゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

甲状腺ホルモン「當瀬規嗣解説」

2008-03-31 15:00:00 | 健康・病気

寒さ乗り切る元気の源

体の調子が良くて、気分が爽快なときは、体の中から力がわいて、                           仕事や家事もドンドンこなすことができますね。このような体の状態                            をつくるには、単純に体にエネルギ-をためるだけではた゜めです。                            豊富なエネルギ-を効果的に使わなければなりません。私たちのエ                            ネルギ-は、糖分や脂肪から得られます。ただ、糖分や脂肪は消化、                          吸収された体内に入ってから、細胞で分解されて初めてエネルギ-                            が取り出されるのです。ですから、ただひたすらに食べるだけでは、                           栄養分の蓄積は起りますが、有効にエネルギ-として使うことはでき                           ないのです。消化、吸収されたり、体内に蓄積されたりした栄養分か                           ら効果的にエネルギ-を取り出すには、実は甲状腺ホルモンの働き                           がきわめて重要です。甲状腺は、首の前のノドボトケの下にある器                            官です。チロシンというアミノ酸とヨウ素(ヨ-ド)という元素から甲状                           腺ホルモンを作って分泌しています。甲状腺にホルモンを分泌させる                          のは、脳の視床下部と下垂体の役割です。この甲状腺ホルモンは血                          液の中に入って、全身に行き渡り、細胞のエネルギ-利用を向上させ、                         細胞を元気にします。腸では糖分の吸収を促し、脂肪組織では脂肪                           の分解を促し、エネルギ-源の供給も増やします。こうしてエネルギ-                           の消費が高まるので、体内に熱が生じて体が温まります。ですから、                          冬になると甲状腺ホルモンが多く分泌され、寒さを乗り切っているわ                           けです。甲状腺ホルモンは“元気の源”なのです。                                        (とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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すごい製造業-日本型競争力は不滅

2008-03-29 10:30:00 | 本と雑誌
すごい製造業 日本型競争力は不滅 (朝日新書 92) (朝日新書 92) すごい製造業 日本型競争力は不滅 (朝日新書 92) (朝日新書 92)
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「産業の空洞化」や「日本衰退論」は本当であろうか。兵庫県立大                             教授の著者が、すぐれた中小企業の現場を歩き、共通点として「人                            づくり」「マネジメント能力」を見いだす。日本国内の「大きな内需」と                           「シェア争い」の中で培われた高い技術力と競争力を備えた製造業                          は、今後も日本をしっかり支え続ける、との主張には説得力がある。

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骨粗しょう症<日ごろの予防が一番>

2008-03-28 17:00:00 | 健康・病気

青少年「食べて運動“骨の貯金”を」                                              中高年「骨密度知って対策講じて」

100_0633 骨の強度が低下して折れやすくなる骨粗しょう                           症。閉経後の女性やお年寄りに多く、国内患者                           は推計1千万人以上とも言われる。先月下旬、                           天皇陛下が前立腺がんのホルモン治療の副作                           用で同症になる可能性があると、発表されたが、どんな病気なのか、               専門医に聞いた。骨も体の他の部分同様、新陳代謝で絶えず古い                            骨が壊され、新しい骨がつくられる。だが栄養不足やホルモンの変                           化などでこのバランスが崩れ、つくる量より壊す量が多くなると、骨                            量(骨密度)が減り、骨の室が低下し、同症となる。「70歳で女性の                           40%、男性の13%がこの病気。患者の割合は高血圧や糖尿病と                           変わらない。骨量が減るだけでは、自覚症状があまりない」と話す                            のは、札幌清田整形外科病院(札幌市清田区)の副院長、片平弦                            一郎さん(52)だ。だが同症でお年寄りが骨折すると「日常生活の不                           便だけでなく、内臓障害や認知症などを引き起こしたり、寝たきりの                           要因になる。時には命にもかかわる」と指摘する。骨量は通常、10                           代後半あたりで頂点に達し、その後一定の値を維持した後、年齢と                           ともに減少する。特に女性は閉経後、骨が壊れるのを抑える働きを                            するホルモンが減る。同症の検査は、この骨量を測る骨密度測定が                           中心になる。最新の「骨粗鬆の予防と治療ガイドライン」(専門家でつ                           くる同ガイドライン作成委員会が編集。ライフサイエンス出版刊、220                           5円)では、骨密度が健康な若い人(20~44歳)の平均値に対し、                           80%以上は正常、80~70%は減少に要注意、70%未満を骨粗し                           ょう症と診断する。骨が弱くなり軽い力で骨折した場合には70%未                           満でなくても同症と診断する。

100_0634 どんな人がなりやすいのか-。片平さんによると、                          高齢や閉経後の女性のほか、やせて小柄、家族                          に同症の人がいる、運動量が少ない、カルシウム                          摂取が少ない、アルコ-ルやコ-ヒ-の多飲、た                           ばこをたくさん吸う、胃腸や婦人科の手術歴、糖尿                          病や甲状腺の病気など。もちろん変えられるもの                           を改善すれば予防に結びつく。治療は、骨を丈夫にする栄養や運動の               指導、薬物療法やリハビリ。骨折した場合は手術などがある。「最近                          は骨量を維持したり、増やすことで、骨折を防ぐ効果的な薬もある」と                          いう。宮内庁などによると、天皇陛下は骨密度低下を防ぐために、ほ                           ぼ毎日運動する必要があり、御所には水中歩行器も用意された。「骨                          粗しょう症は、日ごろからの予防が一番」と説く片平さんは、予防法と                           して転倒や骨折を防ぐ運動と、骨づくりの栄養を挙げた。運動は、体力                         や体の状態に合わせた無理のないものなら何でもよいという。手軽な                          のはウォ-キング。家事で体を動かすのもいい。栄養は「カルシウムと、                         カルシウムの吸収を助けるビタミンD、骨を強くするビタミンKの摂取が                          大切。ビタミンDには転倒抑制の効果もある」。カルシウムは牛乳・乳                          製品、大豆製品、小魚などに多く含まれている=図参照=。片平さん                          は「骨量が増える青少年期にバランスよく食べ、よく体を動かし、“骨                           の貯金”を。中高年は自分の骨密度を知って、維持や減少を抑える対                          策を講じよう」と呼びかけている。

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牛の餌に植物油⇒メタン9割抑制

2008-03-27 15:30:00 | 環境問題

カシュ-ナッツから抽出<温暖化・病気対策に光>                                    北大大学院・出光チ-ム発見

カシュ-ナッツの殻から抽出した植物油などを飼料に混ぜると、地                            球温暖化をもたらす温室効果ガスの一つで、主に牛のげっぷとして                            排出されるメタンの発生量を9割減らせるという研究成果を、出光興                           産(東京)と北大大学院農学研究院の家畜栄養学研究室(小林泰                            男教授)の共同研究チ-ムがまとめた。飼料のエネルギ-効率の高                            まりで飼料の削減や病気予防にも効果が期待できるという。                               出光は十数年前から酪農家向け微生物技術を応用した補助飼料の                           研究を各大学と進めている。牛の病気の一つで、胃の中にガスがた                           まり、うまく排出できない鼓脹症と呼ばれる病気に対応するため昨                            年4月から北大と共同研究を始めた。ヤシやオリ-ブなど数十種の                           植物性油 を抽出、牛の胃液に当たるル-メン液をガラス容器に入                           れて病原菌の増減を調べたところ、カシュ-ナッツの殻を砕いた植                            物油の抑制が強かった。植物の葉に生息するシュ-ドザイマと呼ば                           れる酵母菌から分泌される液体も、同様の効果があった。ル-メン                            液のネバネバ感が和らぐことでガスの発生が抑制され、メタンの発                            生量はいずれも9割削減できたという。さらに、牛の胃の中で微生物                           がブドウ糖を分解する際、プロピオン酸と呼ばれる脂肪酸が約25%                           増加した。飼料をエネルギ-源に換える効率が高まるため、「飼料の                           量を減らしても同等の効果が出る」(アグリバイオ事業部)という。出                           光は、搬送しやすい粉末状にすることで、2011年度の商品化を目                           指す。研究成果は27日に茨城県水戸市の常磐大学で行われる日                            本畜産学会で北大側から発表される。メタンの抑制には従来、抗生                           物質が使われていたため、小林教授は「天然物質での削減は画期                           的ではないか」と話している。

メタン=京都議定書で排出削減が義務付けられている温室効果ガス                          の6種のうちの一つ。ガス排出量の割合は全体の2%だが、二酸化                           炭素の21倍の温室効果がある。排出源は、牛のげっぷをはじめ、廃                          棄物埋め立て処分状や水田の土壌など多岐にわたる。

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ウンチクがんちく「土と作物のはなし⑪」

2008-03-27 14:42:00 | うんちく・小ネタ

道立道南農業試験場研究部長 赤司 和隆                                         糸状菌からリン酸供給

100_0655 ヒマワリとシロカラシを緑肥として栽培し、それ                            ぞれの跡地にリン酸を与えずにトウモロコシを作                           ってみました。すると、シロガラシ後のトウモロコ                           シではリン酸不足に伴う成育抑制が起りましたが、                         ヒマワリ後のトウモロコシの生育はそれほど悪くありませんでした。                            これは、作物にリン酸を与えるVA菌根菌という糸状菌の働きによる                           ものです。この菌はヒマワリの根に感染し増殖するので、後作(他の                           作物の収穫後に栽培する)のトウモロコシではこの菌の感染率が高                           まります。この結果、菌からトウモロコシにリン酸が供給され、成育が                          抑制されなかったのです。一方、この菌の感染を受けないシロカラシ                           には、ヒマワリのような効果がないことから、トウモロコシのリン酸不                           足が生じたわけです。ヒマワリをはじめトウモロコシ、マメ科植物、ネ                           ギ類はVA菌根菌の感染を受けることが知られています。これらの作                           物を緑肥と後作物(後作で栽培する作物)として栽培した場合、後作                           物にはこの菌によるリン酸供給が期待されます。

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刺し身OK冷凍ホッケ

2008-03-26 15:00:00 | ほっかいどう関連情報

新技術で臭み消す

100_0656 檜山管内奥尻町の燃料販売「越森石油電器商                           会」(越森修平社長)と機器開発ベンチャ-の                            サ-モダイナミックシステムズ(札幌、井筒忠雄                           社長)は、解凍後も鮮度を損なわない冷凍のホッ                          ケ切り身の販売を始めた。離島からの輸送費が                           負担となり、出荷対象外だった小さい魚体のホッ                           ケを主に活用。臭みのない刺し身用ホッケとして                           売り込んでいる。一匹450㌘を超えないホッケは                           1㌔数十円ほど。島からの出荷にフェリ-代の方が高くつくため、そ                のまま捨てられるものもあった。越森石油はこれらのホッケを有効                活用するため、サ-モ社などから冷凍に関する基礎技術の提供を受                           けホッケに適した冷凍加工法を確立。サ-モ社が販売窓口を努める。                          新技術は、魚の鮮度保持に効果があるシ-アイス(人工海水)にホッ                          ケを漬け込む。身が凍結する手前の温度(マイナス1・7度)に一定期                          間、保つことでホッケ独特の臭みが取り除けるという。さらに細胞を強                            化する独自技術を用いることで一般的な冷凍設備でも解凍時にうま                           味成分が流出しない手法を開発した。越森石油が同町に設けた加工                          場で1日最大400㌔を生産するほか、同管内上ノ国町や稚内市の                           水産加工業者に生産委託して生産量拡大を目指す。ホッケは水揚げ                          から加工までの日数などによって五つの品質に分類、最上位のもの                           は刺し身など新たな食べ方を提案する。すでに関東の飲食店などに                           卸しており、今後は「桜ほっけ」の名でス-パ-などにも販路を拡大し                          たい考え。切り身の卸価格は半身で100円前後。両社は「輸送面で                          ハンディのある離島でブランドを生み出したい。手ごろな値段の刺し身                          魚に」としている。

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現代読書灯<ナビ>座談

2008-03-25 15:00:00 | 本と雑誌

出会いの妙ついポロリ 隣のお喋り楽しむ感覚  森 毅(数学者)

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価格:¥ 620(税込)
発売日:2007-10

雑氏文化については、欧米に比べて日本では、座談がおもしろい。                            広告でも大きく扱われるし、それにつられてその雑誌を買ったりする。                           それがすぐ単行本にまとまる。最近なら養老孟司を中心にした「バカ                           にならない読書術」。そして三年もすると文庫になる。たとえば丸谷                            才一を中心にした「千年紀のベスト100作品を選ぶ」「ゴシップ的日                           本語論」。若いころには、インタヴュ-される側でなくて、する側にま                            わったこともあったが、これが難しい。まったく相手を知らないとまず                           いが、予習をしすぎると読者を生徒の位置に追いやってしまう。欧米                           のインタヴュ-がもひとつなのはその故だろう。多少は書かれた作品                           よりわかりよくなることもあるが、それぐらいならもとの本を読んだほう                          がまし。相手がいるために、ふだんにないことを喋ってしまうのが座談                          のおもしろさ。読者としても、喫茶店で隣のお喋りを耳にして楽しむ感                          覚がよい。生徒になつてはつまらん。対談だと、先生と生徒になりっ                           こないが、スポ-ツ観賞と違うから、どちらに味方するかは関係ない                           ものの、あまり親しすぎるのもつまらない。相手の応答が予想できて、                          出会いの意外性がない。ライブでやったこともあるがあれは疲れる。                           二人だから半分なのじゃなくて、相手のことを考えながら聴衆にも気                           くばりせねばならぬので、一人で講演する二倍。しかしそこが対談の                          おもしろさ。三人から五人ぐらいの座談会になると、それがもっと複雑                          になるが、五人が限度と思う。ライブやテレビになると、見た目のにぎ                          やかさや世間でのバランスを考えて、人数が多くなりがち、六人だと、                          三人にしてその分ギャラを倍にしてよいといつも思う。司会だけが別に                          なるのは役わり分担がおもしろくないが、だれかが仕切らねばならぬ。                            連歌の席の宗匠。このあたり、日本のよいのは、宗祇や芭蕉以来の                          伝統があるからかもしれぬ。欧米のつまらんのは、作者の位置を確立                          したがる近代の故もあろう。本歌どりをしながら座を楽しむのがよい。                          読書文化だって、著者への敬意より、座を楽しむ感覚がよい。このた                           びとりあげた本では、養老の「読書術」は、とくにその前半がこのコラ                           ムに好適。丸谷の「日本語論」は本の作りそのものが、いま論じてい                           るテ-マ。笑っちゃたのは、サルトルについて、評論一流、ろ。劇作二                          流、小説三流、哲学四流というところ。丸谷はいろんなことをしていて、                         一流とか二流とか格づけする趣味はないのでそれぞれに楽しむことに                          しているが、なにより感心するのは宗匠としての腕。もっとも、活字に                            するには、編集の腕が大きい。高田宏や島森路子ぐらいになると表に                          出るが、普通は黒衣で、近松やシェ-クスピア以前の狂言作者。こち                          らはもう少し表に出してよい。これも若いころにやったことがあるが、白                          紙の原稿用紙を埋める倍ぐらい疲れるのだから。

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血圧の誤解を検証 !?

2008-03-24 17:00:00 | 健康・病気

血圧とは、血管が収縮したり弛緩(ゆるんだ状態)したりの繰り返し                           で、心臓から血液を全身に送り、また回収する行為である。行きは                            動脈で帰りは静脈を通って循環しています。この血管が収縮し細く                            なると、力を強くしないと血液は流れていかない、いわゆる高い方                            の数字(上の値)でその逆の弛緩太くなると低い圧力でも十分に流                           れ行きます(下の値)。この血液は、心臓というポンプの力だけでは、                          スム-ズに流れていかない。筋肉の働きも重要な役割を担ってい                            ます。しかし、加齢とともに筋肉の力が低下すると、当然機能が低                            下し、高血圧の要因の1つとなります。                                            その他、高血圧の条件を考察してみます。

  • 急にビックリしたりの、筋肉の硬直
  • 血管の中に余分な養分が浮遊している(血管が詰まってる)
  • 疲労物質や他のホルモンなどが血管内に蓄積される、これ                           は午後以降徐々に血圧が高くなる原因。活動的だつた交感                           神経下が休息モ-ドの副交感神経下に移行する。この時、                            体温も最も高くなる。
  • 入浴時緊張で血管は収縮、当然血圧は急激に上がる。その                           後リラックスするため、急速に血圧は下がる
  • 就寝で、体内のリフレッシュが行われ正常化へ移行する。                            体温も正常時での最も低くなる

血圧は常にある種の要因によって、上下運動を繰り返している。ま                            たいろいろな要因が重なって、恒常的に慢性的にある一定ライン以                           上の血圧を維持し続けると高血圧と診断され、重大な疾病へ移行す                            る可能性を秘めている。よく低血圧だからとの話をする場合があるが、                          これは正常範囲ないであるとのことです。だが、常に低体温体質だと、                         起床時に正常な行動がとれず、起き上がるのに手間がかかるようで                          す。これらの悪循環は筋肉の低下と栄養バランスが取れていないた                           めだといえます。簡単な改善は、食事を主食(ごはん、めん類など炭                           水化物)、主菜(肉、魚、大豆などのタンパク質や脂肪)、副菜(野菜、                          煮物類などビタミン、ミネラル)の比率を3:1:2で取るように心掛ける                         と、若々しい血管や内臓を確保でき体調が常に良好となるようです。                          量の加減も重要ですよ。

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有酸素運動&無酸素運動を確認

2008-03-24 15:00:00 | 健康・病気

有酸素運動と無酸素運動の決定的な違いとは?

人は(動物全般)機能別に身体全体を筋肉で支えられています。                             この筋肉は30代後半から、年々衰え筋(スジ)へと変身していきま                           す。または赤身と脂身との霜降り状態化していきます。だが、この                            筋肉に継続的な負荷を掛けることによって、強化されていくことは経                            験的に知っています。この負荷の強度の違いが、有酸素状態また                            は無酸素状態を現出するのですとのことです。例えば、ウォ-キング                          (歩行)は速度は別として、通常時は全身運動で筋肉に酸素が混入                           している。ところが、腰をすこし落とし気味にして(中腰状態)で歩行                           すると、大腿筋(太もも)に強度の圧がかかり、酸素が消失し疲労物                           質の乳酸が増大する。この様に、腕や足その他の箇所に物を持った                           りして負荷を掛け、通常と違う強度を与えると、無酸素状態を現出そ                           の結果、筋肉が強化され太くたくましくなっていく。このことは、短期                           間に全力疾走する、通常とは違う姿勢、例えば太極拳のように、ゆっ                           くりとした動作だが、ある部位に強度な負荷がかかる姿勢、または腕                           立て伏せをゆっくりした動作で行うなど、ある行為も強弱によって有酸                          素運動になったり無酸素運動になるとのことです。この様な有酸素ま                          たは無酸素状態を、うまく取り入れて運動すると、より一層楽しんで、                          健康管理が可能になるようです。でも、何事も継続が大切です。適度                          に(適当に)加減良く(いい加減に)することがベストなようです。                              いろんな人が、ある条件をクリアしなければ意味が無いような言い方を                         聞くことがあります。その様な言質に惑わされないことを願っています。                          大事なことは、如何に楽しく継続するかです。徐々に体力がつくと必然                         的に、歩幅が大きくなったり、速度が早くなったり、距離や時間の継続                          が伸びていきます。継続以外に無駄なことはひとつも無いことを自覚し                          ましょう。

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この一冊「地方出版に未来メッセ-ジが・・・」

2008-03-24 14:00:00 | 本と雑誌

地方出版に未来メッセ-ジが大きな力に                                           和田由美さん=亜璃西(ありす)社社長

だれが「本」を殺すのか だれが「本」を殺すのか
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2001-02

かれこれ7年くらい前の会社経営が一番つらい時期に、たまたま書                           店で、このタイトルが目にとまって、ペ-ジをめくってみたところ、中                              に亜璃西社」といううちの会社名が載っているじゃありませんか。驚                            きましたねえ。もっとも、すぐに買って、隅々まで読みましたけれど、                            載ったのはうちの会社名の四文字だけ。しかも、出版社の社名には                           読みにくい難しい名前が多すぎます、という苦言の中で取り上げられ                          た例の一つだったので、自慢にはなりません。それでも、一人前に                            認められたようでうれしかった。たとえどんな出方であろうとも、です。                           この本には、きちんとしたメッセ-ジで、地方出版には未来がある、と                          書いてあります。もはや中央思考で何かをつくる時代ではない、私は                           この本から大きな力をもらいました。その後も、この言葉を繰り返し自                           分に言い聞かせています。半面、厳しいことも書いてあります。日本                           では、およそ毎月二万点くらいの新刊が発行されているが、中身のな                          いどうでもいい本がおおすぎると。それが出版業界全体の「底下げ」                           原因になっていると。書店の多くは新刊を優先しているので、「駄本」                          が平台を占領してしまい、良い本であっても早々片隅に追いやられて                           しまうと。悪循環ですね。本を作る側の人間としても読書好きの一人と                          しても、この一冊はお薦めです。

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水田でひと工夫メタン排出抑制

2008-03-22 15:30:00 | 環境問題

「中干し」延長、稲わら堆肥化                                                 農水省全国10ヵ所で実験へ「京都」達成の追加策に

100_0649 農林水産省は今春以降、水田から発生するメ                             タンの排出量を減らす実証実験を10ヵ所で取り                           組む。メタンは、地球温暖化の原因となる6つの                           温室効果ガスのうちの1つ。排出量は二酸化炭                           素(CO)ほどではないが、同省は「農作業をひ                           と工夫するだけで、コメの生産性を落とすことなく                           削減が可能」とし、京都議定書の目標達成に向けた追加策に盛り込                  みたい考えだ。メタン発生源は、廃棄物埋め立て処分場や牛のげっ                            ぷなど複数あるが、水田を使っりた全国規模の実験は初めて。水田                           の土中は空気が遮断されており、酸素のない状態を好む微生物が                           有機物を分解して、メタンを発生させている。ただ、コメ作りの過程に                          は、田植えの約1ヵ月後に水を抜き田を乾かす「中干し」という作業が                          ある。農水省は、この作業で田んぼが乾くとメタンの発生が止まるこ                           とに着目。福島県農業総合センタ-の実験で、通常6月に1週間行う                          中干しを2週間に伸ばしても収量が変わらず、メタンの発生量は2~5                           割減らせることが分かったという。また、収穫後の稲わらは、そのまま                          土にすきこんで地力を回復させるのが普通だが、稲わらをいったん田                          から出し、牛ふんと混ぜて堆肥にして戻した方が、メタンの排出量を                           約四分の一減らせることも分かっている。そこで同省は新年度予算で                          5億2100万円を確保。各都道府県に呼び掛け、約10ヵ所の農地で                          中干しの延長と稲わらの堆肥化を実行してもらい、メタンの発生量の                           変化やコメの品質、収穫量などを調べることにした。このうちの数ヵ所                           をモデル地区とし、条件付きで稲わら1㌔当たり20円を助成。堆肥を                          作る機械や施設にも補助金を出し、手間のかかる稲わらの堆肥化を                           支援する。2年間の実験で成果が確認されれば農家や指導者向けの                          手引きをつくり本格普及を目指す。京都議定書が日本に削減を求めて                          いる温室効果ガスの発生量に占めるメタンの割合は2%(うち水田から                         の発生は約四分の一)。発生量は少ないものの、メタンの温室効果自                          体はCOの21倍もあり、「農作業をひと工夫するだけで、環境への貢                         献度は大きい」と同省環境保全農業対策室は強調する。道内では道立                         中央農業試験場が1991年から実験を続け、メタン発生の低減技術な                         ども蓄積されており、「国との情報交換を密にしたい」(企業情報室)。                          千葉大大学院園芸研究科の犬伏和之教授(土壌学)は「メタンの温室                         効果は強く、水田で排出量を削減させる実験は重要だ。技術が確立す                         れば、米作が盛んなアジア諸国への普及も考えられる」と農水省の取                          り込みを評価する。北海道洞爺湖サミットの主要議題でもある温室効                          果ガス削減をめぐっては、CO排出量取引精度導入の是非について                           経済界の内部や、経済産業省と環境省との間で塩飽の違いが浮き彫                          りになっており、農水省としては自らの存在をアピ-ルする絶好の機会                         ともとらえているようだ。

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はなし(抄)児童心理司<山崎由貴子さん>

2008-03-22 12:30:00 | 人物100選

陰湿で巧妙化するいじめ。被害者の保護を最優先で                                   「教室の悪魔」著者

教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために 教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために
価格:¥ 924(税込)
発売日:2006-12-21

「教室の悪魔」を書くことになったきっかけからお話をしたいと思います。                         一昨年、いじめの報道がたくさんありました。自殺者が相次いで、その                         かなりの報道が間違っていると思ったのです。例えば、最悪なのか゛                           「いじめられる側に問題がある」とか、いじめられている子に対しするメ                          ッセ-ジとして「負けないで」とか「立ち向かって」という報道。これじゃ                          あ、いじめられている子がどんどん死にたくなる。マスコミはやっぱり犯                         人捜しです。先生が悪い、校長が悪い、教育委員会が悪いと。悪い人                          捜しばかりしていて、具体的に解決に向けた話し合いがなされていな                          いように思えたのです。

    ◇ ◇ ◇

いじめをやめるにはどうするのか。大人がいじめを許さないのは、子ども                         はとっくに知っている。だから隠している。今のいじめの実態を知らなきゃ                        いけない。陰湿になっているし、巧妙になっている。携帯電話とインタ-                         ネットを使えるようになったことで、子どもたちは匿名性を手に入れました。                       匿名でいじめができるようになった。今のいじめの構造は、被害者一人                         で、残り全員が加害者です。例えば、メ-ルやインタ-ネットを使った援                         助交際のうわさを流す。ホテル街で見たとか、財布に何十万円入ってい                         たとか。家族に対してもひぼう中傷する。借金を抱えている、お母さんが                         売春している、と。全く事実無根です。ひぼう中傷の巧妙なところは、い                         じめの理由が後からつくられること。「しょうがないじゃん。あの子、援助                         交際してて汚いんだもん」という話になるのです。いじめが正当化され、                         理由が先にあったからいじめられてきたんだ、となっていく。これに先生                         も巻き込まれちゃうわけです。最近、いじめは子どもたちの権力争いだと                        思うようになりました。今の子どもの友人関係はすごく不安定です。ころ                         ころ友達関係が変わっていく。嫌われちゃうとか、KY(空気が読めない)                         とか思われることに、おびえています。ある女の子は言いました。「親友                         にだけは本音が言えない。嫌われちゃうから」。すごくおかしいでしょう。                         心と心のつなか゛りが信じられなくなっている中で、この子たちは何によ                         って関係性をつくったかというと、権力争いだと思うんです。自分が被害                         者にならない、傷つかない。地位を安定させるために、いじめ社会の中で、                       権力を得ようとするわけです。こんなひどいことが起っていれば、教師は                         気付くだろうという議論があります。気付くわけがない。子どもたちは必                         死に隠していますから。いじめられている子どもたちはなぜ誰にも言えな                        いのか。大人に話せば、いじめが悪化すると思っているからです。お父さ                        んやお母さんを好きかどうかとは全く別に、子どもは、大人はいじめを解決                       できないと思っています。大人への不信です。私は大人がいじめの解決                        に取り組むことは、子どもたちへの信頼回復だと思っています。解決に向                        けて、私が提案するのは二本柱です。「被害者の保護」と「問題の解決」                        です。そして、これを分けましょうという提案です。

     ◇ ◇ ◇

100_0650 被害者の保護。学校を休ませなければだめで                            す。「いじめがなくなるまで学校に行かなくてい                             いんだよ」と話をする。とにかく、子どもの心を休                           ませることが最優先です。学校やいじめのこと                            には触れず、親子で楽しい日々を送ればいい。                            まずは家庭という場所で、毎日が安全で自分が                           被害に遭わないということを確認する。ここからが、                         心を癒すことのスタ-トです。問題の解決に当た                           って、学校に話し合いに行くときは、まず、いじめ                            があったという事実を伝える。怒鳴り込みに行く                             場じゃない。だからこそ、いじめについての責任追及をしないでくた                せさい、と親御さんにお願いしています。責任を取れという話をし始                めたら、敵対し、解決の話し合いはできません。学校の本当の責任                          は、いじめをなくすこと。被害に遭った子は加害者をどうにかしてくれ                           とは言ってない。いじめをなくしてくれと言っているのです。学校にも                           お願いしています。事実の調査をしないこと。学校は、保護者が「う                            ちの子がいじめられていた」と来たら、「調べさせてください」と言わ                            ないでほしい。「分かりました。わが校にいじめがあったんですね」と                           認めてほしい。被害者がいたんだから、いじめはあったのです。潔く                           認める態度が、次からの信頼につながると思います。

やまわきゆきこ=1969年、東京都出身。横浜市立大学卒業後 、都                          児童相談センタ-職員。多くの子どもや家族の相談を受けながら、講                          演などを通じて現場の声を発信している。「教室の悪魔」(ポプラ社)で                          現代のいじめの実態と解決法を示す。最新刊に「モンスタ-ペアレント                          の正体」(中央法規出版)。

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ガ-デンらいふ「春を迎える観葉植物」

2008-03-21 16:30:00 | ガ-デニング

状態ごとに手入れを

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もう春はすぐそこまで来ています。冬の間室内で                           私たちの目を楽しませてくれた観葉植物も、そろ                           そろ主役の座を降りる季節です。感謝をこめて、                            植物の状態ごとに手入れをしてあげたいもので                           す。茎ばかりひょろひょろ伸びている場合ですが、                          これは日光か゛足りないことが原因です。日陰に                           強い植物といえども、時々は窓辺などで日に当て                          てください。間のびした茎は思いきって切り戻しす                          ると、新しい茎が伸びてきます。葉がぽろぽろ落                           ちてくるケ-スでは低温、あるいは水のやりすぎによる根腐れが考え               られます。特に温度が低い部屋では水が乾きにくいので、表面の土                が乾いてから与えましょう。葉先が枯れてきた植物は、乾燥のしすぎ               が原因の一つと考えられます。枯れた部分を切り取り、こまめに霧                            吹きします。根詰まりも原因の一つになりますので、鉢底から根が                            出ていれば、一回り大きな鉢に植え替えます。最後に、肥料につい                           て。多くの観葉植物は、冬の間ほとんど休眠の状態にあり、肥料を                           与える必要はありません。しかし、春は成長の期間であり、養分を                            必要とします。植物は水に溶けた養分を吸収します。液肥は肥料の                           濃度を一定にしやすく、効果も早く現れるので、便利です。肥料の三                           要素のうち、窒素分は葉や茎の成長に必要なもので、観葉植物にと                           ってもっとも重要です。説明書を読み、窒素分の濃度を基準にして、                           液肥を希釈する倍率を決めるとよいでしょう。(花新聞ほっかいどう)

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究極の栄養管理 !?

2008-03-21 15:00:00 | ダイエット

主食3・主菜1・副菜2 弁当箱で栄養管理

100_0642 計算不要、理想的バランスに

ダイエットで少ししか食べていないのに太ったり、                           逆に高齢者が食べているのに低栄養でやせて                            いく-。こうした悩みを改善するのに、「3・1・2                            弁当箱法」がある。カロリ-計算などせずに、                              弁当箱を使って適切な食事量や栄養バランスを                           知る方法だ。弁当箱法は、体に必要な食事の量や栄養をきちんと                取っているかどうか、弁当箱を一食分の「ものさし」として利用するの                           が特徴。名古屋学芸大大学院の足立己幸教授と高知大の針谷順                            子教授が考案した。両教授は、長年、市販の弁当や料理本などを                            基に、弁当に使われる食材や栄養素、調理法、エネルギ-量などの                           関連を分析した。その結果、主食(ごはん)、主菜(肉や魚、卵、大                            豆などのおかず)、副菜(野菜、キノコ、海藻などのおかず)を3対1                            対2の割合で弁当箱に詰めると、弁当箱の容量(㍉㍑)とエネルギ-                           量(㌔㌍)の数字がほぼ同じになるのが分かった。割合は、見た目                           (表面積)で判断すればよく、この割合だとタンパク質や脂肪を取り                            過ぎず、野菜の摂取目標にも近づくなど、理想的な栄養状態になる                           という。

100_0643_2 弁当箱法のル-ルは五つ。①自分に合った弁当                          箱を選ぶ(表参照。容量は弁当箱の裏側に書いて                          ある)②料理の組み合わせは主食3・主菜1・副菜                          2の表面積比にする③料理が動かないようにしっか                         り詰める④(煮物、あえ物、揚げ物など)同じ調理                          法の料理が重ならないようにする⑤見た目においしそうで、きれいに詰              めること-だ。                                                           始める前、まずそれまでの自分の食事を弁当箱に詰めてみるのがポイ                         ント。「主菜が多い」「副菜が少ない」など、弁当を見るだけで食生活の                          問題点が浮かび上がってくる。針谷教授は「急に食生活を変えるのは                          難しいので、問題点を把握した上で、1ヵ月をめどに徐々に理想に近づ                          けていってほしい」とアドバイスする。                                             札幌市は市民向けの栄養指導に、この弁当箱法を活用している。講習                         会などの参加者からは「主食が多い」「主菜が少ない」と驚かれることも                         多い。北保険センタ-の管理栄養士榊原隆子さんは「現在の食事は、                         炭水化物を少なく、脂肪やタンパク質を取りすぎる傾向にある。この方法                        なら1日で個人にあった適量が分かるし、栄養計算をしなくてもよいので、                       取り組みやすい」と効果を説明する。

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エネルギ-切れ「當瀬規嗣解説」

2008-03-20 17:00:00 | 健康・病気

「絞りすぎ」は禁物

女子マラソンの高橋尚子選手がオリンピック代表選考レ-スで敗れ、                          残念ながら北京行きを逃してしまいました。ひざの手術の影響もあっ                           たようですが、スタ-ト後に体が思うように動かなかったようです。                            レ-ス後のインタビュ-を見て、思いのほか元気な様子で安心しま                            した。高橋選手はレ-ス中、不調になりトイレに駆け込んだようです。                          急な便意は副交換神経が緊張しているために起ります。おそらく、                            副交感神経の緊張による軽いショック状態となっていた、と推測でき                           ます。ショック状態とは、血圧が下がって血液循環が悪くなることで                           す。これでは、体が思うように動くわけはありません。私はスポ-ツ                           医学が専門ではありませんが、レ-ス前の高橋選手の様子を見ると、                         少し体を絞りすぎているように見えました。極端に脂肪がにく、長距                           離を走り抜くだけのエネルギ-の蓄積がなかったのではないでしょう                            か。けがを乗り越えてのレ-スは、いや応なしに緊張します。緊張は                          交感神経を働かせますが、交感神経はエネルギ-の消費を高めます。                          そのため、スタ-ト後の早いうちに少ないエネルギ-蓄積を使い果たし、                         血糖が下がってしまったのでしょうか。血糖が下がると、はじめは交                           感神経が緊張しますが、そのうち脳の働きが弱くなり、ショック状態に                          なるのです。日本の女子マラソン選手は体を絞りきった人が多いよう                           ですが、エネルギ-切れになりやすいのでは、と心配しています。体                            重が軽いとスピ-ドが出るのかもしれませんが、やせすぎは禁物だ                           と思います。(とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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