゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

スプレ-でがん発光

2011-11-25 17:00:17 | 健康・病気

東大教授ら試薬開発                                                     取り残し防止に効果

100_8324 がんと疑われる場所に少量のスプレ-をするだけで、数十秒から数分でがん細胞が肉眼でも分かるほど明るく光り出す試薬を、東京大の浦野泰照教授と米国立衛生研究所の小林久隆主任研究員らが開発、23日の米科学誌サイエンス・トランスレ-ションメディシンに発表した。                        磁気共鳴画像装置(MRI)など既存の方法では検知困難だった1㍉以下のがんを見つけることも可能。手術の現場で使うことで、小さながんの見落としや取り残しを防ぎ、再発のリスクを減らすのに役立つそうだ。浦野教授らは、細胞の表面にある酵素が細胞周辺の物質からグルタミン酸を切り離すはさみのような役割をしており、多くのがん細胞で特に活発に働いていることに着目した。普段は無色だが、くっついているグルタミン酸が切り離されると緑色に光る分子を人工的に作製。これを人間の卵巣がん細胞を植え付けたマウスの腹腔にスプレ-すると、がん細胞はこの分子から次々とグルタミン酸を切り離し、光る分子を取り込んだ。がん細胞は正常な細胞より20倍以上も明るく光って見えた。この分子の細胞に対する毒性を調べているが、実際の使用量より相当多く与えても、現段階では特に悪影響はみられないという。がんを見るのに特殊な機器は必要ないため、一般的な病院でも使える安価で簡便ながん検出法として、数年以内の実用化を目指している。

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血液一滴でがん発見期待

2011-11-24 19:38:27 | 健康・病気

腕に「バネ」・・・・病原体がっちり

ノ-ベル賞・田中氏ら 新抗体開発

100_8320 島津製作所(京都市)などは、生物を疾病から守る免疫反応で重要な役割を担う抗体に「バネ」状の物質を組み合わせ、目標の抗原(病原体)向け自由に伸縮させ、従来の100倍以上の効率で結合させる技術を開発したと発表した。

ノ-ベル化学賞受賞者で、同社の田中最先端研究所の田中耕一所長らによると、今後、病原体が含まれる血液一滴からがんや生活習慣病を発症前に発見する技術にも応用が期待できるという。同社などは、抗原について、アルツハイマ-病の原因タンパク質とされるべ-タアミロイドに注目。抗体が持つ、抗原をつかまえる「手」の部分に化学合成したべ-タアミロイドを使用した。さらに手を立体的に動かすための「腕」の部分を「バネ」状にするため、ポリエチレングリコ-ルと呼ばれる物質を使い、この二つの物質を試験管内で結合させ、合成化合物としての抗体を生成した。この合成抗体と抗原のべ-タアミロイドを結び付けた結果、従来の抗体より100倍以上の効率で結合が進んだ。「バネ」の部分の長さを変えると最大10万倍に上がったという。田中所長は「がんやアルツハイマ-病の原因解明だけでなく副作用が少ない抗体医薬の開発にもつながる可能性がある」と話している。

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がん退治に近赤外線

2011-11-24 16:52:51 | 健康・病気

米衛生研 マウスで確認、人間に応用へ

近赤外線を当てる方法で、他の細胞を傷つけずにがん細胞た゜けを退治することに、米国立衛生研究所(NIH)の小林久隆主任研究員らのチ-ムがマウスを使った実験で成功、米医学誌ネイチャ-メディシン(電子版)に発表した。がん治療には外科手術のほか、放射線照射や抗がん剤投与などがあるが、チ-ムが開発した方法は副作用が小さいとして、2~3年以内の臨床応用を目指している。チ-ムは、がん細胞にあるタンパク質と結び付きやすい「抗体」に、特定の波長の近赤外線で発熱する化学物質を取り付け、悪性がんを移植したマウスに注射した。悪性がんを移植したマウスは通常、18日以内で死ぬが、この抗体を注射したマウス10匹に近赤外線を4週間に1回、計4回照射すると、うち8匹でがんがほとんど消滅し、1年以上も生存した。がんの再発もなかったという。小林さんによると、近赤外線は10㌢程度は体に浸透するため、人間での応用も可能という。小林さんは「臨床応用を進めたい」と話している。

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ES細胞から下垂体

2011-11-16 17:25:25 | 健康・病気

理研など世界初 複数組織の物質で形成

さまざまな組織や細胞になるとされる胚性幹細胞になるとされる胚性幹細胞(ES細胞)から、生命維持や成長に必要なホルモンを分泌する中枢器官「下垂体」を作ることに理化学研究所と名古屋大のチ-ムがマウスで成功し、英科学しネイチャ-電子版に発表した。                下垂体の発生には、二つの組織から出る物質が必要なため、ES細胞などの幹細胞で作るのは困難だったという。チ-ムは「複数の組織の働きで形成される器官を立体的に作ったのは世界初」としている。下垂体機能不全の治療や他の臓器の再生医療に応用が期待される。           下垂体は脳の一部の間脳に接し、ヒトでは直径1㌢程度。チ-ムは下垂体の形成を誘導する化合物「ヘッジホッグ」を加え、マウスのES細胞1万個を容器に浮かせて立体的に培養。ES細胞の塊の中にできた視床下部と口腔外胚葉という二つの組織から出た特有の物質が作用して、ヘッジホッグが働き、約20日後には下垂体ができた。これを下垂体を除去したマウスに移植すると、副腎皮質刺激ホルモンなど、通常の下垂体と同じようにホルモンを分泌し、14匹中12匹が、8週間以上生存した。

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高い芸術性に感動です !?

2011-11-14 15:52:00 | スポーツ

高橋大輔さんありがとう

氷上の芸術といわれるフイギャ-競技。主な観戦は映像が主体ですが、今までに何十回と見る機会を得ています。つい最近も、NHK杯を見るともなしに映像に見入っていました。たいがいは、はらはらどきどきで技術面に重きをおいた素人寸評です。そんな何時も通りの観戦を男子フリ-で堪能していました。最終滑走者、高橋大輔選手の4回転ジャンプ失敗の後の演技直後から、今までと違う雰囲気の滑走に映像にどんどん引き込まれ、雑念を超越して演技を堪能しました。終了直後瞬時に感情が込み上げ、しばし気持ちの高ぶりを押さえ切れないほどでした。技術の高さと質の良い芸術性が初めて真の奥深さを観賞した瞬間でした。その後の採点の高得点に納得し、今後の観賞の見方が変わることを自身期待したいものです。

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長寿国の伝統的食文化

2011-11-10 18:42:02 | うんちく・小ネタ

醗酵食材が見直されています

ヨ-グルトを愛飲するブルガリア人やポリフェノ-ル(レスベラトロ-ル含む)などの抗酸化剤が期待できる赤ワインを常飲するフランス人などの長寿国が話題です。中でも、超長寿国を自認するわが国でも“みそやしょう油”またお茶などの醗酵食品の伝統的食文化が長生きの源であることは誇りに思ってよいことです。                                         胸腺に待機していた免疫細胞の司令塔も、二十歳をピ-クに年々減少し50代には全く消滅してしまうということのようです。それ以降重要な役割を担うのが、大腸の環境状況である。常に便通が快調で残便による腐敗菌が体内に逆流しない環境を整える。そのことに、大変有効な手段が醗酵食品による大腸菌の善玉菌と悪玉菌のバランスの確保である。体調管理の根本的な有効性がこの一点に集約していることを、認識することが生涯の楽しい生活に欠かせません。更に、食物繊維を大量に含む野菜類を、食事の一番最初に召し上がる習慣が必要です。これは老化を抑制し病気になりにくいアンチエイジングの基本的な理念に繋がるのです。             今までは、病気になったらお医者さんに治してもらう !? これからは、どうしたら医者に罹らずにぴんぴんコロリで終えるかが命題です。

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長生きの条件(長寿遺伝子) ③

2011-11-04 18:02:02 | うんちく・小ネタ

動・植物など全ての生き物は遺伝子からスタ-ト

子孫へのバトンタッチは一個の受精卵細胞が始まりです。その細胞が分裂・増殖し、特に人は約60兆個の細胞で成人が形成されています。それは、身体の骨格や内臓・その他の部位や筋肉など繊維質によって結合しています。また血液など浮遊物・その他、免疫組織などを形成しています。その細胞1つずつ、一個の核の中に染色体(遺伝子が存在)が折り込まれ、その他多数のミトコンドリアなどを網羅して成り立っています。細胞1つずつ脂肪膜で保護され、コラ-ゲンなどの繊維質で繋がっている。核を持たない細胞も存在するが、大半は核を有しその中の遺伝子(DNA)の指示によってリポ核酸がコピ-や分裂・増殖など実行し、一定の周期で代謝を繰り返します。この人体を形成している体細胞は常に生産と死滅を繰り返しています。死滅した古い細胞は体外に排出される。何事もDNAによってコントロ-ルされているのです。約2億5千個のDNAの中で、約2万2千~2万7千個がヒトのDNAとして関わっているとされています。ところが、この中で数%しか活動せずに大半が休眠状態です。そこで、研究者が仮説を立てながら探求した結果、近年長生きを可能にする遺伝子(サ-チュイン遺伝子)の特定に成功。この遺伝子を活性化することが長生きの基本的条件であり、その方法が話題となっています。

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