コモディティー（商品）足りない世界

　商品（コモディティー）にあふれた世界から、商品欠乏の時代へ
世界中で大量に取引される「商品」（コモディティー）の国際価格が軒並みに上がっている。
農産物ではカカオ豆、オレンジ果汁、コーヒー豆、オリーブオイルが、金属ではアルミニウム、
銅などが値上がりしている。いずれも供給不足が値上がりの要因と見られる。生産地での紛争
激化▽欧米によるロシアなどへの経済制裁▽異常気象や病害の蔓延▽環境保護意識や資源ナシ
ョナリズムの高まり、といった事情が絡み合っている。
日本はこうした商品の大半を輸入に頼っているため、現在の円安では輸入価格は高止まりしそ
うである。

具体的には、日本の家庭でも日常的に使われるようになったオリーブオイルの値上げ。パスタ、
チョコレート、菓子パンなども8月に値上げされた。10月も２千品目台の値上げが見込まれると
いう。

晴れた日には晴れを愛し雨の日には雨を愛す

各地で台風10号の被害が出ています。
暴風や大雨の日は、ついつい気持ちまで落ち込みます。
こんな時には、作家の吉川英治さんの、
「晴れた日は晴れを愛し　雨の日は雨を愛す
楽しみあるところに楽しみ　楽しみなきところに楽しむ」
の言葉が曇った気持ちを前向きに変えてくれます。

今日という一日一日を大切に過ごしていけたらと思っております。

希望に生きる者はつねに若い

　「希望に生きる者はつねに若い」
哲学者　三木清の人生論ノートに記されている言葉です。

希望がある人には、やりたいことがいっぱいあります。
やりたいことがたくさんあると、意欲が湧き心が若返ります。
くよくよせず、若く生き生きとしてる人は常に夢があります。

パナソニック創業者の松下幸之助も、
「今日は新しい、常に新しい、常に新しいものを求めて行く
ところに、若さがある」と言っています。

人生は限りがあります。失敗を恐れたり不安な気持ちになる
より希望を持って生きていたいものです。
年齢にかかわらず、常に視野を広げ希望を持って生きている
人はいつでも若く輝いています。

「ありがとう」をたくさん伝えよう

「ありがとう」という言葉は、人を豊かな気持ちにしてくれます。
コンビニ、スーパー、飲食店でも従業員の方へ、感謝の気持ちを伝えましょう。
「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えられたら誰だって嬉しいもの。
誰かが誰かに「ありがとう」の言葉を届ける連鎖。


ありがとうという言葉が物の大切さを教えてくれる。そして、笑顔が増えれば
きっと、自分も周りの人も幸せになれるような気がします。

人を仕事に合わせるより、仕事を人に会わせる

　朝日新聞：天声人語（2024.8．26）より抜粋
母親が、我が子の履歴書を持って訪ねてきた。
障害のある息子を雇ってほしいという。「うちでは無理です」と断っても、
彼女はあきらめなかった。「給料はいらないですから、働かせてください」。
そう言って、何度も、何度も頭を下げた
▼「驚きました」。農園を営む鈴木さんは30年ほどの前の出来事を振り返る。
「当時の私にとって、働くことはお金を稼ぐこと。何だか自分が薄っぺらく
感じました」▼福祉に携わる友人に相談すると、言われた。「お母さんは信じ
ているんだよ。この世に無駄な人間はいない。息子にも役割がある。どこかに
彼を必要とする人がいると信じているんだ」▼何か起こるぞと身構えたが杞憂
に終わる。時間はかかるが、彼らの仕事は丁寧だった。助け合いの言葉が職場
に行き交い、農園の雰囲気もよくなったという▼鈴木さんは思った。人を仕事
に合わせるのではなく、仕事を人に会わせよう。・・・

現在は障害者の雇用の促進等に関する法律もでき、障害者も働きやすい社会に
なってきています。より一層、障害者の職業の安定を図ってほしいものです。