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 ゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

ボツリヌス菌 作用解明

2008-10-21 17:30:00 | ほっかいどう関連情報

東農大網走 丹羽教授の研究グル-プ                                             世界初、食中毒の仕組み示す

100_0981 [網走]東京農業大生物産業学部(東農大網走)                             食品科学科の丹羽光一教授(41)の研究グル-                             プは、ポツリヌス菌の毒素が食中毒などの症状を                             引き起こすメカニズムを世界で初めて解明、ヨ-ロ                            ッパ細菌学会誌の電子版最新号に発表した。ボツ                            リヌス毒素は致死性の高い食中毒を引き起こす一                            方、筋肉の異常緊張を和らげる治療薬にも使われ                            るが、作用の仕組みは不明だった。丹羽教授らは                            牛の大動脈の壁をつくっている「血管内皮細胞」を                            培養してボツリヌス毒素を接触させ、倍率三百-六百倍の顕微鏡での                 観察を三年間続けた。この結果、毒素が細胞に接触すると、細胞から                            出ている「糖鎖」と呼ばれる毛のような部分が毒素をつかんで細胞の                            中に取り込み細胞を通過させていた食事で体内に入った毒素は「口→                           腸→毛細血管→毛細血管の外の体液→神経細胞」というル-トで神                            経細胞に至ることが確認された。この毒素は筋肉に信号を伝える神経                            伝達物質アセチルコリンの動きを阻害することで筋肉を弛緩させるため、                          重症の場合は呼吸まひなどで死亡することもある。ボツリヌス菌は道内                           などの海岸の砂に広く分布。菌が付着した魚で作られた「いずし」は、                            長期保存中に菌が増殖し、度々食中毒を引き起こす。全身の筋肉がね                           じれたり硬直したりする原因不明の運動障害ジストニアや、まぶた、顔                            などの筋肉のけいれんの治療にも、少量のボツリヌス毒素を注射する                            療法が行われている。丹羽教授は「今後、ボツリヌス毒素が神経細胞                            に働きかけることを、さらに明確にしたい」としている。道立衛生研究所                           (札幌)の孝口裕一研究員は「医薬品の安全性確保や効果改善につ                             ながる」と評価している。

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毒ガスを高感度で分析

2008-10-21 15:30:00 | うんちく・小ネタ

化学テロで使われる恐れのあるサリンやマスタ-ドガスなどの毒ガ                             スを、従来より高感度で測定する検知器を警察庁科学警察研究所                              と日立製作所が開発した。資料の空気を取り込んだ後、余分な成分                             を排除して対象物質だけをイオン化させて分析することで、感度を従                             来の携帯型検知器の100倍程度に向上させた。サリンでは、致死                             濃度の25万分の一でも検出できたという。マスタ-ドガス成分の入                             った瓶が見つかった神奈川県の旧相模海軍工廠で、処理作業の安                             全確認にも利用された。現在は重さ270㌔と大型で、数千万円台と                             高価だが、量産すればより小型で安くなるとしている。

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トカゲの尾が紫外線反射

2008-10-21 15:20:00 | うんちく・小ネタ

伊豆諸島などに生息するオカダトカゲの子ども(幼体)い、尾で紫外                             線を多く反射するタイプがいることを東邦大などのチ-ムが発見した。                             幼体の尾が青いのは、天敵に見つかったときに尾を目立たせて急所                            への攻撃を防ぐ“トカゲのしっぽ切り”をしやすくするためとされる。                              チ-ムは、ヘビがいない八丈島のオカダトカゲの幼体の尾は紫外線                             をほとんど反射しないのに対し、ヘビが生息する神津島では約40%                             を反射することを突き止めた。天敵のヘビや鳥などは、人に見えない                             紫外線も色として認識する。チ-ムは、神津島ではより尾が目立つ                              タイプが生き残ったのではないかと考えている。

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増加する前立腺がん

2008-10-21 15:00:00 | 健康・病気

ちょっと聞けない「泌尿器科の話」=古屋 聖児解説                                      高脂肪食 取りすぎ注意

最近、日本で前立腺がんの増加が指摘されています。この病気、欧                             米人に好発し、米国では男性のがんの中で第1位を占め、10万人                              当たりの発生率は黒人で175人、白人で107人です。日本人の発                             生率は今のところ米国平均の約10分の一です。ところが、徐々に増                             加し、20年後には前立腺がんによる死亡率は現在の3倍になると推                             定されています。前立腺がん増加の原因の一つは、日本人の長寿高                             齢化です。このがんは年をとるほど多く発生する性質を持っています。                            実際、日本の前立腺がん発見率は50歳代では0・15%ですが、70                             歳代になると10倍の1・5%と増加します。また、日本人の食生活の                            欧米化、とりわけ高脂肪食が増加の危険因子です。その証拠に日本                            人と同じ遺伝子を持つハワイ在住の日系人に比べ、前立腺がん発生                            率は実に約5倍も高いからです。日本食の納豆やみそなどに含まれ                             る大豆イソフラボンのがん抑制作用が影響していると言われています。                           まさに世界に誇れる日本食の底力です。最も重要なことはPSA検査                            が 開発され、前立腺がんの早期発見が可能になったことです。PSA                             は前立腺がんマ-カ-と呼ばれ、採血だけで簡単に検査できますの                           で、50歳以上の男性は1-3年こ゛との定期検査を(北見医師会長)

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新書 異端のメス

2008-10-21 14:00:00 | 本と雑誌
異端のメス 異端のメス
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2008-09-30

著名な心臓外科医としてテレビなどでおなじみの大和成和病院(神                               奈川県大和市)院長の南淵明宏医師による医療エッセ-。「病院の                              ウソを見抜く方法教えます」のサブタイトルで、医療のウソを暴く。                               例えば外科医は本来、内科医の診断の結果、「手術が必要」とされ                              た患者だけに手術を行うものだが、内科医に変身して検査を行い、                              自分で手術を行っている例を紹介。「外科医は常に手術をしたいもの                             だから、判断は内科医が行うべきもの」と批判する。その上で「手術                              が必要」と言われたら従うふりをして、「必ず別の医師の意見を聞く                              べきだ」と訴える。

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