工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

鹿王院の参道、庭は静寂に満ち、山中にあるような寺!

2012年04月04日 | Weblog
鹿王院の道を聞くのに、「しかおういんは、どう行くのですか!」と聞いたら

鹿王院( ろくおういん)のことですか? という返事!

最後に聞いた方は、お孫さんを乳母車に乗せた方で、「近くに住んでいて、孫のお守り

しているから、一諸に行きましょう!」と山門までついてきてくださいました。

帰りは、庫裏横の勝手口からでると、嵐電の鹿王院の駅に近いですよ!

と教えてくださいました。地元の方から、色々歩きながら話を伺い楽しい時間でした。。


山門前まで、お孫さんを乳母車に乗せた方が、ついて来てくださいました。
山門の額は義満の筆


静寂に満ちた参道 紅葉の頃はきれいとのことです。


竹林が、町中とは思えない雰囲気です


長い参道です。ようやく中門が見えてきました。


中門から いま来た参道を振り返る!


庫裏が見えてきました


庫裏前から見えるのは、土塀向こうに庭があるようですね!


庫裏から見た中門


受付は誰もいません! 庫裏入口にアラームセンサーがつけてあるらしく、
住職らしい方が、出てきました。拝観料を支払い、帰りは裏口の勝手口から
出させて欲しいと、説明! 「勝手口は知っているのですか?」地元のかたと来たので
わかります」と返事しましたら、 窓口は閉まりました。又無人です。


客殿から見える庭は、広い! 義満が建てた寺の庭にしては、池がない!
義満は、金閣寺を建てた派手ごのみの人物ですが、24歳の時にこの鹿王院を創建
したとのことなので、その時は、まだ派手ごのみではなかったのでしょうか?


他に観光客らしき人が、誰もいません!
舎利殿が優美な建物です。
矢印によって本殿を拝観しましょう!


本庭前の客殿


客殿の額は義満の筆による


本堂に行ってみましょう


運慶作の釈迦と十大弟子  こんな貴重な像を誰もいないところに安置して
大丈夫ですか?


本殿には足利義満の像がありました


優美です


舎利殿の扉  きちんとあとに閉めれば入って良いという事?


入口前は、涅槃像がありました


内部は仏牙舎利が多宝塔に安置し、祀られている。

帰りがけに年配のカップルのかたが拝観にこられました。
嵐山が庭から見える近くにあるのに、こんな静寂なんて! 紅葉の穴場だと思います。