育ててくれた「写真甲子園」に恩返し OB・OGが初の全国巡回展(札幌は20-24日)
上川管内東川町などを舞台に全国の高校生た ちが写真の腕を競い合う「写真甲子園」。この大 会の出場経験者たちが「自分を育ててくれた大 会に恩返しを」と、全国六都市を回る「0B・0G写 真展」を初めて企画した。道内では唯一、札幌市 北区7西1のキャノンギャラリ-で20日から24 日まで開かれる。写真甲子園は毎年夏、全国8 ブロックの予選を勝ち抜いた24絞が出場し、4日 間にわたって写真の腕を競う。大会に出場したこ とのある全国の仲間に「今の自分」を伝えるととも に、本州でも写真甲子園を広めようと、経験者有志が写真展を企画し た。北海道から沖縄まで、全国の10代から30代までの39人が自由 テ-マで一点ずつ出品。9月の東京を皮切りに、来年4月までかけて 札幌、仙台、大阪、名古屋、福岡で開かれる。札幌では、札幌厚別 高写真部長として2000年に優勝した白石区の団体職員、桝井亜実 さん(26)が中心となって準備を進めた。仲間と個展を開くなど、今も カメラから身近にある生活を送る桝井さんは「まさかの優勝から8年 たったけど、今も写真甲子園に育てられていると感じてます。今後も写 真展を続け、大会を盛り上げるお手伝いができれば」と話す。札幌での 写真展は20日から24日までの午前9時-午後5時半(最終日は同4 時まで)。入場無料。