和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

溝蕎麦/今日の俳句 ≪第1927号≫

2015年10月17日 03時48分11秒 | 今日の俳句



≪2015年(平成27年)10月17日(土)長月≫(旧暦9/5)


 みぞそばに沈む夕日に母を連れ
          中村 汀女

 溝蕎麦の鳥の脚よりなほ繊き
          水野 孫柳

 溝蕎麦の水路きらめき湖に果つ
          鳥越すみこ

 みぞそばのかくす一枚の橋わたる
          山口 青邨

 みぞそばの峠別辞は薄じめり
          平原 芳子


※ 溝蕎麦
 原野・山道、平地の道ばたなどの湿地、みぞのようなところにはえるタデ科の一年草で、群生している。茎の高さは三〇~五〇センチ(一尺~一尺七寸)。茎はまばらに枝を分かち、稜がある。
 稜にそって下向きに小さな棘がはえている。葉はソバに似て密生し、秋のころ、茎の上の枝さきに頭状様の花穂を出し淡紅色、上部が紅色で下部が白色、または白色・淡緑色・緑色などさまざまの色の小花を十個前後つづる。
 よく見ると、かれんな美しい花である。春の若い葉をつんで、ゆでてさらして、浸し物、汁の実などにして食べる

【「俳句歳時記・第3巻/角川書店」より転載】




   ※わが友に贈る※


 日没が早まる時期。
 視界が悪い夕方の
 交通事故等に
 くれぐれも注意を!
 油断は大敵だ。

           10月17日



     ※☆*寸 鉄*※


学会員は社会に平和思想伝えていく教師ー識者。希望哲学を世界へ未来へ
        ◇
板橋の日。人材が躍動する大東京の錦州城。旭日の前進で新たな勝利史を
        ◇
「道理と申すは主に勝つ物なり」。勇敢に誠実に。社会で光る実証の人たれ
        ◇
寒暖の差が激しい季節。リズム正しい聡明な生活を。健康こそ一切の基盤
        ◇
86%が自分の将来の介護サービスに不安。長寿時代の焦点。公明が旗振れ

【聖教新聞:2015年10月17日(土)付】



     ※☆*北斗七星*☆※


坂本龍馬が「北辰一刀流」の免許皆伝書を取得していたことを示す文書を高知県立坂本龍馬記念館が初めて確認した、と産経新聞で報じていた。同館に寄贈された関連資料から見つかったらしい

同館はこうした史料を保存・展示できる“博物館”を新設し、明治維新150年記念の2018年にオープンする予定だが、いつからいつまでを明治維新とするかには諸説がある。一般的にはペリー来航から廃藩置県などによる封建諸制度解体までの約20年間を指すようだ

近代国家への道を歩み始めた日本には憲法も議会もない時代。伊藤博文らが立憲国家の調査でヨーロッパに渡ったのは1882(明治15)年。諸国の政治家や学者の多くは、急進的すぎる日本の改革を懸念して立憲制の採用に否定的だったという

様々な困難を乗り越えて明治憲法が発布され、帝国議会開設に伴う1890年の第1回総選挙の有権者は全人口の1・1%強、わずか45万人だった。度重なる改正を経て20歳以上の男女全てに選挙権が与えられたのは戦後、1945年である

来夏の参院選で実施される18歳選挙権は、それ以来70年ぶりの改革。公明党が45年以上前から主張し、各地方議会でも今、主権者教育の重要性などを訴えている。より良き政治に向かう好機と捉え、取り組みを進めたい。(祐)

【公明新聞:2015年10月17日(土)付】



     

      

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