゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ガ-デンらいふ「リンゴ」

2009-10-30 14:51:03 | ガ-デニング

花と実2つの楽しみ

100_7315 気温も下がり、秋もそろそろ終盤。もう少し秋の余韻を楽しむために、今回は実も楽しめて、庭木としても魅力的なリンゴを紹介します。リンゴはバラ科の植物。サクラの花が終わるころ、白やピンクのふわりとした花を咲かせます。開花期の姿は、華やかでありながらもどこか清らか。1本で目を引く存在感があります。さらに秋には、宝石のような実がたわわになり、収穫の喜びも味わえます。季節ごとに花や実で楽しませてくれるリンゴは、庭のシンボルツリ-にお薦めです。初めて日本に西洋リンゴが導入されたのは現在の渡島管内七飯町で、1869年のこと。140年たった今も道内には後志管内余市町や七飯町、胆振管内壮瞥町のように多くの産地があります。これは、栽培が北海道の気候風土に適しているから。現在では品種改良も進み、「ハックナイン」や「マオイ」など、さらに北海道で育てやすい品種が誕生しています。数年後の秋の実りを目指して、来春、庭植えに挑戦してみませんか。(花新聞ほっかいどう)

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生活習慣病対応の自立度

2009-10-28 18:23:49 | 健康・病気

一部の医師から指摘されていた自立度の重要性!?

最近、一般住民の社会統計解析結果が発表されています。体形との寿命に関するものでは、少し太り気味、標準タイプ、うんと太ったタイプ、やせすぎの順で長生きしているとのことです。これは男女格差はない結果とのことです。さらに、脂肪過多に対する過剰対応が結果として生活習慣病の発症リスクを増幅させているとの結果かでています。メタポリック症候群に対する疑問の声は一部の医師達より上がっていました。それは、内臓脂肪が標準体型である人たちに血管関係の疾患の発症や突然死などを多々確認している。そのことを統計的に実証されたことです。過去に一部の医師が問題にしていたことに、健診結果に対しての対応に本人の意識の有無が大きく関係している。それは、疾患発症のリスクに対しての自立度ですとのことです。今回の統計結果も標準値を固守するあまりに、血圧降下剤や血糖値対応のインシュリンなどを長年、継続的に服薬または注射するなどの医療行為が発症を逆に促している。それは、なにもしない場合の4・6倍なっているという事です。このことは、如何に薬の持つ危険性を如実に物語っている。クスリは短期的に症状を緩和するために必要なもので、ある医師の提言では最長ひと月も服薬して改善しないクスリは即刻使用を中止すべきだとの見解を述べています。誤解ないように提言しますが、高脂肪タイプもしくは標準タイプであっても高血圧、高血糖であれば心疾患などの発症リスクは高いわけですから、そのことを自ら自覚しご自分で改善する努力が肝要だということです。例えば、ストレスや低体温体質は知らず知らずに、体を緊張状態にし血管を収縮さているために起きる現象が考査されます。生活全般を見直し、その原因を追究することが最も肝要です。

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脳卒中の発症リスク

2009-10-26 18:34:11 | 健康・病気

東海大教授らデ-タ分析 脂肪値高い方が低い

コレステロ-ルや中性脂肪の値が高い人の方が脳卒中を起こしにくく、発症した場合も状態が良いとのデ-タを、大櫛陽一東海大教授らがまとめ、24日までに日本脂質栄養学会誌に発表した。同教授らはこれまでにも、これらの値が低いほど死亡率が高いなどの研究結果を発表。「(悪玉とされる)LDLコレステロ-ルも中性脂肪も実は善玉なのに、リスクが強調され、無駄な治療がなされている」と問題視している。同教授らは、脳卒中患者のデ-タベ-スに登録されてた男性約2万8千人、女性約2万人のデ-タと、福島県郡山市の一般住民のデ-タを比較。計約4万8千人のうち、脳梗塞を起こした患者を見ると、高脂血症でない人と高脂血症を治療している人との比率が一般住民より高く、高脂血症(未治療)の人の割合は低かった。年齢や性別の影響を除いて解析したところ、高脂血症(未治療)の人の脳梗塞発症リスクは、高脂血症でない人の約4分の1にとどまり、未治療の人の4・6倍だった。脳内出血、くも膜下出血でも脳梗塞と同様に、高脂血症(未治療)の人の発症リスクが低く、治療している人のリスクが高かった。また、脳卒中患者のうち入院前に高脂血症の治療を受けていなかった約3万6千人を対象に、高脂血症の有無で2群に分けて入退院時の臨床状態を3種類の指標を用いて比較。この結果、高脂血症の人の方がいずれの指標も良かった。

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回復反応<正常回復>

2009-10-22 17:50:01 | 健康

病気を経験した医者の発言の重み

医者は収得した知識や治療行為による経験の積み重ねで医療技術の向上を目指していることと思われます。勿論、研究会や学術資料の研鑽には職業人としての当然の帰結のことです。その様なことを踏まえた上で、ご本人が自ら病を経験しその中からの気づきによる、その後の病人との向き合い方や医師としての心構えのニュアンスの相違を踏まえ、表したた著書に信頼感とこのような医者との付き合いを願うのは私ひとりではないと存じます。なぜこのことを重用しするかと申しますと、未経験者の医師の完治に至る経過の表現に疑問を持つからです。病気は徐々に良好な経過をたどり、快方へと向かい治癒するとの認識に終始している点に疑問を持つからです。よく、病は一進一退を繰り返しとかのニュアンスで、なかなか完治しないことの表現を見聞きします。身近なところで、最近は少々の傷口などは皮膚細胞や治癒細胞の白血球の一種を壊死しない方法などを選択します。そのため、かさぶたが出来る治りかけの痒みは、段々経験しなくなってきていますがその治癒段階は正常回復の一工程です。流行感冒の鼻風邪の初期は水っぽい鼻水です。防御機能の免疫力との闘いが徐々に勝利し始めると異物の排出に変化し、化膿菌のねばねばした黄ばみの鼻水に変化、完治へ向かいます。各諸事、正常体へ移行する過程で異常な経験をすることがあります。わたくしも、年を重ね、順調に老化しています。そのため、いろいろな体力の下降阻止に務めています。充分に吟味し日ごろのストレッチやセレクトした健康食品、健康器具などを試しています。その度に、気づかせられることがあります。2、3日して、手のひらが軽くこわばりを感じたり、しばらく肩など張ることが無かったのに意識させられる。かなり古い骨にひびが入った箇所がうずく。順番に起る体の変化を思考すると、新しい疲弊箇所から順次古い経験へ移動して収まるという体験を何度もしています。このような体験を“回復反応”と呼ばずにどのように表現するのか゛適切なのか?

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ガ-デンらいふ「ハ-プの魅力」

2009-10-22 15:43:24 | ガ-デニング

お茶に、料理にも活躍

100_7304 花屋の店頭に、シクラメンが並ぶようになりました。庭から室内へ、園芸愛好家の関心が移ってくる季節です。今回は花ではなく、ハ-プを取り上げましょう。ハ-プとは何らかの薬効が期待でき、食用、香辛料などに利用できる植物全般を指しています。ハ-プの歴史は古く、古代エジプトではミイラ作りの際の防腐剤としても使われていたそうです。ビ-ル造りには欠かせないポップも、ハ-プの一種と言えるでしょう。日本でもシソやヨモギ、ショウガなどが古くから利用されています。ミント、バジル、レモングラスなどのハ-プをプランタ-に植え、夏は屋外で、冬は室内で育てると長い期間を通じて楽しめます。生の葉を使ったフレッシュハ-プティ-は香りが良く、気分転換にも役に立ちます。1人分ティ-スプ-ンで3~5杯ほどをポットに入れ、熱湯を注ぐだけ。葉を軽くもんだり、たたいたりすると、香りが出やすくなります。お茶にするにはレモングラスやブラックミントがお薦めです。バジルでソ-スを作っておくと、パスタなどに便利です。詳しくは花新聞をご覧下さい。(花新聞ほっかいどう)

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ガ-デンらいふ「モミジ」

2009-10-15 14:07:02 | ガ-デニング

繊細な葉 世界で人気

100_7297 各地で秋の収穫祭が催され、にぎわいを見せています。秋の訪れを感じさせる風物詩はいろいろありますが、真っ赤に色づくモミジを思い浮かべる人も多いでしょう。一般にモミジと呼ばれるものは正確にはカエデの仲間。カエデは世界に約150種も分布していますが、日本の「モミジ」のように深い切れ込みを持つ繊細な葉を持つものは、ほかに中国と朝鮮半島に数種の自生があるのみであまり例がなく、世界では高い価値が認められています。人気も非常に高く、フランスの画家モネの庭のように、有名なガ-デンでも日本の「モミジ」が使われ、オリエンタルな雰囲気を演出しています。一方、洋風の庭に合う欧米産のカエデも国内にどんどん輸入されていて、魅力的な品種も手に入りやすくなりました。銅葉や黄金葉、ふ入りなどカラ-リ-フとしても使えるバラエティ-の豊かさが魅力で、姿も存在感があり、シンボルツリ-にぴったりのものも多くあります。一本あるだけで、庭に季節感を与えてくれるカエデ。特に北海道は昼夜の温度差により、他地域に比べ発色が鮮明となる恵まれた地域です。北国にぴったりな注目のガ-デン素材の一つとして、今後も注目です。(花新聞ほっかいどう)

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病気知らずの免疫力アップ

2009-10-10 17:38:15 | 健康・病気

・年を重ねると衰える抵抗力!?

リンゴに芯があるように、私たちは生まれながらに「死の種」を宿しています。詩人リルケは(1875~1926)はそう言いました。そうなのです、ヒトは徐々に老化現象が顕著化しその準備に入ります。例えば、胸腺に待機しているリンパ球という免疫力も、老化物質が分泌されその機能が40歳を境に消滅すると言われています。ところが、人間の体内には代替機能が完備されています。的確な回復努力をすると健常時のようには履行されないが、そこそこ不自由ない生活が可能なのです。免疫力も腸内細菌が代替するのです。生誕時に母親から継承した腸内菌は百兆個存在し、人間を形成している細胞60兆個より圧倒的に多い。この腸内菌は善玉菌と悪玉菌とが活動し、常に善玉菌が優位な状況を現出、維持することが健康な状態であり続けるとのことです。(白血球の絶対数とバランスの正常化)

・脳の活動を阻害する!?

脳科学者の研究報告から、無気力な状態が脳の活力を失い機能不全を起こすことが立証されています。逆に単純な手法でも継続的な刺激を脳に与え続けると、充分再生することが分かってきました。その他、考察できる脳の劣化に老化による反射的な機能不全が考えられます。目や耳や口、舌、鼻などセンサ-が各部位に備わっています。だが、匂いや、美味しさ、見ることなどを感知しているのは全て脳が起動しています。心がときめくのも、かゆみや痛みを感じるのも夫々脳の一部で認知しその部署の特定も徐々に解明されてきています。その伝達(運送体)物質が不足していくと当然、反応力や知識の集積作業も衰えるでしょう。

※腸内環境や伝達物質の補強と改善が老化のスピ-ドを緩和 ◎まるかん商品の免疫力アップ伝達力強化作戦 ◎100年の研究開発と発売60年の「ヤング」が広く世にその存在をアピ-ル

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風邪と向き合う!?

2009-10-10 14:34:17 | 健康・病気

風邪の原因?

風邪を引き起こす原因菌は大半が(99%)がウイルス(=ビ-ルス)であるという。このウイルスの中に毒性の強い菌や一過性のものとに分かれるようです。通常の感冒のウイルスも、気管の部位によつて居心地が良くその箇所で強力に繁殖する菌が存在します。夫々に特有の名称が付けられています。(ブドウ球菌など・・)

抗生物質:細菌はその形体上、細胞に取り付き寄生し共生して生存し繁殖していきます。だが細菌は無数に存在し、本体にとって有益菌か有害菌など多様ですが細菌自体の生存のために放出する物質が抗生物質であるとのことです。そこで、有害菌を本体にとつて無害菌などを強力に増殖し戦わせる戦略をとります。細菌を細菌で攻略するのです。そこで、疑問がわくのは風邪のウイルスに抗生物質が有効かどうかです?全く効果は期待できない。だが、弱った体力で何らかの二次的感染症の罹患阻止し予防的行為として、投薬指示をする医師もいるとのことです。

薬害がクロ-ズアップ

治癒に多大な貢献をするとの考えが、根底から覆されているのが現況。実は薬には必ず副作用を伴い、安易な継続投薬が生死にかかわる問題があることが報告されています。抗生物質の乱用が耐性菌の誘発を増長したり、薬疹や多臓器不全の一因も考察できる。小児科の専門医は小児に対し、決して大人の半分とか三分の一とかでの投薬は考慮しない。全く別な生きものとの認識で対処するとの話です。安易な投薬行為が臓器の交換までに発展した事例もニュ-スになっています。受診側も最低限の防衛的知識は持っていたいものです。

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本人幹細胞で脳梗塞治療

2009-10-08 20:21:49 | ニュース

札医大が実用化研究 運動まひ改善に効果

100_7295jpg01 札幌医大は、脳梗塞の患者本人の骨髄の細胞(骨髄幹細胞)を利用して症状を改善する新しい治療法の実用化研究を始めた。世界的に注目されている最先端研究で、本年度から2013年度までの5ヵ年。07年度から行ってきた初期臨床研究の結果を踏まえ、一般医療への普及を目的としており、10年以内での実用化を目指す。

実用化研究は9月、基礎研究を臨床治療につなげる文部科学省の「橋渡し研究推進プログラム」の一つに採択された。全国13件のうち道内では唯一。神経再生医学講座の本望修特任教授(45)のチ-ムが担当し、研究費3億5千万円の全額が助成される。治療法は、骨髄幹細胞が細胞の再生を促し、また、損傷した臓器の細胞に集まる「遊走能」という性質を持つ点に着目。①骨髄液を採取し、抽出した骨髄幹細胞を1億個まで培養②幹細胞を静脈点滴で患者に注入③幹細胞の数%が、損傷した脳細胞に集まって細胞を再生するタンパク質を放出し、新たな血管が形成され、細胞の再生が始まる-という流れだ。初期臨床研究では、道内外の41~73歳の男女12人に臨床試験を実施。発症1~5ヶ月後に骨髄幹細胞を投与した結果、程度に差はあるが、全員に運動まひの改善などがみられ、職場復帰した人もいる。今回の実用化研究では、臨床試験を年間数十例まで増やす予定。年齢別や性別、患部の大きさや部位、幹細胞投与時期など、各ケ-スでの障害状況の変化などのデ-タを蓄積し、効果的な治療法を確立する。早期投与を可能にするため、脳梗塞を起こす恐れのある人から事前に幹細胞を採取して保管する「幹細胞バンク」の整備も、続いて拡充していく。この治療法は、ヒトの受精卵から取り出しす胚性幹細胞(ES細胞)とは異なり、患者自身の細胞を使うため、拒絶反応や倫理面などの問題が少ない。骨髄液の採取と点滴は一般的な医療技術として普及しており、臨床現場への導入も容易という。本望特任教授は「後遺症で日常生活に苦労している脳梗塞患者のためにも、可能な限り早く実用化にこぎ着けたい」と話している。

100_7295 脳梗塞 能の血管が血栓(値の塊)で詰まり、脳細胞が酸素不足などで壊死(えし)した状態。死亡したり、まひや失語症などの障害が残るケ-スが多い。全国で毎年30万人が新たに発症し、後遺症に悩む患者が140万人に上るという。

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ノ-ベル賞「化学賞」

2009-10-08 18:54:26 | ニュース

リボソ-ムの機能解明

リボソ-ムはDNAの遺伝情報からタンパク質を作り出す“工場”として、細菌から人間まですべての生物に存在する根源的な小器官。重要性は以前から知られていたが、複雑なタンパク質を正確に作り出す仕組みは謎だった。リボソ-ム構造の詳細研究はまずヨナット氏が1970年代末に開始。多くのタンパク質などからなる巨大分子で解析が困難だったが、研究材料に特殊な細菌のリボソ-ムを使うなど工夫を凝らした上で「エックス線結晶構造解析」という手法で90年代初頭に大まかな構造を決定することに成功した。それぞれ研究を始めていたラマクリシュナン氏スタイッ氏もリボソ-ムの構造にかかわる成果を発表、2000年、原子レベルで構造を突き止めた。構造解析の後、リボソ-ムが遺伝情報から複雑なタンパク質を間違いなく組み立てる仕組みの解明が進んだ。3氏の成果は、人に感染する細菌のリボソ-ムを標的にした新しい抗生物質の開発につながっている。

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ガーデンらいふ「オーナメントグラス」

2009-10-08 16:45:57 | ガ-デニング

自然風演出する多年草

100_7293 道路や線路沿いで、白い穂を揺らすススキをよく目にする季節になりました。ススキをはじめとしたイネ科や、スケ゛に代表されるカヤツリグサ科など、穂と細長い葉を持つ観賞価値の高い多年草は「オ-ナメンタルグラス(観賞用の)グラス(草)」と呼ばれています。オ-ナメンタルグラスは、欧米で1990年代ごろから、人気のガ-デンデザイナ-が取り上げたことをきっかけに注目されるようになりました。ちょうどそのころ、英国て゜は環境保護の時流から自然風の庭が見直され、作り込んだ庭をナチュラルにするガ-デン素材として、さらに関心が高まりました。今ではナチュラルな庭はもとより、モダンなシ-ンにも欠かせない植物として人気を集めています。魅力はまず、長く楽しめること。春から秋まではもちろん、冬、立ち枯れして雪の中に残る姿も趣があり綺麗です。また、手入れに手間がかからず病虫害にもめったに遭いません。そして、品種が豊富なので、さまざまなシ-ンに使えます。光を反射し輝く穂、風にそよぐしなやかな葉-。オ-ナメンタルグラスを使って、花の少ない秋庭に彩りと輝きを演出してみませんか。(花新聞ほっかいどう)

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がん、老化の解明に貢献<ノ-ベル賞>

2009-10-06 15:18:27 | ニュース

テロメア 生物の細胞の中にある染色体の両端で、同じパタ-ンの塩基配列が繰り返されている部分で、染色体の端がほぐれないないように保護する役割を持つ。細胞が分裂するたびに短くなりすぎた細胞は分裂できなくなって死ぬことから、細胞分裂の「回数券」に例えられることもある。際限なく分裂を続けるがん細胞などではテロメアを継ぎ足す酵素「テロメラ-ゼ」が働いている。老化やがんに密接に関係するとされ、研究が進められている。

染色体は細胞分裂のたびに短くなるが、ブラックバ-ン氏ショスタク氏は、原生動物や酵母を用いた実験でテロメアが染色体の端を保護していることを発見、1982年に発表した。さらに、ブラックバ-ン氏の研究室の大学院生だつたグライダ-氏は84年、分裂の際に短くなるテロメアを継ぎ足して長さを元に戻す酵素テロメラ-ゼを発見。3氏は実験で、この酵素がないとテロメアの長さが戻らなず細胞寿命が短くなることや、逆にこの酵素を働かせると寿命か゜延びることを実証した。活発に細胞分裂するがん細胞では、この酵素が盛んにつくられており、がん治療の標的にもなっている。また血液の難病、再生不良性貧血などにもかかわっており、臨床への影響も大きい。万能細胞の人工多能性幹細胞(iPS細胞)でもテロメラ-ゼが活性化しているのが判明、再生医療の発展に役立つ可能性がある。

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重症薬疹

2009-10-06 14:28:00 | ニュース

「重症薬疹」判別 タンパク質発見

※重症薬疹 医薬品の副作用で皮膚や粘膜に諸症状が生じる重い薬疹。スティ-ブンス・ジョンソン症候群(SJS)や中毒性表皮壊死症(TEN)など。発熱や発疹(はっしん)で始まり、水疱(水ぶくれ)やびらん(ただれ)が広がり、壊死した表皮がはがれる。厚生労働省の資料によると、年間発症は100万人当たりSJSが1~6人、TENは0・4~1・2人。SJSは視力低下で目などに後遺症が残ることも。最重症のTENは死亡率20%。薬物アレルギ-の一つと考えられる。

北大研究班 診断キット開発に着手

北大大学院医学研究科皮膚科学分野(清水宏教授)の阿部理一郎講師(40)らの研究班が、風邪薬をはじめとする医薬品の服用などでごくまれに起こる重症薬疹を、血液検査で発症初期に通常の薬疹と見分けることが可能な、診断の指標になるタンパク質を世界で初めて突き止めた。6日付けの米内科学会誌で発表する。グラニュライシンというタンパク質。研究班はすでに、患者の血液中のグラニュライシンを測り簡単に診断できるキットの開発に着手。完成すれば、発症メカニズムが未解明で早期診断法の開発も進んでいない重症薬疹の後遺症の減少や死亡率の改善が期待される。研究班は、スティ-ブンス・ジョンソン症候群や中毒性壊死症といった重症薬疹の患者と通常薬疹患者、健康な人の計約70人の血中グラニュライシンの量を分析、比較した。その結果、重症薬疹患者では、水泡ができる前段階の皮膚が赤くなった通常薬疹と判別がつかない発症初期に、グラニュライシンが高い値になっており、通常薬疹患者は正常値であることが分かった。研究班によると、グラニュライシンはウイルス感染の細胞などを殺すのに必要なタンパク質。高い値の理由はよく分かっていない。研究班は、昨年発表された、重症薬疹の水泡にこのタンパク質が多く含まれているとの海外の研究論文に注目。診断に活用できないか研究を重ねていた。阿部講師は「早期診断に光明が見えた。キットが完成すれば、微量の血液から15分程度で診断できるようになるだろう」と話している。

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栄養の質と量!?

2009-10-05 18:40:12 | ダイエット

栄養バランスって本当に理解しています?

糖分や炭水化物(ごはんやイモ類など)は太るよ!? とか油分もまた太るもとだよ!? とかの話が会話で耳にします。それは、1日ないし2、3日の必要量以上に食べることで過剰糖分が体内に蓄積(肝臓を経由して筋肉質へ)されるためです。皮下脂肪や内臓脂肪として、脂肪細胞を形成します。車はガソリンや電気を燃料としてエンジンを稼働されることによって走行することができます。人も燃料を補給しなければ活動できません。脳の働きや体全体が温かく、活動できるのも食事をする事によって得られます。その熱カロリ-の元が糖分(ブドウ糖)で、原料が砂糖類・ごはん(穀類)・イモ類などの炭水化物や脂肪分で賄っています。そこで、1日当たりの活動量に相当する糖分は絶対に必要なわけです。適宜補充しないと疲労感を感じる結果となります。消費する量がオ-バ-すると脂肪として蓄えられます。食べ過ぎを感じたときは、速やかに減らす工夫が肝要です。その他、体を形成し維持するために必要なモノがタンパク質(アミノ酸に変換)で魚や肉類が原料となります。更にミネラルやビタミンなどを摂取することによって諸々の機能が円滑に推進されるのです。栄養の詳しい内容の専門的知識が無くても、質バランスの目安として3対1対2という単純な目安があります。全体の半分を炭水化物(ご飯、パン、うどん類の穀物)の主食で残りの半分の3分の1を魚や肉類などの主菜で残り3分の2を野菜類の副菜とする。これを1食とか朝、昼、夕の3食のト-タルで考える。この質を維持しながら量の調整が必要ということです。国で定めた目安があります。  こちらをクリック

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農作業手伝い田園滞在

2009-10-03 12:59:28 | 社会・経済

宿・食事代は不要 WWOOF若者に人気                                            外国人も登録 人手不足の農家歓迎

100_7273 農作業や軽作業を手伝い、代わりに宿や食事の提供を受ける「WWOOF(ウ-フ)」という仕組みを使って、道内の農家などに滞在する人が増えている。農業や自然との振れ合いにあこがれる人の増加が背景にあり、人手不足に悩む農家側も歓迎。都会では味わえない体験と出会いが、若者や外国人を引きつけている。山に囲まれた後志管内蘭越町の荒れ地で、若者が黙々と穴を掘っていた。埼玉県からやって来た戸田実穂さん(22)。9月上旬の1週間、同町で緑化事業に取り組む下島亘さん(46)宅に寝泊りしながら、植樹詐欺陽を手伝った。「自分を見つめ直、いい機会になつた」。戸田さんは汗だくになりながら、笑顔を見せた。故郷の短大を卒業後、介護ヘルパ-として働き始めたが、高齢者への接し方など会社の方針に疑問を持ち退社。ウ-フを介して、人手を探していた下島さんを知った。2007年にウ-フの受け皿(ホスト)となった下島さんは、「自分1人の力には限界があるが、若い人たちの協力があるからこそ、やる気が出る。妻と娘3人でいつも楽しみにしている」。ウ-フの名称は「世界に広がる有機農場での機会」という意の英語の頭文字からとった。金銭のやりとりをせず、労働と宿泊・食事を交換するのが特徴。1971年に英国で誕生。世界40ヵ所に事務所があり、日本事務所は札幌市にある。利用するには、年会費5500円を払い、専用のホ-ムペ-ジで登録。全国のホストの情報を基に、自分でホストと連絡を取って滞在期間を決める。日本の登録者数は02年の開設当初、150人だったが、09年8月には3000人に。20~30代が多く、滞在期間は平均1~2習慣だ。日本の登録者の約半数は日本にいたり、来日を希望する外国人。デンマ-クから下島さん宅を訪れた看護学生ミケル・アンダ-スンさん(22)は「日本の家庭にとけ込めるのが観光旅行と違う。安く度ができるのも魅力」という。ホストになるにも、年会費8500円が必要だが、スタ-ト当初の20件から360件に増えた。このうち道内分は50件。ホスト8割は農家で、道央の野菜農家は「秋の収穫期は人手が必要で助かる」と話す。似たシステムに新規就農を目指す人向けの「農業ヘルパ-」などもあるか、ウ-フは金銭のやりとりがない。8月から道内で働く愛知県の大学生諸戸祐希さん(21)は「目的はお金ではなく、今しかできない経験や出会い」と言い切る。日本事務所の星野紀代子代表は、道内の豊かな自然を広く発信したいという思いから02年に事務所を設立。「都会に飽き、自然で生き方を見直したい人の受け皿になっている」と話している。ウ-フジャパンのホ-ムペ-ジはhttp://www.wwoofjapan.com

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