躍中の経済評論家の勝間和代さん。
ここ数年、自宅が散らかって「汚部屋」だったそうだ。
そこから一念発起して部屋を片づけた結果、良いことが次々に起きたそうだ。
「収納破産」―　片づけられずに部屋が散らかった状態を、勝間和代さんは
経済評論家らしい言葉でこう表現する。
実は１年ほど前まで、勝間氏自身が収納破産状態に陥っていたという。
「収納破産とは、『収納の赤字状態』のこと。
収納スペースを使い切ると、モノがあふれ出る。
クローゼットを片づけようとして、勝間氏はある重大な事実に気づいたという。
「普段あまり着ない服がクローゼットに収納され、日常よく着る服が外に散乱
している」ということだ。
部屋にモノがあふれているから、必要なモノが探せない。探せないから新しく買う。
さらにモノが増えていく。この収納破産状態から抜け出すために、勝間氏はまず
「モノを捨てる」ことから始めた。捨てるときの基準は、「今使うモノだけを残し、
使わないモノは捨てる」。これを徹底したのだ。
そうはいっても、「いつか使うかもしれない」と思うと、なかなか捨てられない
こともある。『いつか使うかも』と迷ったときは、自分の財布と相談して、
『買い直せるモノは捨てる』と決めたという。

部屋が片づいたことで、日常生活の効率が格段にアップし、好きなことに費やせる
時間が増えたという。掃除も楽にできるようになり、1日10分の掃除だけできれいな
状態を維持。そして何より、「すっきりした部屋でストレスなく過ごせるので、
仕事も人生もうまく回り始めた」と話す。

映画 沈黙

遠藤周作の名作と言われている小説「沈黙」を、
マーティン・スコセッシ監督が映画化した『沈黙-サイレンス』を観た。

神と信仰を描き、「神はなぜ沈黙しているのか、いや沈黙の中にこそ
神はいる」のだと、問いかけてくる。

俳優さんたちの演技も素晴らしかった。しかし、なぜか見終えたあと
気持ちが重たくなった。

妻との旅 疲れる？

歩けなくなったらじゃ旅行にもいけない！
夫婦そろって元気なうちに旅をするのもいい。

「元気」といえば、町を歩いているシニアの夫婦を
見ていると、おおかた女性の方が男性より元気である。
私たち夫婦も世間同様で妻が元気である、年の差6歳と
私より若いが、それだけではないような気がする。
やっぱり女性は強い。

町を歩いていて、播磨山本店を見かけ「懐かしかぁ、
せっかくやけん、入ってみよ–」と、さっさと立ち寄る。
おかきが好きな妻は博多の店を贔屓にしてたが、何年か
前に閉店してしまった。久しぶりに食べてみたかったの
だろう、珍しい「おかき」だからと買うのである。
また、私がコーヒータイムしている間に、駅ナカの衣料店に
行き「安くていい服があったけん、買ってきたとよ」と私に
見せては喜んでいる。
そのほか、まだいろいろあるが書き切れない。

こんな自由奔放な妻が「アンタといっしょの旅は疲れるヮ」と、
いけしゃあしゃあと言ってのける。
困ったもんです。(苦笑い)

妻との旅 (2日目)

宿泊ホテルの温かいコーヒーとパンのモーニングサービスを
頂き出発する。JR三ノ宮東口からグリーン色の循環バスに乗り
神戸の街並み巡り。まず、北野坂で降車し坂道を歩きながら、
北野異人館街あたりに向かう。妻は坂道を苦にもせず元気だ。
23日、月曜で人通りも少ない。北野美術館周辺のベンチに座った
妻を写真でパチリ、妻の破顔につられて何枚も写してしまう。

次は神戸市役所前で降りて東遊園地へ。阪神淡路大震災の慰霊と
復興の「希望の灯り」の前で黙祷する。

南京町(中華街)から元町、三宮あたりをぶらり。
腹も減ったので、老舗の洋食屋【もん】で昼食。
妻が以前から食べたいと願っていた「ビフカツ」を、私は
「とんかつ定食」を食べた。美味しく頂いた。

23日、神戸は冷たい風が吹き、時折雪や雨も降った。
特にメリケンパークは海からの風が強く寒かった。


神戸ポートタワーに上り神戸の街並みを一望、眼下には
神戸海洋博物館（月曜日休館）、そして神戸震災メモリアル
パーク（工事中）が。
ポートタワーを下りてメモリアルパークに立ち、22年前の震災に
想いを馳せ頭を下げる。
瞬間、あたたかい風が通り抜けたような気がした。