゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

虫歯で脳出血リスク4倍

2011-09-29 14:52:28 | 健康・病気

阪大などのチ-ム 日本人の8%保有

口の中で虫歯の原因となる「ミュ-タンス菌」の一種が脳出血のリスクを約4倍に高めることを大阪大や横浜市立大などのチ-ムが突き止め、27日付けの英科学誌ネイチャ-コミュニケ-ションズ電子版に掲載された。脳出血の新たな危険因子とみられ、予防や治療薬の開発につながる成果。ミュ-タンス菌は日本人の60~70%が保菌。チ-ムは、ミュ-タンス菌のうち「コラ-ゲン結合タンパク質」を持っている特定の菌に着目。このタイプの菌は日本人の約8%が持ち、脳出血の患者では約30%が保菌していた。発症リスクは約4倍になる計算。菌は口移しなどで母子感染する恐れもある。特殊な光で血管を傷つけたマウスに、患者の唾液から採取した菌を投与すると、投与しないマウスと比べ脳出血の面積が5~6倍に拡大。高血圧のラットでは約7倍広がった。血管の修復を妨げ出血が増えていた。健康な人が保菌していても問題ないが、高血圧やストレス、老化、喫煙などで血管が弱ると脳出血を起こしやすくなる。チ-ムの和田孝一郎大阪大准教授は「このタイプの菌を持っていたら、生活習慣に気を付けたり、子にうつさないようにしたりするなどの対処が必要だ」と話している。

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食事制限の対処法の落とし穴!?

2011-09-26 18:56:16 | 健康・病気

何事も量と質のバランスが問題!?

自然界に存在する食べ物は、どの様な形体をしていようが多少の差はあっても複合的な栄養素から成り立っています。タンパク質(アミノ酸化合物)・炭水化物(でんぷん質で糖分に変換)・脂肪・ビタミン・ミネラルの5代栄養素がそれぞれ固体の特徴で質や量の違いを個性的に形成されています。同じ種類の品種の中でもそけぞれ微妙に表情が違い、大小があり比較対照される存在です。ましてや、人は非常に似ている方の存在はテレビ放送などで外見的に確認することが間々ありますが、内面的にも同一視することは決してありません。DNA鑑定などで実証されています。それは食の好みにも現れることでしょう。その上間違えた情報で、何でもよいからカロリ-をト-タル的に減少させれば良いとの考え方です。ところが、夫々に役割があり、行動の是非によって不足する度合いが違ったりするのです。糖分に変換しやすい炭水化物(穀類・でんぷん質等)の摂取量と高カロリ-(脂肪分過多の肉類)の食べ物の回数または一回の量などを如何に減らすことが出来るかの工夫が大切なことを認識し、その方法を探究することです。社会統計でごはんの摂取量で1日当たり1~2杯の人と4杯以上の方では短命度が1.8倍もの差があるとの結果がでてます。糖分とタンパク質による糖化現象が老化物質を血中に大量に取り込むことか゛繊維質や骨質の柔軟度を阻害するなどの情報もあります。元気で若々しく社会に貢献できる、そんな人生楽しいと思いますが如何ですか?

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宇宙最大の爆発強力磁場が関与

2011-09-24 16:27:18 | ニュース

金沢大などの研究チ-ム                                           ガンマ線放出の仕組み解明

100_8254 「ガンマ線パ-スト(GRB)」と呼ばれる宇宙最大級の爆発現象が、ブラックホ-ルを取り巻く強い磁場の作用で生じていたことを、金沢大などの研究チ-ムが宇宙ヨット「イカロス」に搭載した検出器による観測で解明した。成果は19日から鹿児島市で開かれている日本天文学会の秋季年会で発表される。                                 GRBは、巨大な恒星が寿命を迎え、爆発を起こした後に残るブラックホ-ルの中心から吹き出す「ジェット」とともに、非常に強いガンマ線が爆発的に放出される現象。発生には強力な磁場が関与していると推測されていたが、観測による証拠は見つかっていなかった。                   金沢大の村上敏夫教授らの研究チ-ムは、イカロスの検出器が昨年8月に観測したGRBを分析。観測されたガンマ線に、光(電磁波)の振動の向きがそろう「偏光」があることを検出した。また、偏光の方向が、約100秒間続いたGRBの前半と後半で違うことも分かった。研究チ-ムは、偏光は強力な磁場が存在する場合にしか生じないことから、偏光は強力な磁場が存在する場合にしか生じないことから、偏光の検出は磁場の存在を裏付けると推測。また、短時間で偏光の向きが変わったことから、ジェット内に複数の強力な磁場が存在しており、これらの磁場が電子に高いエネルギ-を与えて強力なガンマ線を放出させていると結論付けた。

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血液でうつ病診断

2011-09-23 18:17:15 | 健康・病気

広島大グル-プ 患者特有 遺伝子変化を解明

採血することで、うつ病を客観的に診断できる有力な新指標を発見したと広島大大学院医歯薬学総合研究科の山脇成人教授や森信繁准教授のグル-プが発表した。成果は米科学誌に掲載された。神経細胞を成長させるタンパク質の一つ、脳由来神経栄養因子(BDNF)の遺伝子に起きる「メチル化」という化学反応の程度を調べる手法としては世界初としている。グル-プによると、うつ病は基準に沿って、気分の落ち込みや意欲低下の症状から問診などにより診断されており、糖尿病の血糖値や高血圧の血圧値のような明確な指標は未開発。今後さらにデ-タを集め制度を高めるのが課題だが、社会問題化している自殺の原因ともなっているうつ病の客観的な診断や抗うつ薬の効果予測に役立つと期待される。グル-プは北大や名古屋大、大分大などから、うつ病患者20人と、うつ病でない18人から血液の提供を受け、BDNFを作る遺伝子の三十数ヵ所のメチル化を解析した結果、患者特有のパタ-ンが見つかった。費用は1人1万5千円程度と見込み、2日間で結果が出るという。今後、抗うつ薬投与や病状変化と、メチル化の程度の変化の関連性も調べる。BDNFは記憶や学習、神経発達など脳機能に深く関与し、主に中枢神経にある。ストレスにより量や働きが低下するため、うつ病の発症と密接に関わるとされている。渕上学研究員は「これほどきれいに結果が出る手法はないのでは。安価で正確な診断ができる方法として確立したい」と話す。

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「人工細胞」が自己増殖

2011-09-19 18:39:46 | 健康・病気

東大チ-ム 温度の上下で分裂

化学物質を使って人工的に合成した“細胞”を、生きもののように自己増殖させることに、菅原正東大名誉教授らのチ-ムが成功し、英科学誌ネイチャ-ケミストリ-に発表した。                                 チ-ムは「無生物から生物が生まれたシナリオを再現したともいえ、生命の起源に迫る知見となる可能性がある」としている。チ-ムは、有機化合物の分子を袋のように並べ、細胞膜にみたてた直径数マイクロ㍍(マイクロは100万分の1)の球状の“人工細胞”を作製。内部に大腸菌由来のDNAと、DNAを増幅させる酵素を入れた。この細胞を、膜の材料と同じ化合物を溶かした水溶液に入れ、温度を上げ下げしたところ、細胞が化合物を取り込んで膨らみ、やがて分裂。内部のDNAも増えて、分裂した細胞に分配されたという。この細胞には、生命活動に必須であるタンパク質などの生体高分子は使われていないが、チ-ムは「単純な分子でも、細胞のような増殖システムができることが証明できた」としている。

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蛍光タンパク質多色化に成功

2011-09-19 18:11:21 | 健康・病気

北大教授らグル-プ                                                    細胞内の変化感知→神経回路解明へ

100_8251 筋肉収縮やホルモン分泌など多くの生理現象に関係する細胞内のカルシウムイオンの濃度変化を、鋭敏にとらえることができる青、緑、赤の蛍光タンパク質(GECO=ゲッコ-と命名)を、北大電子科学研究所の永井健治教授(42)らのグル-プが開発した。細胞内の動きを多面的に測定することが可能となり、神経回路の動作メカニズム解明にも役立つことが期待される。米国科学誌「サイエンス」電子版に発表する。蛍光タンパク質はノ-ベル化学賞を受賞した下村修博士の研究で知られ、細胞内の物質に標識として組み込むと光でその動きが分かる。中でも、色調の明るさの変化でカルシウムイオン濃度の濃淡を示す蛍光タンパク質は「カルシウムイオンセンサ-」と呼ばれる。従来のセンサ-は蛍光色が青緑から緑に限定され、変化の幅も小さかったため、わずかな濃度変化をとらえられなかった。永井教授らは、蛍光タンパク質の構造を遺伝子工学的に一部変えることなどで、従来は高くても元の明るさから10倍程度だった変化の幅が、26倍という緑のセンサ-の開発にも成功した。これらの技術をもとに、緑から青に変わる、変化の幅が110倍という世界最高のセンサ-も作り出した。光遺伝子と呼ばれる別の分野の技術を組あわせることにより、これまで解析することが難しかった、行動や思考、記憶など複雑な神経回路のメンニズムの解明も期待される。永井教授は「今回の技術は、細胞内の糖や脂肪などカルシウムイオン以外の変化を同時に観察する技術を開発するための基盤にもなる」と話している。

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アルツハイマ-病

2011-09-19 17:29:22 | 健康・病気

慶大など 患者からips細胞 治療薬開発に期待

100_8249 アルツハイマ-病患者の皮膚の細胞から、さまざまな組織の細胞になれる人工多能性幹細胞(IPS細胞)を作製したと、慶応大などの研究チ-ムが、英専門誌電子版に発表した。これを神経細胞に育てることにも成功。病気の原因解明や治療薬の開発に利用できると期待される。慶応大医学部の鈴木則宏教授らは、遺伝的な要因でアルツハイマ-病を発症した患者から採取した皮膚の細胞にウイルスを使って遺伝子を入れ、IPS細胞を作製した。さらに神経細胞に分化させて調べると、約2週間後に毒性の強いタンパク質「べ-タアミロイド」が、通常の神経細胞より約には2倍つくられることが判明。このタンパク質が病気の原因とする説を裏付ける結果という。また、この神経細胞に治療薬の候補とされている物質を投与すると、べ-タアミロイドの産出が大幅に減少したことが確認できた。今後、開発した薬剤の有効性や安全性を調べる有用な素材になりそうだ。アルツハイマ-病は症状を改善する薬はあるが、根本的な治療法は開発されていない。

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免疫抑制薬で劇症肝炎

2011-09-09 16:13:15 | 健康・病気

ウイルス感染者17人死亡

B型肝炎ウイルスに感染し治癒した人が、免疫抑制作用のある薬を使用すると、ウイルスが再活性化して劇症肝炎を発症する恐れがあることが、厚生労働省研究班(代表・持田智埼玉医大教授)などの調査で8日までに分かった。研究班は、2004~09年に、B型肝炎ウイルス感染歴がある17人が免疫を抑える薬の使用後に劇症肝炎を発症して死亡したことを受け、10年度から調査を始めた。全国の約100施設で、ウイルスに感染して治癒した人で、リウマチや血液がんの治療のため免疫抑制薬や抗がん剤を使用している235人を調べたところ、5%に当たる12人でウイルスが再活性化したことが判明。抗ウイルス薬を投与して肝炎発症を防いだ。研究班によると、B型肝炎ウイルスへの感染歴がある人は1千万人に上るとみられる。感染すると一部は肝炎を発症したり、血液中にウイルスの遺伝子が肝臓に残るものの、感染に気付かないことが多い、持田教授は「免疫抑制薬を投与する際は、ウイルスへの感染歴を調べる必要がある」と話している。

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