☕コーヒーブレイク

時が過ぎていく。
ときには、その日の風まかせ。
ほっとひと息しませんか。

認知症と家族介護

2017-04-27 10:41:31 | 日記
高齢化社会になって、ますます増加する認知症患者。
この『認知症』の治療、予防はどうすればいいのか。
「認知症は、もの忘れとは違い、体験したことを忘れて
しまうこと。生活習慣病からの原因が多く、症状が出た
と思えば早めに病院で受診するように」と専門医が話し
ていました。

きのうのブログにも書きました「介護」の問題、
認知症患者の数が増えるということはその介護者も増える
ということになります。その中での問題点として家族介護
があります。いつまで続くか分からない介護は言葉で表せ
ない程たいへんな事だと聞きます。
精神的な負担だけではなく、金銭的な負担、どうすれば
いいのか大きな問題です。

追いつめられる介護

2017-04-26 11:22:58 | 日記
今や日本では【介護】が深刻な問題になっています。

テレビキャスターである安藤優子さんが回顧する。
「在宅介護も大変でしたが、母を民間の高齢者施設に入れようとした時も大騒動でした。
母が『自分の家があるのに、なぜそんなところに行かなければいけないの!』
『何のためにあなたたちを育てたのか分からない!』と、抵抗したからです。だから、
『家の水道の工事があるから1週間だけ』と言って、何とか施設に連れていきました」
だが施設入所後も、「母は泣くわ喚(わめ)くわの大騒ぎ。『こんなキチガイ病院に
私を連れてきて!』と怒っていたのを、今でもよく覚えています。施設にいる要介護の
人たちを見て、自分は違う、一緒ではないと思うんでしょう。そうした暴言があまりに
ひどいので、施設の方から『落ち着くまで面会しないでください』と言われ、結局、
私たち家族は2週間、施設に出入り禁止となりました」

妻や子どもたちなどと「チーム」を組んで義母の在宅介護を「完遂」したアナウンサー
の生島ヒロシさんも、改めて現実の厳しさを指摘する。
「私たちが1996年に介護を始めた当初は、まだ介護保険制度が始まる前だったので、
ヘルパーさん代だけで月に50万円くらいかかりました。そうした家計の負担も一切
顧みず、まだらボケの義母は『デイサービスは嫌、施設は嫌』など、わがままを要求し
続けた。ボケ始めると、少しずつ子ども返りしていき、自分のことしか考えられなく
なるんですね」

哀しいことに、「死に方」までカネ次第の面があると言えそうなのだが、
「離職した介護者は、介護対象者である父母の月々10万円程度の年金を頼りにしなけ
ればならないケースもあります。これでは施設に預けようと思っても無理で、在宅で
介護せざるを得ませんよね。介護保険制度とは、いつでもどこでも、在宅、施設を問わず
誰もが望む介護を受けられるという狙いで始まったものだったはずなんです」


団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年に、日本の要介護人口は12年の
452万人から1・5倍も増え、650万人以上になると推計されています。
いつ自分自身が『介護する、される』の当事者になるかもしれません。介護難民に
ならないためにも介護支援制度などに関する知識をしっかりと身につけ、十分な備え
をしていくことが大事だと思います。

歩けるうちにとにかく歩く

2017-04-25 09:11:11 | 日記
 <週刊現代記事より抜粋>
二本の足で歩くこと。そんな当たり前のことがある日突然できなく
なると、老いは想像を超えたスピードで進む。早い段階でその兆しを
見つけて、車椅子生活を避けるためには、どうすればいいのか。

歩くことは認知機能と直結しています。動くと目からいろいろな
情報が入ってきますし、それを処理することで脳を使うのですが、
ベッドに寝たままだとそのような刺激がなくなる。
歩けるうちにとにかく歩く。

自分が歩けなくなる状態にどこまで近づいているか、チェックする
方法もある。
日本整形外科学会が'07年に提唱した「ロコモティブ・シンドローム」
がある。これは骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、歩行や
立ったり座ったりするなどの日常的な動作に障害がある状態を指す。
ロコモティブは歩けなくなる人の予備軍。歩けることは歩けるけれど
フラフラしてしまう。こういう人たちが歩けなくなる前にトレーニングを
して、しっかり歩けるようにしよう。歩けなくならないための対策として
は、歩けるうちに、正しい歩き方で歩き続けることがいちばんだ。

「まずはこまめに歩くことです。タクシーの短距離が400円ちょっとからと
安くなったために、短い距離でもタクシーを利用する高齢者が増えてい
ますが、歩く体力がある限りは100mでもいいので自分の足で歩く。
歩くことで血流がよくなって脳が活性化する。手を振りながら歩けば、
胸や背中の筋肉も使うことになり、全身運動ができる。駅の階段も無料
のフィットネスだと思えばいい」

普段意識することはないだろうが、自分が自分の足で歩ける幸せをかみ
しめて積極的に運動すれば、寝たきり生活はおのずから遠ざかっていくに
違いない。

年長者と若者

2017-04-21 10:33:24 | 日記
現代社会では何かと人の不寛容さが招くトラブルが多いようである。
些細な事で店員さんを怒鳴る人、あるいは駅員さんに文句を言う人
など例を挙げたら数多くある。
なぜこんなに不寛容な社会になってしまったのか。なぜ寛容になれ
ないのか。

人を批判する際の言葉の中でも「最近の若者は……」とはよく聞く。
一方で、「最近の年寄りは……」ということも聞くようになった。
年長世代と若年世代は、お互いに価値観のギャップもあり、互いのあり
方が許せなくなってしまう。これは異なる時代の価値観が理解できない
部分に原因があるのだろう。
若者と年輩者の間には、自分にないものを持っているという無意識の
感情がそこにはあり、不寛容になるのもある意味仕方ない事かもしれない。


おしまい

2017-04-20 12:48:33 | 日記
このところ、いい天気が続き気温も高くなりましたので、春夏用に
衣替えすることにしました。
ハンガーに吊るしたままの服、山積になっていた服を片づけて
しまいスッキリしました。
我が家では自分の服は自分で片づけ、しまうことが決まりで、
結婚してからずっと続いています。上手く妻に躾られました。(苦笑)

小澤俊夫 昔話へのご招待】
 『おしまい』
昔、あるところに、じいさんとばあさんが住んでいた。
じいさんは山に芝刈りに、ばあさんは川に洗濯に行った。
すると、川上からどんぶらこどんぶらこと、大きな箪笥が
流れてきた。ばあさんは、喜んで箪笥をかついで帰った。
じいさんとばあさんは、箪笥の引き出しをあけてみた。
すると、とても美しい着物がたくさん入っていた。「立派な
着物だ。何枚あるのか、当たり前の数え方ではもったいない。
おをつけて数えよう」とじいさんとばあさんは、さっそく
数えはじめた。「お一枚(おいちまい)、お二枚(おにまい)
、お三枚(おさんまい)、お四枚(おしまい)」