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 ゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

時代の肖像<岡田 唯男さん(38)>

2008-10-04 16:01:00 | 人物100選

◎ 「指導医」の養成に取り組んでいますね                                           亀田ファミリ-クリニック館山院長 “家庭医の層を広く厚く”

100_0914 「指導医」とは文字通り、医師を指導・養成する                              医師のことだ。指導医の質が上がれば、医療現                             場全体の質が向上する。「医療の中身を患者の                              思いをくみとる医師が求められています」指導医                             を育てる研修を個人で始めて4年目になる。ほぼ                            無報酬。指導の基本は米国で学んだ。米国は1                              970年代、どんな病気でも幅広く診られる「家庭医」を増やす政策を                   とり、教師役の指導医の要請に予算を割いた。欧米で、家庭医は専                             門分野の一つだ。

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「研修を通じて、指導医を育て、それによって家庭医を増やしていきた                             い」と考える。医療の高度化に伴ってもてはやされる「臓器別」の専門                            医とは対極の立場だ。日本では、内科をはじめ学会ごとに指導医を認                            定してきた。厚生労働省は、指導医とは「研修医を指導するため原則                            7年以上の臨床経験を有する医師」と位置づける。指導医となる医師に、                          厚労省は必要な研修の受講を促す。研修は国の基準に従って、個人                            による研修は皆無に近く、人気を集める。名づけて「HANDS-FDF」。                           年に四回、計9日間で修了する。神戸大学医学部を卒業後、家庭医を                           目指す。だが、日本では家庭医養成の仕組みが整っていなかった。                             3年目で米国へ。ピッツバ-グ大学関係の市中病院で家庭医療学を                             学び、指導医研修を受けた。5年を要した。「こんな苦労するのは自分                            で終わりにしたい」と思い、帰国後、いまの指導法を確立させる。受講                            するのは、医師免許を取って5年以降の中堅だ。本年度の初回は7月、                           十勝管内更別村であった。2泊3日の合宿形式で、家庭医や小児科医                            ら14人が参加した。研修を進めるうえで、鍵を握るのは「いかに、うまく                               褒めるか」だ。参加者が指導医役を務める模擬授業がある。指導医役                            の意図が生徒である研修医にきちんと伝わっていなくても、「狙いは悪                            くない」といったふうに、改善すべき点を含めて褒める。全員で評価し合                           い、目的地に着けるよう軌道修正する。「フィ-ドバック」と呼ぶ手法が                            研修では効果を挙げている。

参加者は研修修了後、学んだことを実践する。研修医を指導する様                             子をビデオに撮り、次回、持ち寄って意見を仰ぐ。本来、1週間程度                             の中身の研修を4回に分けるのは「アウェ-(研修)とホ-ム(現場)                             を行き来することで教育効果を高める」ためだ。過去3年間で、全国                              30数人が研修を終えた。目標は「フィ-ドバックを必要とせず、自ら                             の成長や資質を管理できる医師を育てること」だ。

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日本の医学教育では、「背中を見て覚えろ」式の職人気質が残る。                               医学知識を教わることはあっても、医学教育の方法を教わることはま                            ずない。患者とよく意志疎通できず、安心感を与えるために検査を多                             用する医師がいるとの指摘もある。千葉県内の亀田ファミリ-クリニ                             ック館山で、成人、小児の診療はもちろん、傷の縫合から妊娠検診ま                            でこなす。「家庭医とは究極の個別化医療、つまり『あなたの専門医』                            なんです。患者一人一人の背景や価値観、志向を詳しく知っておく必                             要があります」研修を「誰が生徒か先生か分からない」めだかの学校                            に例える。実際、若い医師に教えられ、成長していると感じる。研修で                            は医療そのものは教えない。「指導医の育成を通じ、彼らが預かる多                             くの研修医に影響を与えたい」と願う。その先にあるのは患者本位の                             医療の実現だ。

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歯に対する最新認識??

2008-10-04 11:55:37 | 健康・病気

歯は多くの形体と異なっているため、特殊な物と認識されやすかっ                              たが、皮膚などと全く同じ細胞の塊であるという。いわゆる、分裂し                              て増殖する幹細胞といわれる大元の細胞である。そのことを認識す                             ると、皮膚表面など損傷してもある期間経過すると自然治癒するこ                              とは経験的に常識化していきますが同じことが歯でも起りうるという                              ことです。ところが、今までの歯科での治療方法はそのようなことは                             全く無視して行われてきたようです。虫歯は早期治療が大切で予防                             は食後のブラッシングが重要で如何に雑菌を歯に長時間付着したま                             まに放置しないかです。多くの人の啓蒙活動で歯磨きが励行されて                             いるようです。その上、放置の度合いにもよりますが自己治癒力で                              十分正常になることが分かってきました。ただ歯ぐきなとに多大なダ                             メ-ジを与える歯周病などと一過性の虫歯とは対処法が違うようで                             す。少々の虫歯状態ならしばらく様子を見る。また過度のブラッシン                             グで一見、外見上問題ないように見えても、エナメル質が損傷し細                              胞のすき間から内部に菌が侵入し、表面上に白い濁りが確認できる                             個所がある場合は要注意で治療が必要なようです。それにしても、                              唾液には殺菌作用や治癒力が備わっていることが認識され、その利                             用を促す方法への治療法が徐々に浸透してきたとのことです。各自                              が最近の事情を把握して歯科医師を選択選別することも大事なよう                             です。(最新事情を熟知している、向上心のあるお医者さんかどうか、                            十分に治療方法を話し合える人と出会いたいものです?)

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