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 ゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

こどものほん「河田由美子・ぼんぼん代表=釧路市」

2008-10-22 14:07:00 | 本と雑誌

「幼児向き」

だるまさんが だるまさんが
価格:¥ 893(税込)
発売日:2007-12

だるまさんが」といえば?「ころんだ」ですよね!子どものころよく遊                              びました。今の小さい子たちも知っているかしら・・・と思いながら「だ                              るまさんが」と読みますと、「ころんだ!」と自信たっぷりに応えてくれ                             る子がいます。でもペ-ジをめくると、期待を裏切る展開が・・・。                                  次を?今度こそ!みんなが息をこらして見守る中、だるまさんはいた                             ってマイペ-ス。乳幼児のおはなし会でも驚くほどみんなを引きつけ                             ます。その場の空気を温かく揺り動かしてしまうだるまさんのふしぎ                              な絵と言葉の魅力に脱帽です。

ふってきました (講談社の創作絵本) ふってきました (講談社の創作絵本)
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2007-02-01

いまにもふってきそうなそらです。つるこちゃんは、おかあさんにあげる                            ためのお花を摘んでいます。すると、ふってきました。雨でも雪でもな                            く・・・なんとおおきなわにが! つるこちゃんびっくり。お花はばらばら。                            でもわにが一緒にお花を摘んでくれることに・・・。するとまたふってき                             ました。今度は何?次々ふってきたみんなと一緒に、すてきな花束を                             完成させたその時、最後にふってきて、みごとな着地をみせたのは?                            その日お誕生日の・・・誰でしょう?ふふふと笑いがこぼれます。

「低・中学年向き」

おじいちゃんと日の出を見たよ (クローバーえほんシリーズ)

おじいちゃんと日の出を見たよ (クローバーえほんシリーズ)
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2008-04

数年前札幌から釧路へ帰る時、夜行列車に乗ったことがあります。その                           車窓からみつめた夜明けの光景は今も鮮やかに心に残っています。太                            平洋の水平線から、さんぜんと輝きながら昇ったおひさまは、まさに希                            望のようでした。この絵本は、「ぼく」がおじいちゃんと一緒に「日の出」を                           見る様子が、丁寧な絵と思いのこもった言葉で描かれています。夜明け                           前の静けさ。少しずつ明るくなり、動きだす生命の息づかい、おひさまへ                           の感謝、平和への祈りが静かに伝わってきます。

ヤクーバとライオン 1 (1) (講談社の翻訳絵本) ヤクーバとライオン 1 (1) (講談社の翻訳絵本)
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2008-03

アフリカの奥地にある小さな村。成長した少年ヤク-バは、一人前                              の戦士として認められるために、一人でライオンと戦ってたおさなけ                              ればなりません。夜になり、暗闇で出合ったライオンは、傷を負い力                             も尽きていて、しとめるのはたやすいことでした。みつめ合ったヤク-                            バが選んだ行動はどんなことだったでしょう。本当の勇気とは何か?                             現代社会の現状も重ね合わせて考えさせられます。モノクロで力強                              く描かれた絵。圧巻です。

「高学年以上」

被爆者―60年目のことば (シリーズ・自然 いのち ひと) 被爆者―60年目のことば (シリーズ・自然 いのち ひと)
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2005-07

決して忘れてはならないこと、風化させてはならないことのひとつに「戦                           争」という残酷な事実があります。広島や長崎で被爆し、顔や体や心に                            書き尽くせない傷を負った人々か゛、後遺症や苦しみを抱えながら自ら                            をさらけ出し、語り継ぐ努力をしておられます。彼らの願いはひとつ。「こ                            の地球上から核兵器がなくなり、安全で平和な世界を築いていくこと」で                          す。母のおなかの中で被爆し、原爆小頭症という病気を持って生まれた                           百合子さんほか6人の写真と言葉が、深く重く胸に迫ります。

アリスは友だちをつくらない アリスは友だちをつくらない
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2008-04

深い悲しみを抱え、心を閉ざしている少女アリスと、ポ-ランド生まるれ                           の少年ジコルカが、同じ日に同じ学校に転校してきて出会い、心を通わ                           せ合うようになるまでの物語。2人の家庭の事情の孤独感を深める要因                           になっています。「子どもはおとなより小さな胸に、おとなとおなじかなし                            みをかかえなければならない」という文が胸をつきます。でも2人は誇り                           を持っていて成長する力を感じさせます。アリスの祖父母の楽天的な柔                           軟性と思いやり深さも魅力的。

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ボツリヌス菌 作用解明

2008-10-21 17:30:00 | ほっかいどう関連情報

東農大網走 丹羽教授の研究グル-プ                                             世界初、食中毒の仕組み示す

100_0981 [網走]東京農業大生物産業学部(東農大網走)                             食品科学科の丹羽光一教授(41)の研究グル-                             プは、ポツリヌス菌の毒素が食中毒などの症状を                             引き起こすメカニズムを世界で初めて解明、ヨ-ロ                            ッパ細菌学会誌の電子版最新号に発表した。ボツ                            リヌス毒素は致死性の高い食中毒を引き起こす一                            方、筋肉の異常緊張を和らげる治療薬にも使われ                            るが、作用の仕組みは不明だった。丹羽教授らは                            牛の大動脈の壁をつくっている「血管内皮細胞」を                            培養してボツリヌス毒素を接触させ、倍率三百-六百倍の顕微鏡での                 観察を三年間続けた。この結果、毒素が細胞に接触すると、細胞から                            出ている「糖鎖」と呼ばれる毛のような部分が毒素をつかんで細胞の                            中に取り込み細胞を通過させていた食事で体内に入った毒素は「口→                           腸→毛細血管→毛細血管の外の体液→神経細胞」というル-トで神                            経細胞に至ることが確認された。この毒素は筋肉に信号を伝える神経                            伝達物質アセチルコリンの動きを阻害することで筋肉を弛緩させるため、                          重症の場合は呼吸まひなどで死亡することもある。ボツリヌス菌は道内                           などの海岸の砂に広く分布。菌が付着した魚で作られた「いずし」は、                            長期保存中に菌が増殖し、度々食中毒を引き起こす。全身の筋肉がね                           じれたり硬直したりする原因不明の運動障害ジストニアや、まぶた、顔                            などの筋肉のけいれんの治療にも、少量のボツリヌス毒素を注射する                            療法が行われている。丹羽教授は「今後、ボツリヌス毒素が神経細胞                            に働きかけることを、さらに明確にしたい」としている。道立衛生研究所                           (札幌)の孝口裕一研究員は「医薬品の安全性確保や効果改善につ                             ながる」と評価している。

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毒ガスを高感度で分析

2008-10-21 15:30:00 | うんちく・小ネタ

化学テロで使われる恐れのあるサリンやマスタ-ドガスなどの毒ガ                             スを、従来より高感度で測定する検知器を警察庁科学警察研究所                              と日立製作所が開発した。資料の空気を取り込んだ後、余分な成分                             を排除して対象物質だけをイオン化させて分析することで、感度を従                             来の携帯型検知器の100倍程度に向上させた。サリンでは、致死                             濃度の25万分の一でも検出できたという。マスタ-ドガス成分の入                             った瓶が見つかった神奈川県の旧相模海軍工廠で、処理作業の安                             全確認にも利用された。現在は重さ270㌔と大型で、数千万円台と                             高価だが、量産すればより小型で安くなるとしている。

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トカゲの尾が紫外線反射

2008-10-21 15:20:00 | うんちく・小ネタ

伊豆諸島などに生息するオカダトカゲの子ども(幼体)い、尾で紫外                             線を多く反射するタイプがいることを東邦大などのチ-ムが発見した。                             幼体の尾が青いのは、天敵に見つかったときに尾を目立たせて急所                            への攻撃を防ぐ“トカゲのしっぽ切り”をしやすくするためとされる。                              チ-ムは、ヘビがいない八丈島のオカダトカゲの幼体の尾は紫外線                             をほとんど反射しないのに対し、ヘビが生息する神津島では約40%                             を反射することを突き止めた。天敵のヘビや鳥などは、人に見えない                             紫外線も色として認識する。チ-ムは、神津島ではより尾が目立つ                              タイプが生き残ったのではないかと考えている。

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増加する前立腺がん

2008-10-21 15:00:00 | 健康・病気

ちょっと聞けない「泌尿器科の話」=古屋 聖児解説                                      高脂肪食 取りすぎ注意

最近、日本で前立腺がんの増加が指摘されています。この病気、欧                             米人に好発し、米国では男性のがんの中で第1位を占め、10万人                              当たりの発生率は黒人で175人、白人で107人です。日本人の発                             生率は今のところ米国平均の約10分の一です。ところが、徐々に増                             加し、20年後には前立腺がんによる死亡率は現在の3倍になると推                             定されています。前立腺がん増加の原因の一つは、日本人の長寿高                             齢化です。このがんは年をとるほど多く発生する性質を持っています。                            実際、日本の前立腺がん発見率は50歳代では0・15%ですが、70                             歳代になると10倍の1・5%と増加します。また、日本人の食生活の                            欧米化、とりわけ高脂肪食が増加の危険因子です。その証拠に日本                            人と同じ遺伝子を持つハワイ在住の日系人に比べ、前立腺がん発生                            率は実に約5倍も高いからです。日本食の納豆やみそなどに含まれ                             る大豆イソフラボンのがん抑制作用が影響していると言われています。                           まさに世界に誇れる日本食の底力です。最も重要なことはPSA検査                            が 開発され、前立腺がんの早期発見が可能になったことです。PSA                             は前立腺がんマ-カ-と呼ばれ、採血だけで簡単に検査できますの                           で、50歳以上の男性は1-3年こ゛との定期検査を(北見医師会長)

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新書 異端のメス

2008-10-21 14:00:00 | 本と雑誌
異端のメス 異端のメス
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2008-09-30

著名な心臓外科医としてテレビなどでおなじみの大和成和病院(神                               奈川県大和市)院長の南淵明宏医師による医療エッセ-。「病院の                              ウソを見抜く方法教えます」のサブタイトルで、医療のウソを暴く。                               例えば外科医は本来、内科医の診断の結果、「手術が必要」とされ                              た患者だけに手術を行うものだが、内科医に変身して検査を行い、                              自分で手術を行っている例を紹介。「外科医は常に手術をしたいもの                             だから、判断は内科医が行うべきもの」と批判する。その上で「手術                              が必要」と言われたら従うふりをして、「必ず別の医師の意見を聞く                              べきだ」と訴える。

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それからの「写真甲子園」

2008-10-20 14:36:47 | ほっかいどう関連情報

育ててくれた「写真甲子園」に恩返し                                                OB・OGが初の全国巡回展(札幌は20-24日)

100_0991 上川管内東川町などを舞台に全国の高校生た                              ちが写真の腕を競い合う「写真甲子園」。この大                             会の出場経験者たちが「自分を育ててくれた大                              会に恩返しを」と、全国六都市を回る「0B・0G写                             真展」を初めて企画した。道内では唯一、札幌市                             北区7西1のキャノンギャラリ-で20日から24                              日まで開かれる。写真甲子園は毎年夏、全国8                             ブロックの予選を勝ち抜いた24絞が出場し、4日                            間にわたって写真の腕を競う。大会に出場したこ                             とのある全国の仲間に「今の自分」を伝えるととも                            に、本州でも写真甲子園を広めようと、経験者有志が写真展を企画し                た。北海道から沖縄まで、全国の10代から30代までの39人が自由                テ-マで一点ずつ出品。9月の東京を皮切りに、来年4月までかけて                 札幌、仙台、大阪、名古屋、福岡で開かれる。札幌では、札幌厚別                             高写真部長として2000年に優勝した白石区の団体職員、桝井亜実                            さん(26)が中心となって準備を進めた。仲間と個展を開くなど、今も                             カメラから身近にある生活を送る桝井さんは「まさかの優勝から8年                             たったけど、今も写真甲子園に育てられていると感じてます。今後も写                           真展を続け、大会を盛り上げるお手伝いができれば」と話す。札幌での                           写真展は20日から24日までの午前9時-午後5時半(最終日は同4                           時まで)。入場無料。

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発信2008<写真の町・東川㊦>

2008-10-18 19:00:00 | ほっかいどう関連情報

15年目の「甲子園」 誇り 見え始めた経済効果

100_0955

1985年に「写真の町」を掲げた上川管内東川                              町の試みは当初は町民の間でさえ戸惑いが大                              きかった。「写真甲子園」など写真関連の事業に                              かかる費用は例年約五千五百万円。このうち寄                             付などを除く約4割は町の持ち出しだ。「写真で                              メシが食えるのか」「福祉や道路整備などもっと                             必要な事業がある」という批判は、今も完全にぬぐい去られていない。                それでも高校の美術の教科書で取り上げられたり、漫画化されたり                             と注目を浴び、さらに小さいながら経済効果の芽も見えてきた。今年                             6月、広告写真制作のアマナホ-ルディングス(東京)の全国の株主                             のうち約二千人に、東川町産のコメやトマトジュ-スを詰め合わせた                             株主優待ギフトが届いた。「写真甲子園を続け、写真文化を育てて                               いる東川を応援したかった」と同社は説明する。農産物の販路として                             はほんの一歩だが、同町の市川直樹・写真の町課課長は「東川産                              品の販売や観光客誘致につなげたい」と期待を寄せる。9月には、写                            真甲子園を縁としての修学旅行誘致も初めて実現する。甲子園出場                            常連の大阪市立工芸高から2年生約240人が町内宿泊を予定。同                             校撮影研究会顧問の花畑雅之教諭(55)が、「生徒に写真甲子園の                            舞台の雄大な自然を見せたい」と提案した結果だ。かつて東川は外                             に発信するうたい文句に乏しく、町民は「旭川の隣町」「大雪山の町」                             などと説明していた。「写真の町・東川の松岡です」。現在、松岡市郎                            町長は「写真甲子園を全国区に育て、町のイメ-ジアップにつなげた                             い」との思いから町外の会合で必ずこう名乗る。役場職員の電話応                              対も同様だ。写真甲子園出場が縁で東川町に婚姻届を提出した若者                            もいる。大阪で写真館に勤める藤井太郎さん(31)来年1月、東川に                             出したいという。「東川は情熱のある町。僕が写真を続ける原点だと                             話したら、彼女も喜んでくれた」と照れ笑いをする。町経済に大きく寄                             与するまでには、まだ時間がかかるだろうだが、「写真の町」の誇り                             は、町民の胸の内に着実に育ちつつある。

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発信2008<写真の町・東川㊥>

2008-10-18 17:31:00 | ほっかいどう関連情報

15年目の「甲子園」 歓迎 町民にも機運高まる

100_0954 辺りは一面、緑色の田んぼ。自家用に植えたト                              ウモロコシの間をネコが散歩し、ニワトリやニジ                              マスも飼われている。「こんなのんびりした景色                              を見たら、都会の子は驚くだろうね」。上川管内                              東川町の農業大城進さん(49)今年、「写真甲                              子園」本選に出場する千葉県立柏高の女子高                              生3人と教諭のホ-ムステイを受け入れる。例年4日間の本戦会期                 中、生徒たちは町内の宿泊施設に泊まって共同制作するが、今年は                 初めて一泊のホ-ムステイを導入。大城さんと妻美千子さん(47)                              は「受け入れた学校が優勝したらうれしいよね」と、今から歓迎気分                             に浸かっている。東川町が写真甲子園を始めたのは1994年。それ                             に先立ち、85年に札幌の企画会社の提言を受け、「写真の町」を宣                             言した。手始めに国内外の写真家に贈る東川賞を創設、「フォト・フェ                             スタ」などイベントを開いた。だが「ちょっとにぎやかだなという程度」                             (大城さん)で、町民には親しみがなかった。90年代初めには、町と                             縁のない写真家へ賞金を出すことに疑問の声も出た。それへの答え                             として、町は小学校の授業で写真を教え、町民写真展を開くなど地                              元に根ざした取り組みに路線を修正し、写真甲子園もその延長上で                             発案された。5年前からは、写真事業の企画・運営を、町と町民有志                             約30人でつくる企画委員が主体的に行い、約3百人の町民ポラン                              ティアが支える体制ができた。今年手掛けるホ-ムステイも、それま                             で疎遠だった町民を巻き込も試みだ。企画委員の建設会社社長小岩                                 昭市さん(52)は「頑張っている高校生と触れ合うことで写真甲子園                             の魅力を実感できる」という。町内の農業仲原明美さん(50)も、4年                             前からボランティアとして働き、緊張感や感激を共有できるのがうれ                             しい」とすっかりファンになった。トマトや豆腐など東川産の食べ物を                             味わってもらうことも楽しみにしている。若者たちのエネルギ-の余                             熱が、町民にも浸透してきたようだ。

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発信2008<写真の町・東川㊤>

2008-10-18 17:00:00 | ほっかいどう関連情報

15年目の「甲子園」 聖地 全国の若者熱い視線

100_0953 「写真甲子園は恋人なんです」。大阪市立工芸                             高校撮影研究会の生徒たちは、3年ぶりとなる                              “恋人”との再会に、胸を膨らませている。「先輩                             たちの果せなかった優勝を、今年こそ勝ち取る」。                            カメラを手にした高校生の暑い夏が、また始まろ                             うとしている。

毎夏、上川管内東川町を主舞台に開かれる全国高等学校写真選手                             権大会「写真甲子園」(同町、北海道新聞社などの実行委主催)。                              15回目の今年は46都道府県から過去最多の252校が応募。提出                             作品をプロ写真家が審査する初戦を経て、14校が7月末、東川町に                             入り、生徒3人と教諭が合宿しながら作品を仕上げる。同校は初回の                             1994年から毎年応募してきた常連高で、本選出場も11回と大会最                            多を誇る。しかし、2006、07年と2年連続で初戦敗退。雪辱を期す                             今年は、部員29人のうち9人が出場を希望し、2月ごろからテ-マ設                            定や撮影など準備を始めた。初戦に向け撮影した作品は約三万枚。                            提出前に、作品を入れた封筒を9人が交代で胸に抱きしめ初戦突破                             を祈った。願いは通じ、本選に出る3人を選んだが、選に漏れた6人も                             「出場者と同じ夏を体験したい」と、“聖地”東川を訪れ独自に撮影す                             るという。「写真甲子園が人生を決めた」と振り返る出場経験者は少な                            くない。05年に優勝した旭川工業高校のメンバ-だった北川真利さん                            (20)もその一人。建築士を目指していたが、出場を機に写真家を志し、                            現在は日大芸術学部写真学科で学ぶ。「全国の写真を目指す仲間と                            知り合い、競い合ったのが刺激になった」高校生が写真を発表し、評                              価される機会には高文連や一般の写真コンテストもある。帯広南商業                            高写真部顧問の西島啓喜(58)写真は本来、作品だけで審査される。                            だが、仲間と一緒に取り組むことで生徒は成長する」と、この大会なら                             ではの魅力を語る。同校も今年、2年ぶり二度目の本選出場を決めた。                           生徒たちは、カメラの操作技術や撮影方法をあらためて研究、「甲子                             園必勝法」と名付けてまとめている。“聖地”に注ぐ一途な視線がまぶ                            しい。

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ウンチクがんちく<土と作物のはなし(35)>

2008-10-18 15:30:00 | うんちく・小ネタ

道立道南農業試験場研究部長 赤司 和隆                                           窒素の与え過ぎに注意

100_0986 作物の生育には多くの窒素、リン、カリウムが                              必要です。不足しないよう肥料でこれらの養分                               を施しますが、特に窒素を与え過ぎるとさまざま                             な生育障害が発生します。一般に窒素過多に                              伴い葉の濃緑化、生育の後れなどが起ります。                             また葉茎が軟弱に育つため病害虫の被害が大きくなるようです。                   米の食味やテンサイの糖分も低下します。トマトなどの果菜類では                              カルシウム欠乏が起り、果実の先が腐ることがあります。窒素など                              の養分が土壌に多くあるとカルシウムの吸収が阻害されるのです。                             余分な窒素は雨水で下層へ流され、地下水や河川に負荷を与えま                             す。窒素は最終的にはマイナスの電荷を持つ硝酸イオンに帯電して                             いる土壌と反発し合うため、土壌に吸着されず水に溶けて流れやす                             いのです。今は肥料の価格も高騰しています。技術的には肥料の                              やり過ぎを正し、未利用の有機物を堆肥や肥料に利用することが求                             められています。「もったいない」という言葉のある国ですから、有機                              物の有効利用に関して今後何か画期的なアイデアが出てくるかもし                             れませんね。(おわり)

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生きるしくみ<鼓動のキッカケ>

2008-10-18 15:00:00 | 健康・病気

心臓に生じる電気信号で=當瀬規嗣解説

生きている証である心臓の鼓動は、いつも規則正しく繰り返されて                              います。心臓の大きさは自分の拳の大きさにたとえられます。結構                               大きな心臓全体が強調してポンプとして働き、血液を送り出していま                             す。このポンプ作用のために、心臓全体の動きの拍子をとるしくみが                             必要です。それは心臓の細胞に生じる電気信号です。この電気信                              号は、大静脈と右心房がつながっている部分に生じて、刺激伝導系                              というしくみで心臓全体にたちまちのうちに広がっていきます。電気                             信号が心臓全体に広がる様子は、体の表面に電極を取り付けること                             で観察できます。この記録を心電図と呼びます。この電気信号がそ                              れぞれの心臓の細胞に届くと、それをキッカケとして筋肉である心臓                             の細胞は収縮します。こうして心臓が動き、鼓動として感じられるの                             です。つまり、心臓は電気信号で動くのです。動きによって電気が生                             じるのではありません。心臓の鼓動が規則正しく繰り返されているの                            は電気信号が規則正しく生じて、生きるたびに心臓全体に速やかに                              伝わっていくためです。ですから、心電図の波形は同じ形のものが                              規則正しく繰り返し現れます。ところが、このリズムが狂ってしまい、                             心臓の鼓動に乱れを生じることを不整脈と呼びます。リズムの乱れ                              だけでなく、規則正しくても、リズムが速すぎたり、遅すぎたりしても                             人は動悸を感じ、息苦しくなるので、これらも不整脈として扱います。                             このように心臓のはたらきは、、心臓の電気信号に左右されます。心                             電図はとても重要な検査なのです。(とうせ・のりつぐ=札幌医大医                             学部長)

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ガ-デンらいふ「宿根草の植え替え」

2008-10-18 13:06:36 | ガ-デニング

新しく細い根を飲みす

100_0982 そろそろ庭の植物も冬越しの準備を始める季節                             
になりました。夏の間、旺盛に茎や葉を伸ばし、美                            しい花を見せてくれた宿根層の、最後の手入れの                            
シ-ズンです。大きく育った株は、植え替えか株                             分けをするとよいでしょう。そのままにしておくと、                             来年の育ちや花つきが悪くなるので、新しい場所                            
で元気よく育てたいものです。また、伸び放題に                             なってしまった株があれば、枝を整えてあげたい                             ものです。今回はラベンダ-など木本類の植え替えについて説明します。
まず、新芽を残して、古い枝は根元から15㌢くらいのところで、
すべて切ります。次に根を傷つけないように、株の周りを大きく掘り
起こします。根の状態をよく見て、太く古い根を剪定ばさみで切り捨て
ます。新しい、細い根を残します。一抱えもある株を、片手で持てる
程度の大きさまで切り詰めても大丈夫です。植え替えはやや深めに。
たっぷりと水を与え、その後の手入れの必要はありません。このよう
にして株の更新を図ることで、来年以降、再びいきいきと茎や葉を伸
ばしてくれます。植え替えは数年に一回のサイクルで行います。
(花新聞ほっかいどう)

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気ままにウオ-ク<大展望コ-ス(えりも町)>

2008-10-17 18:00:00 | ほっかいどう関連情報

丘から眼下に太平洋

100_0976 100_0975

霧深い緑の丘陵に茶色の斑                             点のようなものが動く。エゾシ                             カだ。十数頭が群れ、走る。                             草陰ではキタキツネが様子を                              うかがう。かつて肉牛が放牧された日高管内えり                 も町歌別の旧北海道襟裳肉牛牧場。広大な牧野                            は今、採草地となっている。けげんそうな視線を送                            る野生動物を横目に農道を十分ほど進むと、潮風がほおをなでた。桜                岡地区に抜ける斜面は太平洋が一望でき、見る人を圧倒する。襟裳                 岬に至る百人浜の林は、明治期からの入植や開発で森林が大量に伐                採され、荒廃。海への土砂流出が進み、水産物の水揚げにも影響を                            及ぼした。旧浦河営林署が地元住民と共同で緑化事業に着手。雑海                            藻を堆肥にするなどの努力を続けた結果、クロマツを中心とする現在                             の約192㌶の緑がある。浜を眼下に、丘陵地を歩く。ササやぶの一角                            が丸く倒れている所はエゾジカの寝床だ。農道沿いにはコクワ、サクラ                            ンボなど大地の恵みが歩く人を迎える。

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気ままにウオ-ク<北見丘陵(北見市)>

2008-10-17 16:10:00 | ほっかいどう関連情報

緑の山道抜け 街展望

100_0974  100_0973

夏の深緑に一歩足を踏み入                             れると、草いきれに包まれた。                            北見市街地から南東へ、車                             でわずか十分。北見丘陵は                              天然記念物のオジロワシが営巣し、樹齢五百年                             のミズナラの巨木がそびえるオアシスのような存                             在だ。「甘い香りが今日は特別強いですね」。常                             呂川と無加川に挟まれた北見市光葉町中ノ島公園をスタ-トし、第二                            観月橋を渡ると、濃い緑に覆われた小高い山の所々に白が混じってい                            た。香りの源は、オオバボダイジュの花だった。北見丘陵の自然の魅                            力を知ってもらおうと活動する「おさんぽ会」の石沢雅子代表(48)に                            誘われ、鼻を空に突き出して肺いっぱいに吸い込んでみた。山のふ                             もとには、市指定文化財の屯田兵人形が納められる信善光寺の本                             堂があり、1913年(大正2年)に建てられた開山堂を分岐点に、道                             は二手に分かれる。右手の山道に入ると、四国や近畿地方出身の                             開拓者が四国八十八ヵ所、西国三十三ヵ所を模して造った石仏が迎                             えてくれた。進むにつれて草花や木の枝に行く手を阻まれ、五分も歩                            けば息が上がってきた。上を見上げると広葉樹のア-チ、湿った山道                            は草花と虫の楽園になっている。

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