工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

死ぬという事や孤独という事を考えさせれた5月でした

2009年05月13日 | Weblog
先月お寺の住職の84歳の叔父が亡くなり、韓国旅行中に通夜、葬式があり、

香典だけはとりあえず送りました。49日の法事に福井にお参りする予定です。

亡き母は東本願寺系のお寺の生まれで、母方の親戚はお寺がほとんどです。

母の弟に当たる叔父はお寺を継ぎ、80歳過ぎてからパソコン習って、

事務処理もしたという、元気はつらつ、檀家からも頼りにされた、住職でした。

今年1月に体調くずし、病院の検査を受けた時は、癌であと一ヶ月と言われ、

3ヶ月持ちこたえ、亡くなりました。あの気丈な叔母が電話で泣いていて、

今まで元気だったので、まさに青天霹靂だったのだと思います。

叔母や独身の息子の住職が交代に病院に泊まり、叔父は点滴の栄養補給とのことで

疲れはてている、叔母のお見舞いに好きなお豆腐やお漬物を送りました。

友人になって欲しいと依頼された絵描きの方とはお会いしたのは、5回のみ

絵描きの父上が私を気にいってくださり、内3回は父上と一緒させていただき

ました。私の方も亡き父と同じように無口で上品な、絵描きさんの父上に、

亡き父を思い出し、絵描きさんと父上の心温まる、やりとりに心もなごみ

お付き合いしていたような気がします。絵描きさんはというと東京と京都に

画廊に勤めている、女友達いるのですが、彼女達は仕事あるので、

頻繁に会えないので、女性友達をさがしているとのことで、息子や娘にも探して

欲しいと頼んでいるとか! 東京の姉のお琴のコンサートに行った際は、絵描さん

も行き、その時は女友達はホテルに同宿してもらうと聞いていたので、電話で

「楽しく東京で過ごせましたか?」と聞いたところ、「昨年からインポになって

いるので、キスしか出来なくて、残念!」と言ってました。

京都の女友達もホテルで同宿してくれるとか!! 

私の常識を超える方でした。 亡くなってみると、絵描さんがよりどころ

求めて、女性をいつも必要としたことや、やりたいことをやっていた人生に

周りは振り回されていたと思いますが、幸せな人生だったかもしれない!!!

自分が死ぬ時は、遠い未来のようで、想像がつきません!! 絵描さんとのお付合

いで、自分のおかれた環境は孤独なのだ!!孤独を感じさせないために、

勉強したり、毎日忙しくするように過ごしているのだ!

と、自分の環境を感じさせられました。