゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

釧路8市町村で街づくり

2009-03-30 15:38:11 | ほっかいどう関連情報

管内で広域計画 新年度から始動                                                農業など4分野 ふん尿活用し森育成、バイオ燃料研究・・・

[釧路]釧路管内町村会(会長・棚野孝夫白糠町長)は、釧路市を含む釧路管内全8市町村が一体となって一次産業振興や環境保全に取り組み広域プロジェクトを策定、新年度から本格始動させる。具体的には、森づくりやコンブの消費拡大などに連携して取り組み、地域全体の発展を目指す。

同町村会は2007年、地方分権や地域間競争に対応するため、管内自治体が連携できる政策課題を網羅した「地域づくりビジョン」を策定。釧路市や釧路支庁とも協力してテ-マを模索し、今回の企画に結実した。その柱は、脳畜産業と環境保全型森づくり、海産物のブランド化、観光振興の4分野。具体的な事業では、釧路産コンブの知名度向上を目指し、新しい活用法や料理を全国から公募する。家畜ふん尿を堆肥に使う循環型の森づくりに取り組み、バイオ燃料にも期待されるヤナギなどを植える。また、道道釧路空港線と8市町村の玄関口の道路に花壇を整備し、地域全体で旅行者へのもてなしを演出する。プロジェクトの取りまとめが各市町村の新年度予算案策定に間に合わなかったために、初年度は町村会がコンブの消費拡大や花の植栽などの費用として計160万円を負担する。釧路支庁によると、一つの支庁管内の全市町村が広域の地域づくり計画をまとめ、実施するのは全道初。棚野会長は「八市町村が力を合わせて活力ある地域づくりを進めたい」と話している。

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時代の肖像「丹生裕子(たんじょう)さん(38)」

2009-03-30 14:38:51 | 人物100選

◎「コンビニ受診」を減らしましたね                                                県立柏原病院の小児科を守る会代表 患者も変わらなければ

100_1176 母親たちの呼びかけによって、兵庫県立柏原病院小児科の時間外受診が半分以下に減った。スロ-ガンは三つ。「コンビニ受診を控えよう」「かかりつけ医を持とう」、そして「お医者さんに感謝の気持ちを伝えよう」だ。

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柏原病院は兵庫県の中東部、丹波市内にある。2007年春、2人しかいない小児科医の1人が辞意を表明し、小児科がなくなるかもしれないと地元紙の記事でで知った。「小児科医がいなくなれば、産科も維持できない。安心して子育てできなくなる」。危機感を抱き、医師を招くために署名活動に取り組んだ。地域のお母さんたちが中心となって「守る会」をつくり、5万5千人余の署名を集めた。県庁に届けた時、言われた。「医師が足りないのは丹波だけではない」小児科医はとどまり、危機は回避したものの、「医師が働きやすい環境を地域がつくらねばならない」と思い至った。勤務医は激務なのに、「SOS」を自分からは発信しづらい。一方、患者側の要求水準は高い。スロ-ガンに基づいて啓発用のステッカ-を作り、「お医者さんにいままで以上の感謝を伝えよう」と院内に「ありがとうポスト」を設けた。ふつうなら苦情であふれる投書箱が感謝の手紙でいっぱいになる。取り組みから2ヵ月で夜間や休日の受診は激減した。「子どもが熱を出し、軽症かなと思っても、受診せずに様子を見るのは勇気が要ります」細かな判断材料を提供するため、柏原病院の小児科の監修で作ったのがA4判の冊子「病院に行く、その前に・・・」だ。発熱や嘔吐などの症状と程度によって、「心配ない」から「救急車を呼ぶ!」まで、受診の目安をチャ-ト化した。一冊100円。イラストは絵が得意な会員が担当した。話題を呼び、自治体を中心に北海道をはじめ全国から引き合いがある。これまで3万部印刷して配布した。柏原病院の医師が02年の43人から19人に半減したなか、小児科医は5人に増えた。守る会の活動を知り、希望して来たのだ。神戸大からは夜間当直の医師が応援で来るようになった。開業医の理解もあり、初期医療としてのかかりつけ医が定着してきた。「医師を増やせ」「病院を残せ」といった要求型ではなく、医療者と患者の間に橋を架け、「患者も変わろう」とのメッセ-ジを発信する活動が功を奏した。

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結婚した翌年、西宮で阪神・淡路大震災に遭った。家は全壊した。「あの時、死ななかったから、いま、ここにいる。守る会の代表も役割だと受け入れています」市営住宅に家族5人で住む。夫は高校の教師。小6、小4、小2の子どもがいる。ス-パ-マ-ケットの青果コ-ナ-で週に2回パ-トタイムで働いている。会員はいま20人。それぞれ仕事を抱え、日中は子連れで車で集まり、夜は電子メ-ルを交換しながら、地域医療のために何かできるか知恵を出し合う。子育て世代対象の勉強会「ママのおしゃべり救急箱」は好評だ。「ふつうのお母さん」のしなやかな取り組みが地域医療再生のモデルとして注目されている。自治体から講演に招かれたり、視察を受けたりする機会が増えた。市民運動をしているとの気負いはない。厚生労働省の担当者が面談に訪れた時は、「厚労省にしてほしいことはありますか」と聞かれて、「何もありません」と答えた。「医師を守る、地域医療を守るとは、魅力ある地域をつくること」結論はシンプルだ。

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山海幸めぐり<平取の豚肉>

2009-03-28 17:45:42 | ほっかいどう関連情報

適度な脂身柔らか黒毛                                                         和牛で知られる日高管内平取町が、豚肉でも注目されつつある。生産農家は4戸と少ないものの、付加価値の高い黒豚や放牧豚の飼育に取り組んでいる。出荷額も年々増加。料理で使う豚肉を町内産黒豚に切り替えた食堂もあり、関係者は「平取を豚肉のマチに」と意気込む。

100_1120 町役場から車で3分。同町荷菜の黒豚生産者、大坪一寿さん(47)の豚舎を見せてもらった。高さ1㍍、3㍍四方の囲いが20ヵ所あり、軟らかそうな黒毛の豚が10頭ずつ、動き回っていた。大きいもので体調1㍍、体重は120㌔もある。同町内では昔から白豚を飼う農家があったが、黒豚飼育は1989年に大坪さんらが導入したのが始まり。適度な歯応えと柔らかさを併せ持つ肉質と、くどさのない脂が特長で、白豚より5割は高く売れる。大坪さんは07年から黒豚一本にしぼり、昨年は約800頭を販売した。黒豚は体に脂肪がつきやすく、適度な脂身を保つためには飼料の調整が欠かせない。出荷は生後8カ月で、白豚より2ヵ月長い。手間がかかるので価格が高いが、「食べれば味の違いが分かる。『びらとり和牛』のようなブランドに近づけたい」と大坪さん。

 

肉質締まる放牧も

100_1121 荷菜から南に約4㌔。雪に覆われた丘陵地では100頭近い豚が走ったり、鼻で雪面を掘ったりしていた。同町川向の池田英作さん(75)、浩之さん(45)父子は町内で唯1、白豚の放牧を手がける。浩之さんは「放し飼いだからストレスがない」と話す。軽種馬の生産をしていたが馬の販売が不振となり、06年から豚専業に切り替えた。放牧用地は計6㌶。肥育豚舎と草地を結ぶ扉は開けており、豚は自由に往来できる。生後4ヵ月目から放牧し、同7、8カ月で出荷。締まりのある肉質でハムやソ-セ-ジにも向く。精肉の価格は通常の豚舎で飼う白豚より5割ほど高く、昨年は約1700頭を販売した。JA平取町によると、昨年の豚の出荷は4戸で計約3200頭、約1億3千万円。出荷額は2000年以来、最高だった。

◇  ◇  ◇

「味処いこい」(同町本町、℡01457・2・2448)は昨年6月、とんかつ定食(1200円)や焼肉定食(1400円)などに使う豚肉をすべて、白豚から大坪さんの黒豚に変えた。原価は15%上がったが、店主の高橋秀忠さん(63)は「地産地消を広めたい」と料理の価格を据え置いた。次女の育子さん(28)に焼き肉の調理法を聞いた。ロ-スの両面に焼き色をつけて一口大に切り、赤ワインを加え弱火で2分、火を止め余熱で1分温め、塩コショウする。黒豚のコクと脂の甘さが楽しめる。黒豚料理は同町ニ風谷の「びらとり温泉」℡01457・2・3280)でも食べられる。黒豚の精肉は、同温泉やイト-ヨ-カド-札幌店(札幌市東区)などで、放牧豚は食肉加工販売ファ-マ-ズジャパン(℡011・889・2333)で買える。

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ウンチクがんちく「パンの世界(22)」

2009-03-28 16:44:06 | うんちく・小ネタ

パン教室「カフェ・タブリェ」主宰 森本 まどか                                          作り手とお客の心 通じ合い

100_1173 こじんまりとした店の扉を開けると、おいしいパンん゛ぎっしりと棚に並び、作り手の顔が少し見えるような温かみのある雰囲気。そして、すてきな笑顔のおかみさんがいるパン屋が私の理想です。渡島管内七飯町の「こなひき小屋」はちょうどこんな感じのパン屋さんです。木村幹雄さんと奥さんの由紀枝さんが21年前に始めたお店です。「こんな田舎で、お客さんが来るだろうか?」という心配をよそに繁盛店になりました。由紀枝さんの接客は、地域の人たちの心をがっちりととらえるすてきなものです。パンの質問には丁寧に答えてくれます。「対応がツンツンしているお店のパンは小さく縮こまっているみたい」と由紀枝さんは笑います。お客さんの好みも把握していて、常連のお年寄りから「いつもの」と電話注文があれば、できる限り配達します。商品名一つとっても、オリジナリテ-にあふれています。「作り手の思いを、売り手がきちんと受け止めて、一つ一つのパンをいとおしく思う気持ちでお客さまに伝えることで大事」との思いからです。今日も「親方とおかみさん」、2人の思いがあふれるおいしいパンが焼きあがります。=おわり=

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病気は自分で治すもの!?

2009-03-27 17:44:43 | 健康・病気

病気は95%は自分で治す。医者のアドバイスは5%と心得る。薬は不快な症状を緩和してくれるもので、薬では治すことは出来ない。また期待しない。人は自分で治す能力が、生まれながらに備わっている。それを自然治癒力(免疫力)といい、薬の長期使用は、免疫力を阻害し簡単に治っることが出来たのに、長期化することがあるようです。見立て違い。

例:糖尿病や高血圧=人それぞれのタイプによって診断方法が違う。

  • 陽性タイプ・・・・ズングリ・ムックリで赤ら顔、バイタリティに冨、見るからにやり手タイプの人は大半が過食による脂肪過多による糖分を膵臓のインシュリンの働きが正常に働かない、処分出来ないために起きる現象。ダイエットや運動(過度にではなく、継続的に体を動かす。人に依存していたことも、自ら動いて解決する等)
  • 陰性タイプ・・・・やせぎすで、色白、白髪で気力にとぼしく、体力的に自信なさそうなのに日頃から、何とかがんばって仕事や家事などをこなそうとする人。こういうタイプの人は、ストレスによる症状で、うつ病も併発していることが多いようです。この方達は如何にリラックスさせるか、食事なども好みのものも十分考慮し、時にはうつ対応の薬なども処方してもらう等。

そのことをわきまえずに、昔ながらの食事療法一辺倒での診断を下すなどの話を、聞くことがあります。

糖尿病・・・1型(遺伝子などの異常で免疫力が逆に作用し、巧く機能しない)・2型(生活習慣で糖分の異常摂取が消化できない状態)

もっと詳しく知りたい方は下記書籍を参照「目からウロコ状態??」

非常識の医学書 非常識の医学書
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2009-02-27

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ホテル業から農業へ

2009-03-27 15:52:09 | ほっかいどう関連情報

野口観光伊達で                                                            大規模農地購入 野菜、宿泊客へPR

[登別]ホテル経営の野口観光(登別、野口秀夫社長)は25日、大規模農業経営に参入するため、伊達市内の農地約40㌶を購入したことを明らかにした。すでに農業生産法人を設立し、今春から野菜などの生産を始める。系列の全道14ホテルに供給するほか、食品業者などへの販売も視野に入れる。

自社生産で宿泊客に食の安全をPRすることなどが狙い。日本観光旅館連盟によると、ホテル業界からの大規模農業参入は「聞いたことがない」という。生産法人は「のぐち北湯沢ファン-ム」(資本金500万円)で25日、伊達市農業委員会から設立承認された。本社は同市内の系列ホテル内で、農業従事者と野口観光の定年退職者ら計約10人を雇用。農業従事者が生産法人社長に就き、野口社長が会長を務める。農地の購入先は、東京の大手建設会社が3年前に設立した生産法人で、購入金額は明らかにしていない。購入した農地に隣接する約10㌶についても地元農家と借地契約を締結。作付け面積は合計約50㌶に上り、東京ド-ム約10個分に相当するという。ニンジンやタマネギ、アスパラ、ナガイモなどの野菜のほか、ソバの栽培も手掛ける予定。「異業種参入の農地としては大規模」(道農業経営課)といい、年間4千万~5千万円の生産高を目指す。農地近くでの直営レストラン開設や、農業体験を絡めた旅行商品の開発も予定。野口社長は「新しい農業ビジネスのモデルを構築したい」と話している。

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老化やがん誘発抑制

2009-03-26 17:45:26 | 健康・病気

札幌医大グル-プ タンパク質「XBP1」働き解明

札幌医大第一内科の安達正晃准教授(血液学)らの研究グル-プは、XBP1と呼ばれるタンパク質が、老化やがんの原因となる酸化ストレスの働きを抑えることを突き止めた。研究は近く発行される米生命科学雑誌「セル・デス・アンド・ディファレンシエ-ション」で発表する。XBP1は、異常タンパク質が細胞内に蓄積し、細胞に負荷がかかった状態(小胞体ストレス)になると、ストレスから体を守るために働く物質。酸化ストレスは、活性酸素によって細胞が障害を受けている状態を指しが、これまで2つのストレスの関係は解明されていなかった。研究グル-プは小胞体ストレスになった細胞から、XBP1を除去すると、酸化ストレスを取り除くカタラ-ゼと呼ばれる酵素も減ることを発見。XBP1があことで、酸化ストレスも抑制できることがわかった。XBP1がなくなると、両方のストレスを排除できないうえ、ストレス同士が連動し、糖尿病やアルツハイマ-病などの病気を引き起こす可能性があるという。安達准教授は「XBP1は未解明の部分が多く、直ちに治療に結びつくわけではない。わけではない。 今回の発見でさまざまな病気の発生メカニズムか゛わかるかもしれない」と話している。

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生きるしくみ「鼻がムズムズ」

2009-03-26 16:25:41 | 健康・病気

空中のほこり、花粉除去=當瀬規嗣解説

春がもうそこまで来ています。暖かい日差しをうけてまぶしいさを感じると、とたんに鼻がムズムズして、くしゃみが出る人がいます。これは日光による光くしゃみ反射であると、専門書にも書かれています。詳しいことはまだ解明されていないそうですが、何かしらのどかさを感じる反射ですね。北海道では雪が解けて、地面が顔を出し、ほこりっぽくなるのも一因かもしれません。春は花粉が飛び回る季節でもあります。花粉症で鼻水やくしゃみに悩む人がどんどん増えて、社会問題ともなっています。花粉症に悩む人は本当に深刻で、こちらのくしゃみは「のどか」などとはとても言えないつらさです。いずれにしても、春は鼻がムズムズする季節です。ところで、ほこりや花粉でくしゃみが出るのは、鼻が空気のごみを取り除くフィルタ-の役割をしているからです。鼻の中には鼻甲介という表面を粘膜で覆われたヒダがあり、その隙間を空気が通過するようになっています。こうすることで吸い込まれた空気は、粘膜によって温められ、湿らされ、さらにほこりが粘膜に絡め取られ、除去されています。粘膜についたほこりは、鼻水やくしゃみで冷たく乾燥して、ほこりが入った空気が直接ノドや肺の中に入るのを防いでいます。口を開けて呼吸すると、鼻のフィルタ-が効かないので、ノドを傷め、風邪をひきやすくすると考えられます。息はなるべく口を閉じて、鼻からするように心がけるといいようです。試してみてください。(とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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ガ-デンらいふ「ワクワク家庭菜園」

2009-03-25 17:24:06 | ガ-デニング

「自産自消」楽しさ浸透

100_1169_6ここ数年、家庭菜園を始める人が増えてきました。背景には食の安全・安心ということもあるでしょうが、何よりも地産地消ならぬ「自産自消」のおいしさと楽しさが、静かに浸透しているからだと感じます。ガ-デニングの世界でも、寄せ植えに野菜を使ったり、ポタジェというフランス風のおしゃれな菜園が注目を集めたりするなど、「見ても楽しい」野菜づくりが始まっています。今年はこの傾向がいっそう強くなるように思います。さて、家庭菜園での一番人気といえばトマト。それも最近はミニやミディ(中玉)の品種が多く出回っています。プランタ-栽培もできるので、ベランダ菜園派にも重宝します。トマト好きたちは「今年はどの品種をつくろうか」と、今あれこれ頭を悩ませているかもしれません。トマトに限りませんが、野菜づくりで注意したいのが、苗を植える時期です。気がはやるのか、まだ地温が低いのに植えてしまい、失敗したということをよく耳にします。また、肥料のやりすぎも、かえって生育のバランスを崩します。育てる楽しさも味わいながら、自産自消を満喫する。花新聞では今後、そうした情報を随時掲載していく予定です。(花新聞ほっかいどう)

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においと味の不思議⑫「ヒトフェロモンの作用」

2009-03-25 15:26:33 | うんちく・小ネタ

月経周期 共同生活で同じに

ヒト以外の動物では、フェロモンが個体間の情報のやりとりに重要な役割を演じている。メスのカイコガ(成虫)が放出するボンビコ-ルは、オスのカイコガに婚姻ダンスを踊らせる。わずか一分子のボンビコ-ルがカイコガの受容器を興奮させると言われている。とかくヒトのフェロモンというと科学ではないと受け取られがちだが、われわれの分野で研究に従事するもののすべてが認めるヒトフェロモンの作用がある。現在、シカゴ大学で教えるマクリントック教授は学生の時、女子寮で生活していた。しばらくして仲のいい友達となぜか月経周期が近いことに気づいた。疑問に思った彼女は寄宿舎のデ-タを集めて統計的な解析を行い、共同生活を営む場では女性の月経周期が同じになってくるとの調査結果を英科学誌ネイチャ-に発表した。寄宿舎で見つかったことから寄宿舎効果(ドミトリ-効果)と呼ばれる。学生がネイチャ-誌にその成果を認められて発表を許されることは、当時も今も異例のことである。このフェロモンに関する話を講義や講演ですると、何人もの女性から直接、あるいわリポ-トなどで自分も同様な体験があると告げられる。マクリントック教授は、その後この研究さらに進め、女性の脇から月経周期を早める物質と遅くする物質が分泌されることをネイチャ-誌で報告している。これらの物質が協調して月経周期の同期を引き起こしていると考えられている。現在までのところ、これらの物質の同定には至っていない。(柏柳 誠=旭川医大医学教授)

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循環型社会先取り<北広島市の取り組み㊦>

2009-03-23 18:26:11 | ほっかいどう関連情報

土に返す 生ごみ減へ施設改修

100_1040 北広島市が注目したのは石川県珠洲市。能登半島の先端にあり、同県内10市の中では人口が最も少ない約1万7千人の観光と農業の町だ。同市は下水にし尿と生ごみを合わせ、同時に処理する先進的な施設を一昨年8月から、本格的に稼動させた。既存の下水処理施設を改修することで初期投資を削減し、分解過程で発生するメタンガスは汚泥を乾燥させるボイラ-燃料として再利用し、運転コストを抑えている。さらに処理後の残りかすを肥料として使うことで循環型のモデルを構築する、全国初の試みだ。微生物による分解過程で出たメタンガスが順調に回収、再利用されているのを目の当りにした北広島市環境部の村上精志参事は「北広島が目指す施設とほぼ同じ。これまでの下水に加え、生ごみの受け入れ方を確立すれば実現可能だ」と自信を深めた。北広島市では毎年2回、家庭から出されたごみを調査している。生ごみは、無作為抽出した2百㌔、のうち、重量換算で約4割を占めた。市廃棄物対策課は「生ごみがなくなれば、埋め立て地の延命はもちろん、埋め立て地の近隣住民から苦情が多いカラスが減ります」とメリットを強調する。生ごみを下水と一緒に分解処理した場合、メタンガスの発生量は、生ごみ1㌧あたり120立方㍍と試算される。下水処理の約6倍にあたり、現在、追い炊き用に使っている年間130㌔㍑分の重油(約900万円相当)が節約できコスト削減が見込まれる。北広島市にとって、メタンガスの再利用は下水処理施設で経験済み。生ごみを破砕選別する施設と、微生物による分解のための消化槽を増設するだけでよい。「建設コストは珠洲市より安価。後は微生物が生ごみを、分解してくれるか、テストを行うだけです」(同課)。新しい施設は2011年稼動する予定だ。「北広島は農村から発展した町。以前から“土に返す”という考え方があったことが、バイオガス化を導入しようとする原動力となっている。特産品がないと言われるが、環境問題に取り組む先進的な町として全国に発信していきたい」。村上参事は力を込めて話した。

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循環型社会先取り<北広島市の取り組み㊤>

2009-03-23 17:22:56 | ほっかいどう関連情報

肥料 下水を微生物で分解

100_1039 「今春も立派な花が咲くはずだよ」。北広島市の無職及川健一さん(71)は昨年11月、自宅庭に使い慣れた肥料をまいた。市下水処理センタ-の処理過程でできた「乾燥おでい」。市内の学校や公園でも利用され、農家42戸でつくる「北広島市乾燥おでい農地利用組合」の野村輝治理事長は「作った野菜は根の張りも味も良い」と太鼓判を押す。1979年から始まった乾燥おでいづくり。下水を微生物の力で分解し、発生した汚泥を脱水処理して乾燥させる。分解過程で出るメタガスは、汚泥を乾燥させるための燃料だ。北広島市はリサイクルが叫ばれる以前から循環型社会を先取りしてきたといえる。同市は1884年(明治17年)、広島県から移住した25戸103人が開拓のくわを下ろした。寒地稲作発祥の地として知られる。札幌のペットタウンとして1970年ごろから人口が急増。市制を執行した96年には5万4千人を突破した。家庭ごみの排出量も増加の一途で、市民1人が1日当りに排出する量は98年度で9百㌘。「ごみ減量をPRし、2000年には8百㌘を切るまでに減ったが、人口が毎年約1%増え年間の全体量1万7千㌧からの減少は難しい状態」(市担当者)となった。人口も04年に6万人を超えた。近隣の5市町と協力して進めていた共同の焼却施設建設予定地が開発局が進める千歳川河川整備計画の遊水地の候補地と重なり振り出しに。焼却施設建設計画の中心にいた高橋通夫企画財政部長は「いずれ埋め立て地は満杯になることが分かっていた。生ごみを分別処理し減量するしかなかった」と振り返る。ごみ担当職員が注目したのは北陸地方の石川県珠洲市。生ごみと下水を微生物の力で一緒に分解し汚泥を作り、発生するメタンガスをボイラ-燃料にして乾燥させていた。高橋部長には「北広島市では既に下水を循環処理しているわけだから、そこに生ごみを加えることは技術的に難しくない」という確信があった。同市は急きょ、能登半島の小さな町に担当職員を派遣した。

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ウンチクがんちく「パンの世界(21)」

2009-03-23 15:45:23 | うんちく・小ネタ

パン教室「カフェ・タブリエ」主宰 森本 まどか                                          職人になったジャンプ少年

100_1143 20年ほど前、札幌のジャンプ少年団に入るため東京から来た少年がいました。マンションの1階には小さなパン屋さんがありました。少年はさびしさも手伝って、学校から変えるとパン屋の店先にいるようになりました。パン屋を切り盛りしていたのは、まだ若い職人。製造も配達も大忙しでこなさなければなりません。パンの作り方を店先で見ていた少年は、いつの間にか、タイマ-が鳴ると止めたり、時には、焼きあがったパンをいきました。この窯から出したり、一人前に手伝いができるようになっていきました。このころから少年は「大きくなったら絶対パン屋さんになる!」と決めていたのだそうです。その少年が大人になり、もう一度この店で、今度は職人として働くことになりました。そしと修業が終わり、ついに念願のパン屋を開店したのです。少年は、毛利将人さん。東京代々木上原の「マンマ-ノ」というすてきなパン屋さんです。留守番を頼んでいた若き職人は「ム-ラン・ド・ギャレット」の渋谷英樹さん。今や北海道を代表する名店です。マンマ-ノ開店の時、自分の店を留守にして、誠心誠意手伝いをしていた渋谷さん、素晴らしい師弟関係です。

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放射線当てても生き残るがん幹細胞

2009-03-21 17:10:46 | 健康・病気

活性酸素の少なさ関係

がん細胞のうち幹細胞の性質を持った「がん幹細胞」は、放射線を当てても生き残り悪性度が増すこともあり、これには細胞内に活性酸素が少ないことが関係しているとの研究成果を、米スタンフォ-ド大などのチ-ムが発表した。人やマウスの細胞を使った実験で、がん幹細胞では、正常な細胞より活性酸素の量が少なく、放射線照射によるDNAの損傷が軽かった。活性酸素を除去する酵素を合成する遺伝子が活発に働いていることも判明した。この酵素の合成を防ぐ薬品を与えると、放射線照射で生き残る細胞の量が劇的に減少。チ-ムは、「治療法の開発に役立てられる」としている。

※活性酸素を除去する酵素を合成する遺伝子が活発に働いているため、放射線照射をしてもDNAの損傷が軽くて、生き残っている。

※免疫を司る白血球の中で、顆粒球が初期の体内防波堤で、細菌や不純物又血流障害(コリ・筋肉痛・冷え痛等々)、抗体を作る前の体内を正常化する浄化作用に拘わっている細胞で、最短で(3日位)消滅するその際に活性酸素を排出すると言われています。と言うことは免疫力の絶対量が不足していると放射線療法も効果が薄いということなのだろうか???

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心身のリラックスに有効!?

2009-03-21 15:53:52 | ダイエット

生活習慣病の予防や治療、高齢者の介護予防、ダイエットまた美容などにも有効として、インタ-バル速歩が注目されていのす。

  • インタ-バル速歩とは2、3分速歩きをして、同じ時間ゆっくりと歩く。これを1日3~5セット繰り返すトレ-ニング方法

ゆっくり歩いても有酸素運動としての効果ある。それに速歩きを併用すると(無酸素運動)、筋力トレ-ニングの効果が加わり筋力アップや若返り効果があるとのことです。

継続的に集中して、何分間か体を動かすと、何時間も掛けてする運動と同等の効果が得られることを認識することです。

ダイエット効果を期待して取り組む方の脳思考は、動いた分ご褒美に過食して、ちょつとも効果がないと言う方が多数いらっしゃいます。食事量を如何に減らすかまたはカロリ-消費量を如何にアップするか?・・・体重が増えない食事量をキ-プして体を動かす(消費量をアップする)。このインタ-バル速歩きは知らず知らずに筋力アップし通常の食事ですむようです。

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