工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

「京の冬の旅」で東福寺塔頭の国宝「龍吟庵」に行く

2015年01月17日 | Weblog
勝林寺を拝観した後は、東福寺塔頭の「龍吟庵」に行

きました。

庭園は重森三玲が作庭し、日本最古の方丈建築が国宝ですが

通常は非公開の塔頭です。

「龍吟庵」は東福寺の第三世住持・大明国師(だいみんこくし)(無関普門)の

住居跡だったとのことです。

方丈(国宝)は、室町初期に建てられた現存最古の禅宗方丈建築で、

書院造と寝殿造の名残をとどめた優美な建物で、屋根はこけら葺きです。

方丈を囲む枯山水庭園は、昭和の名作庭家・重森三玲(しげもりみれい)が

手がけており寺名に、ちなんだ西庭「龍の庭」は、龍が海中から

黒雲に包まれ昇天する姿を石組で表現されています。

また庫裡(重文)、表門(重文)など重厚感ある桃山時代の建築が残り

見ごたえがありました。



「龍吟庵」は東福寺の方丈の建物を通り
過ぎた奥にあります。


東福寺の境内 三門や仏殿の伽藍があります


看板


屋根付きの橋を渡ります 奥の建物が「龍吟庵」


橋を渡ります


猫がいました


階段を上ります


今渡った橋


門をくぐります


庫裏






国宝の方丈に入る入口


方丈庭園(無の庭.)


方丈庭園


方丈と方丈庭園


重森三玲(しげもりみれい)が作庭しています
寺名にちなんだ西庭「龍の庭」


竹垣は.稲妻模様をあらわしています


白砂は海を黒砂は黒雲をあらわしています


寺名にちなんだ西庭「龍の庭」は、龍が海中から黒雲に包まれ昇天する姿を石組で表現。
この石組みが龍が海中から黒雲に包まれ昇天する姿です


霊光殿


東庭(不離.の庭) 


建物は庫裏


東庭 赤い石の砂利をしきつめています


宝福寺は広いので、気持ちの良い散策でした
通天橋の前のもみじは枯葉のさむざむしい景色でした