≪2015年(平成27年)10月19日(月)長月≫(旧暦9/7)
(蟋蟀在戸:蟋蟀が戸口で鳴く)
藪からしも枯れてゆく時みやびやか
細見 綾子
藪からしいなす小風も忍冬忌
清水 基吉
藪からし咲き黒猫の生あくび
飯田 素蘭
かくれ逢ふごとくまた逢ふ藪からし
上田五千石
喪の家の鶏犬睦む藪からし
石田あき子
※ 藪がらし・藪からし・貧乏かづら
いたるところにはえるブドウ科のつる性多年草。やたらにはびこって林の木を枯らし、貧乏になるというので、貧乏かづらともいう。草の勢いが強く、生長が早いので、他の植物にからみついて、それをおおってしまう。
つるの長さ数メートル、葉は掌状複葉で、質は柔らかく、五小葉は卵形または長卵形でそれぞれ葉柄がある。
晩夏、初秋のころに、多数の淡緑色の小花が平らな花序をつくって、群がり咲く。全草特異の臭気があり、手入れをしない庭などにこの草が繁殖していると、いかにも貧乏くさい。
【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】
※☆*今週のことば*※
創価の対話は
「励まし社会」の建設。
たゆまぬ訪問・激励から
蘇生のドラマが。
今日も友のもとへ!
10月19日
※☆*寸 鉄*※
平和の創出には創価の対話主義が必要ー中国教授。我らの声で共生の世紀を
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歓喜の実証を示す社会部の友、万歳!皆に勇気と希望送る創価の「世雄」よ
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学会の幹部(リーダー)は地域の「幸福責任者」だ。満々たる生命力で光る幸の灯台に
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どんな状態にもどの瞬間にも無限の価値がー文豪(ゲーテ)青年よ今い場所で勝て
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全国150超の学校等でアスベスト飛散の恐れ。子供の健康へ万全の対策急げ
【聖教新聞:2015年10月19日(月)付】
※☆*北斗七星*☆※
テレビのニュースでは、「木を見て、森を見ず」の事例が少なくない。平和安全法制をめぐっては、全体像の説明がないまま、全国各地で反対運動が渦巻いているかのような印象を与えた。消費税の軽減税率についても、“何が重要か”を置き去りにしたような報道もある
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軽減税率を題材にした“物語”は単純だ。「手続きが面倒で事業者に負担」「予定した税収が減る」「連立与党の公明党に配慮」。そんな語り口に、その日の動きを加えれば、作品は完成する
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欧州諸国や韓国で、軽減税率は定着している。消費税率の引き上げは現在の社会保障制度を持続させるためだが、所得が少ない人ほど、痛税感が大きい。これを少しでも緩和するため、連立政権は、飲食品を中心に軽減税率の導入をめざしているのである
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個人消費は、国内総生産(GDP)の約6割を占め、勤労者世帯の一世帯当たりの消費支出は、可処分所得の8割を超えている(今年8月分速報)。税率アップに際しては、景気対策とともに、軽減税率を導入して消費の急落を防ぎ、日本経済の失速を阻止しなければならない
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テレビ報道は、肝心なことを丁寧に論じるよりも、短期間で視聴者の心をつかむことを重視しがちだ。軽減税率についても、ニュースを見極め、隠れた論点を読み取っていきたい。(山)
【公明新聞:2015年10月19日(月)付】
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