゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

春の便り<フクジュソウ>鉢に詰め

2008-01-31 16:00:00 | ほっかいどう関連情報

フクジュソウ出荷始まる=三笠

100_0528 寒空の太陽の下、黄金色に輝く春の<代名                             詞>-。三笠市菅野の及川農園で、キンポウ                            ゲ科のフクジュソウの出荷作業が早くも始まっ                            ている。同農園は11年前から、鉢に詰めたフク                           ジュソウを発送している。雪の中から掘り出して                           鉢に植え替え、つぼみの状態で出荷。日当たりが良く、温度が低い                場所で育てれば、色鮮やかな直径三~四㌢の花を1週間ほど楽し                            むことができる。畑作りに3年、種から育てるには7年かかるといい、                           栽培にも一苦労だが、南は沖縄までと全国から注文があり、10年                            来の常連客も。「きれいに咲いた花を写真に撮り、送ってくれるお客                           さんもいる」と及川善志代表(55)はうれしそうに話す。一鉢分の料金                          は道内で1,250円、道外で1,500円。二鉢分は道内2,000円、                          道外2,250円。3月7日まで注文に応じる。                                        問い合わせは同農園℡01267・3・1727へ。

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イチロ-が天才の理由

2008-01-30 14:04:00 | ダイエット

大リ-ガ-のイチロ-選手に、密着取材した番組が放映されまし                            た。ご覧になった方も、多数いらっしゃったことと思われます。彼の                            日頃の生活態度は、まさに天才に値する行為のようです。同番組で、                         数々のタイトルホルダ-将棋士の羽生善治氏が、天才の条件につ                            いて語っていたことがあります。その要件とは「努力を如何に継続で                           きるか?」です。とのことで、飽きっぽい性格の我が身の凡人生に、                           納得といったところです。そのイチロ-のすごさは、最高のパフゥ-                            マンスを演じるために、如何に体調を維持するか。彼の人生におい                            ての究極の目標は、50歳まで、現役大リ-ガ-でいることと、引退                           する年に4割以上の打率を残して辞めることが夢だとのことです。                             10年先輩の工藤投手が今年も現役選手としての活躍が期待され                            ています。彼らは、体のケアに徹底的にこだわり、理にかなった努                            力を継続しているということのようです。イチロ-選手は

  1. 如何に体重を現状のまま維持し続けるか?                                     彼は奥さん手作りのカレ-をこよなく嗜好し続けている。自宅                            では日々カレ-のみとのことです。具材にはいろいろと工夫                           が凝らされているのでしょうが、一度に相当量を作り、冷凍                            保存していて、いつでも素早く出せるようにしているとのこと                            です。対談の中で、遠征先では何でも食しますよ、特に肉な                           どもよく食べますとのことですが、量的管理は徹底しているこ                           とが伺えます。
  2. 柔軟な筋肉を常に維持し、十分に満たされた睡眠を確保して                           いる。                                                            ・遠征先への必需品で大きなウエ-トを占めているのは「足裏                          マッサ-ジ器」と「マクラ」です。睡眠には適度な高さが欠かせ                          ない。又就寝前には、硬直した筋肉、特に足裏を徹底的に揉                          み解す。手軽に持ち運びできる、簡便なマッサ-ジ器は何度                           も買い換えているとのことです。                                            ・筋肉は毎日少しでも、継続して動かさないと、足腰が立たな                           い状態になります。だが、この硬直した筋肉を揉み解さないと                          血流が悪くなり、隅々まで血液が流れなくなることによって、                           体調不良に陥ります。動かして揉む、その繰り返しが元気にい                          られる基本で、日々実践しているとのことです。                                   ・歌舞伎役者の女形、第一人者の坂東玉三郎さんの元気に                             活躍できる源は、専属トレ-ナ-による就寝前のマッサ-ジに                          あると同番組の彼の特集で語っていました。体が資本の共通し                         た環境下にある方たちの徹底した管理は学ぶことが多いです。
  3. 激しい運動量に対応した栄養を、食事量制限の中で賄えない                          分、栄養ドリンクや栄養剤は必需品のようです。

技術の向上は、毎日が研鑽のようですが、変わらない体調維持管理が                         あってこそです。ストレッチやウォ-キング、ジョキングなど健康志向で                          いろいろと、取り組んでいる方も多数お見かけしますが最後の仕上げの                         マッサ-ジも忘れてならない一項目のようです。休息中に両手で、足裏                         や手の指の間などマッサ-ジするなども効果があるようです。

マッサ-ジ器=メ-カ-が違いますが、同等以上の効果が得られ                            そうなものがあります。興味が有りましたらこちらをクリック

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肝臓移植後血液型変わった

2008-01-29 11:47:35 | ニュース

豪の少女、ドナ-と同じに

肝臓移植を受けたオ-ストラリアの少女(15)が、臓器提供者(ドナ                           -)と同じ血液型と免疫システムに自然に変わり、拒絶反応を抑え                            る免疫抑制剤の必要がなくなったことが分かった。米医学誌に極め                           て特異なケ-スとして掲載され、医師は「こうした例は世界的に知                             られていない」としている。25日のオ-ストラリア各紙によると、少                            女は6年前、ウイルス感染で肝機能が低下、移植手術を受けた。                            免疫抑制剤を服用していたが、術後9ヵ月ごろに体調が悪化。調べ                           たところ、「O型Rhマイナス」だった血液型が、ドナ-と同じO型Rh                            プラスに変わり、移植した肝臓中の幹細胞が少女の骨髄に根付い                            ていた。免疫システムがドナ-のものにほぼ取って代わられ、骨髄                            移植と同じ効果が得られたという。

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遊歩道<昆虫パワ-に学ぶ>②

2008-01-28 14:00:00 | うんちく・小ネタ

ふん中で生きる抵抗力薬剤耐性菌へ効果期待

100_0525 ふんや堆肥の中で生きる虫が、病原菌の繁殖                            する環境でも平気でいられるのはなぜか-。                             そんな疑問からスタ-トした研究が、次々と現れ                           るメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)など                             の薬剤耐性菌と人間のいたちごっこに終止符を                           打つのでは、として注目されている。MRSAは                            特効薬とされた抗生物質「バンコマイシン」の耐                           性菌も出現し、院内感染が繰り返されているのが現状。「収拾がつ                 かない。違う発想で現代医療のジレンマを解決できないか」と考えた                          農業生物資源研究所の山川稔・生体防御研究ユニット長(昆虫免疫                          学)は、沖縄や奄美大島で、山積みにされた牛や豚のふん中で育つ                           タイワンカブトムシの幼虫で、免疫機能を調べてみた。すると、細菌に                          感染した幼虫は、体内で菌を攻撃するタンパク質を分泌していること                           が判明、このタンパク質の断片であるペプチドが、細菌に対抗してい                           ることを突き止めた。同じ構造、性質のペプチドを作り、既存の抗生                           物質と併せて使うと細菌は耐性を獲得せず、薬の効き目が維持され                           るということも分かってきたという。山川さんは「まだ実験室レベルだ                           が見通しは明るい。ただ、幼虫を掘り返すのはとにかく暑くて臭かっ                           た」と笑う。

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ズ-ムアップ<遺伝子が満月お知らせ>

2008-01-26 11:30:00 | うんちく・小ネタ

豪研究チ-ムサンゴで解明

100_0526 満月の夜、南洋のサンゴが一斉に白い卵を海                            中に放出-。この神秘的な自然現象を引き起こ                           すのが、光を感知するサンゴの光受容体である                            ことをオ-ストラリアなどの研究チ-ムが突き止                           めた。世界最大のさんご礁グレ-トバリアリ-フ                           のサンゴは、毎年春、満月の夜に一斉に産卵す                           る。水温や潮流などで産卵時期を大まかに合わせるらしいが、                  目を持たないサンゴが正確に満月の夜を特定する決め手は謎だっ                           た。研究チ-ムは、サンゴに青いかすかな光で刺激を受ける光受                            容体の遺伝子があることを発見。この遺伝子は、昆虫から人間にま                           で広く存在する体内時計を調整する遺伝子だった。満月時にこの遺                           伝子の働きが強まることから、研究チ-ムはこの遺伝子こそがサン                           ゴの体内時計のリズムを同調させ、産卵の引き金を引く主役である                            と判断した。

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CO2ゼロ30年までに

2008-01-26 11:25:45 | 国際・政治

ノルウェ-が前倒し

ノルウェ-政府は、二酸化炭素(CO)など温室効果ガスの排出量                           を2030年までに「ゼロ」とする方針を打ち出した。同政府は昨年、                            目標達成時期を決めており、目標達成時期を大幅に前倒しした。今                           回の計画では、太陽光や風力といった再生可能エネルギ-の開発                            推進や、化石燃料への課税強化などにより、CO排出量を大幅に                           減らす。さらに、途上国の森林保護に費用を拠出して排出削減に協                            力し、その削減分を自国の排出量と相殺する手法も積極的に活用                            する。こうして、COの排出と吸収が差し引きゼロになる世界初の                            「カ-ボン・ニュ-トラル(炭素中立)国家」を目指す。同国のストルテ                           ンベルグ首相は「世界で最も意欲的な政索であり、しかも現実的」と                           強調した。欧州では、スウェ-デンが「20年までに石油使用をゼロ                            にする」と宣言。英国は50年までに1990年比でCOの60%削減                           を目指すなど、各国が削減目標を競う状態となっている。

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ガ-デンらいふ「虹色のバラ」

2008-01-25 15:08:18 | ガ-デニング

サプライズ効果十分

100_0524 ガ-デナ-の一番人気は何といってもバラ。                             何年か前に、不可能だとされていた青いバラが                            バイオテクノロジ-を駆使して開発され、話題と                           なりましたが、今度は青色どころか七色その                            名も「ハッピ-カラ-ズ」。花びら1枚1枚の色が                           見事に異なり、まるで虹のようです。あまりの鮮                           やかな色合いに、造花かプリザ-ドフラワ-(生                           花を薬剤処理した枯れない花)では?と思う人                            もいるようですが、れっきとした生花です。予約                            販売を行っている日比谷花壇札幌グランドホテル                          店(札幌市中央区)によると、オランダからの輸入品で作り方は企業               秘密とのこと。「今までにないア-ト作品のような花。特殊な薬品を                吸わせているのか、普通の切り花よりも長く持ち、お客さまに好評                            です」と話しています。一輪だけでも存在感たっぷりなので、飾る器                           はぐっとシンプルに、ガラスや黒、白などの単色の花瓶がおすすめ                            です。ちなみに1本1,800円前後とかなり高価。そおっと切り口を                            のぞいてみると、導管ごとに違う色が入り込んでいて、かなり手間が                          かかっていることがうかがえます。サプライズ効果を狙いたいときには                          うってつけの花ですね。(花新聞ほっかいどう)

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家畜げっぷのメタンガス抑制

2008-01-25 12:47:51 | ほっかいどう関連情報

飼料に硝酸塩、アミノ酸=90%カット、温暖化防止も                                    (帯畜大教授が確認)

帯広畜産大の高橋潤一教授(59)=環境衛生学=らの研究グル-                            プは24日までに、硝酸塩とアミノ酸の一種を含んだ飼料を与えること                          で、牛や羊など反すう動物のげっぷに含まれるメタンガスを90%以                           上削減できることを確認した。メタンガスは、二酸化炭素の23倍の温                          室効果防止に効果が期待されている。化学肥料や家畜ふん尿を過                           剰投入された草地の牧草を摂取した家畜の中毒死を研究していて突                          き止めた。化学肥料などを過剰投入すると生じて中毒の原因となる                           硝酸塩と、アミノ酸の一種「システイン」を同時に与えると、システイ                           ンに含まれる酵素がメタンガスではなくアンモニアを発生させるとい                           う。乳量や乳質には影響はないことも分かった。高橋教授によると、                           メタンガスを排出する反すう動物の家畜は世界に30億頭で、家畜の                           げっぷに含まれるメタンガスは温室効果ガス全体の3%を占めるとい                          う。高橋教授は2006年、メタンガスの発生量を37・5%削減する微                           生物入り飼料を考案していた。システインは数十㌘で100円程度と                           高価なため、高橋教授は「国が酪農家に配布するなどしなければ普                           及しない。国は温暖化対策に力を入れてほしい」と話している。

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失明招く「加齢黄班変性」予防

2008-01-25 11:49:05 | 健康・病気

野菜色素に予防効果か=「ルテイン」が有効                                         慶大講師ら可能性指摘

網膜の中心部にあり、物を見るのに大事な役割を果たす「黄班」。                            年を取ってこの黄班に異常が生じる「加齢黄班変性」は、多くの先                            進国で失明の最大の原因となっている。石田晋慶応大講師(眼科                           学)らは、予防や治療にトウモロコシやホウレン草などの緑黄色野                            菜に含まれる「ルテイン」という色素が有効な可能性があるとの実                            験結果をまとめた。この病気は、黄班に本来は不要な新しい血管が                           生じて、そこからにじみ出た血液や脂質の影響で起こる。不要な血                           管ができるのは、黄班に加齢の影響で処理されなかった老廃物が                            たまり、炎症を引き起こすためだとされる。変性が起ると、視野の真                           ん中が暗く、ゆがんで見え、悪化すると失明の恐れがある。実験で                          は、約二百匹のマウスの網膜にレ-ザ-を当てて不要な血管を人                           為的に作成。照射の前後10日間、マウスにさまざまな濃度でルテ                            インを経口投与。全く与えなかった群れを含めて比較した。その結果、                          新生血管の体積はルテインの摂取が多いほど減少。体重1㌘当たり                          0・1㎎を投与した場合で、約4割減ることが確認された。網膜での炎                          症を引き起こしたり、新生血管の成長を促したりするさまざまな因子                           も大幅に減ったという。摂取したルテインがきちんと網膜に達して効                           いていることも確認でき、分子レベルでの効果が初めて明らかにさ                            れた。ルテインは体内で合成できず、食べて補給するしかない。人                            の場合どのくらい食べればよいかは今後、解明する必要があるが、                           米国では臨床試験が進められている。

加齢黄班変性=欧米に多い病気で、日本でも食生活の変化などで                           急増。国内の失明原因の上位を占める。全国の患者数は推定約30                          万人。欧米では黄班の細胞が委縮してしまうタイプが、アジアでは                            血管が新しくできるタイプが多い。

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赤外線でアスベスト無害に

2008-01-25 11:04:00 | うんちく・小ネタ

産聡研=処理費は数分の一

産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は23日、壁や天井に吹き                            付けられた飛散性のアスベスト(石綿)を含んだ断熱材を、赤外線                            を使ってはがさずに現場で簡単に無害化する技術を開発したと発                            表した。アスベストは細い針のような線維状で、吸い込むと中皮腫                            や肺がんを起こす恐れがある。従来は完全防備した作業員が手作                           業ではがし、特別管理産業廃棄物として処分していた。今回開発                            した技術は、その場で熱するだけでアスベストが黒く溶け無害にな                            るので、簡便な上、処理コストも数分の一になるという。

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縞模様の中の秘密「當瀬規嗣解説」

2008-01-24 16:00:00 | 健康・病気

間隔狭まると筋肉収縮

筋肉が収縮する源は、1本1本の細長い筋原線維に規則正しく並ん                            でいる横紋と呼ぶ横縞模様にある、というところで前回終わりました。                          今回は、この横縞の正体としくみを解き明かしましょう。筋原線維は、                          「フィラメント」と呼ぶ、さらに細いたくさんのタンパク質の線維が縦に                           束となつてできています。フィラメントには「太い」ものと「細い」もの、                           二種類あります。横縞が見える部分は「太い」フィラメントが縦に積み                          重なって、帯状になっている場所です。ここではさらに「太い」のと「細                           い」二種類のフィラメントが交互に重なっています。縞と縞の間は、縞                          の部分から連なっている「細い」フィラメントしかありません。ですから                           色が薄く見えるというわけです。ところで、筋肉が縮むときは、この縞                           と縞との間隔が狭くなります。筋肉が刺激を受けると、「太い」フィラメ                           ントから出ている<ひげ>が、隣接する「細い」フィラメントにくっついて、                         縞がある部分へ引っ張ろうとします。しかし、「細い」フィラメントは、両                          隣の「太い」フィラメントから同時に引っ張られるので動かず、むしろ両                           隣の「太い」フィラメント同士の距離が近くなり、これで縞の間隔が狭く                          なるのです。こうしたしくみで、筋肉は縮みます。でも、もとのタンパク                          質(二種類のフィラメント)自体は縮まりません。この現象は、二種類                           のフィラメントを用意さえすれば、試験管の中でも再現することができ                           ます。「筋肉が縮む」という体の中の不思議な現象が、科学の力で解                          明されているんです。ちょっと感動しませんか?。                                      (とうせ・のりつぐ=札医大医学部長)

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北の小物たち<木の名刺入れ>

2008-01-24 15:00:00 | ほっかいどう関連情報

小気味よい「パチン」 伊藤 千織(家具デザイナ-)

100_0504 初対面で出会った時、ふとその人の個性が見                            えるのが、名刺入れ。旭川の木工クラフト作家、                           丹野則雄さんが作る名刺入れは、知る人ぞ知る                           ロングセラ-です。木の質感を引き立たせるシン                           プルなデザインは、グッドデザイン賞(Gマ-ク)                            も受賞。約三十枚が収納できます。札幌でデザ                            インを学び、旭川の家具メ-カ-に勤務後、19                            80年に工房を開設。精巧で遊び心のある木箱                            に定評があります。名刺入れは約20年前に第一号が完成しました。                  ふたと本体をつなぐ小さなちょうつがいや留め具まで、すべて木でで                              きているのが特徴。狂いやすい素材にもかかわらず、精度の高さと                           仕上げの美しさが見事です。本体の薄さは約13・5㍉。一枚の板を                           三枚にスライスし、加工後に再び張り合わせています。こだわりは、                           ふたを閉めた時の音。「パチン」と小気味よく響きます。素材になる                          木の硬さによって、音色も変わるとか。丸いエッジと木の感触は、手                           の中で大切に愛でたくなるような、北海道らしさが薫クラフトです。                            価格は六千~八千五百円。問い合わせはクラフト&デザイン タンノ                           ℡0166・36・5636へ。

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遊歩道<昆虫パワ-に学ぶ>①

2008-01-23 16:30:00 | うんちく・小ネタ

ガの休眠物質

100_0505 数億年前から地球上に生息し、生物の種の70                           %以上を占めるとされる昆虫。あらゆる環境に適                           応しながら生き延びてきた虫の能力に学び、活                            用しようという最新の研究。

       ◇

温帯にすむ昆虫の多くは、いったん発育を止めると                          「休眠」をして寒い冬を乗り切る。日本原産のガ「ヤママユ」は、9月上                          旬にクヌギやコナラの枝に産み付けられた卵の中で、翌春にふ化する                          まで約八ヵ月間も幼虫のまま眠っているという。「休眠の本質は細胞                          分裂の抑制。分裂の激しいがん細胞とすぐに結び付いた」。岩手大の                          鈴木幸一教授(昆虫バイオテクノロジ-)は、幼虫の体内で休眠をもた                          らす物質「ヤママリン」を発見。がん細胞を眠らせ増殖を抑える「静(制)                         がん剤」としての応用を目指している。抗がん剤のように正常な細胞ま                         で攻撃しないのがメリットだ。培養したラットの肝がん細胞では、ヤママ                         リンを加えないと2日後にがん細胞がシャ-レいっぱいに広がったが、                         加えたものではほとんど増殖しなかった。細胞に対する詳しい作用も                         徐々に分かりつつあるという。鈴木教授は「環境を汚す人間はわがま                          まで欠陥だらけ。小さな虫が人間を救うことが実感できれば、地球の                          奇跡的なすごさに気付くのでは」と研究の意義を語っている。

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土と作物のはなし<微生物が有機物を分解>

2008-01-23 15:00:00 | うんちく・小ネタ

道立道南農業試験場研究部長 赤司 和隆

100_0506 土壌には肉眼では見えない各種微生物が1㌘                            当たり数億いると言われています。中でも量が                            多く、重要な働きをするのが糸状菌と放線菌、                            細菌です。これらのうち酸素を必要とする好気性                           のものは畑に施された有機物をエサに繁殖し、そ                          の結果有機物を分解します。ここで言う有機物とは生物それ自体、                または生物が作ったものを意味し、作物残さ、緑肥、有機質肥料、                            堆肥および家畜排せつ物などを指します。有機物の構成物質であ                            る糖・アミノ酸、デンプン・タンパク質、セルロ-スなどはおおむねこ                            の順の好気性菌により分解され、最終的には二酸化炭素と水に変                           化します。そのあとには分解されにくいリグニン(植物の骨格を形成                           する繊維物質)が残り、腐植の構成物質となります。腐植も有機物と                          同様、微生物による分解をうけますが、その速度はゆっくりとしてい                           ます。有機物の分解により窒素、リン酸、カリウムなど作物の成長に                          必要な各種養分も土壌中に放出されます。つまり、植物起源の有機                          物に取り込まれていた土壌からの養分は土壌微生物の働きで、再                           び土壌の中に現れ次の作物をはぐくむのです。減化学肥料栽培や                            有機栽培ではこのような土壌微生物による物質(養分)循環が利用                           されています。有機物は養分の富化に有効であるため、昔も今も土                           づくりには欠かせないものです。

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遺伝子(DNA)・ヒトゲノムを考察

2008-01-22 17:00:00 | 健康・病気

サイエンス言誤学=清水 義範著(参考資料)

遺伝子についての記述                                                     遺伝子の発見が20世紀の出来事だというのは、一応そう考えても                            いいんだと思う。実は、1865年にメンデルが遺伝の原理を発表した                           のだが、その時に彼は、遺伝がおこるのは体細胞の中に遺伝にか                           かわる要素があるからだろう、と推測していた。そしいそれをエレメ                            ントと呼んでいた。次に、1869年にスイスの生理学者ミ-シェルは、                          人間の膿(体細胞には違いない)から、DNAを取り出すことに成功し                           ている。ただし彼にはそれが何なのかはわからなかった。という事実                           もあるのだが、やっぱり遺伝子の研究といえば、20世紀に入って、                            ト-マス・モ-ガンがショウジョウバエを使って遺伝子の存在をつきと                          めたことを、初めとしていいだろう。・・・・                                            次にヒトゲノムに関する記述・・・・ヒトゲノムの解読が着々と進行して                           いるらしい。まずその意味を簡単に説明する。ヒトの染色体の中のす                           べてのDNAを解読し、どこが何をやっている遺伝子なのかを突きとめ                          るのがその研究である。ヒトの染色体は46本だが、それは両親から                          半分ずつ受け継いだ23対なので、23本の染色体を調べるだけでい                          い。ただし23対目は性染色体で、XとYがあるから、それは両方調べ                          る必要があり、合計24本を解読するのだそうだ。昨年(1999年)に                          は、日米欧のグル-プが22番染色体のすべてを解読した。21番の                          解読ももうすぐだとか。この研究にはアメリカが熱心で、そこではかな                           り進んでいるらしい。あと2~3年でヒトのゲノムのすべてが解読され                           ると言われている。なんだか、大変なことがわかってしまうのだなあ                           という気がする。(後日の書き添え・それどころか、2000年中にもう、                          すべて解読できた、ということが伝わってきた。・・・)ところで、人間の                          遺伝子のすべての役割がわかってしまう、というのはどういうことなの                          だろう。私はそれについて、ちょっと極端な想像をしていた。人間を形                          成している情報は遺伝子にあり、そのすべてが解明されるというんだ                          から、生物としての人間の構造がすべてわかってしまうしいうことなの                          かと思っていた。この遺伝子が人間を老化させるんだ、とか、この遺伝                         子の働きで短気な人が出るんだ、とか、この遺伝子がギャンブル好き                          のもとだ、なんて。でも、実はそうシンプルな話ではないらしい。遺伝子                         の働きがすべてわかったって、人間がなぜこうなのか、がわかるわけ                          ではないのだ。遺伝子が持っている情報は、どんな時にどのタンパク                          質を作れ、という指令である。つまり、遺伝子のことがすべてわかった                         ら、その次に、その遺伝子の働きのせいでどうなるのか、という次の研                         究が始まるのだ。その研究から、病気の原因がわかったり、薬が開発                          できたりするだろうと、期待されている。

その後、遺伝子関連の情報を目にすることが多くなりました。例え                            ば脳にスム-ズに血液が供給されないのは、ある遺伝子の不足に                           よって起るとか最近の最も重大なニュ-スに再生医療に画期的に                            関わるであろう、万能細胞の情報です。これもある遺伝子が重要な                           働きをしているようです。人や動物は常に新陳代謝を繰り返し、生存                           していきます。これらの根幹をなす、指令役の大元が遺伝子の役割                           のようです。この遺伝子の指示によってアミノ酸との合成で酵素を                             形成したり、各種のホルモンを排出したり形成したり複雑に関わり                             あっている。体内で生成されない重要な物質は体外から供給される。                          必須アミノ酸などである。体内で日夜、24時間とどまることなく活動                           しています。この遺伝子の人に関わる、総数の解析は完了したが、                          個々のもつ機能はこれからの研究に待たなければ成らないようです。

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