長くて疲れた一日

今日は浅口市中央公民館「手打ちそば入門講座」での試食用そばが必要なため、早朝5時から1.2Kgと1Kgのそば打ちを行った。今年度「手打ちそば入門講座」も7回目となり、本日から全員が700gのそば打ちを始めたが、200g増えただけでも違和感を感じるようである。


そば打ち講座も回数を重ねるにつれ、講座生の皆さんは菊練りを早くマスターしたいようで、盛んに菊練りの真似ごとをしているが、なかなか思うように出来ないものである。しかし、あと一歩の所まで到達している講座生に、一寸のアドバイスを行ったら出来るようになった。菊練は何かの切っ掛けで出来るもので、本日2～3名の講座生が会得したようである。


釜前は前回の講座から1名を指名したが、本日もう一人の講座生も練習したいとのことで、交代で茹での練習を行うことになった。釜前はかなりの経験が必要で、掬い笊の扱い方や麺の太さによる茹で時間の調整、オーバーフローや焦げ付き対策、そば釜やLPGガスの後始末等が重要である。


最後に皆さん楽しみの試食会であるが、釜前担当の講座生2名が指導者のアドバイスを受けながら、全員のそばを茹で上げた。本日の試食会には飛び入りのお客さんが1名加わったが、講師が会社勤めをしていた頃の同僚が、試食会の寸前に偶然健康福祉センター内で出会い招いたものである。


健康福祉センター内で1時間ほど休憩し、午後1時からは「浅口そば打ち倶楽部・鴨方」の定例会を行った。本日は皆さん忙しいようで欠席者が多く、11名が参加してそば打ちの練習を行った。そば打ちを始めて1年半になるのに、未だ茹でたそばが切れるというので、本日は水回し練りを十分行い、麺帯が乾燥しないよう手早くそば打ちを行い、実際に家庭で行っている湯掻き方を再現してもらった。茹で上げて洗い盛りつけを行った結果全く問題ないようなので、家に持ち帰り茹でた結果報告が楽しみである。



昨日も笠岡市中央公民館「手打ちそば実践講座」での試食用そば1.5Kgを早朝から打ち、その後笠岡市中央公民館で講座を行っていたので、今日の長丁場と相まってかなり疲れを感じた一日であった。


にほんブログ村