何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

フィルターの実験   - 自作広帯域アンプを正常に働かせるために -

2017-02-07 18:43:22 | 電子工作


2017/02/07(火曜日) 晴れ 北風が吹き荒れた一日


超再生受信機の感度を上げる目的で工作した広帯域アンプ(μPC1676Gx2)を
使ってみたが全然感度が上がらない。
むしろ感度を下げるような塩梅だ。
日頃、使っているPCレシーバーにも接続して見たが、感度よりもノイズが酷くて使い物にならなかった。
高周波機器工作のベテランからは広帯域アンプには受信帯域を制限するフィルタ(バンドパス・フィルタ)が
必須だとアドバイスをいただいた。

フィルタ・・・受信機や送信機の回路図ではおなじみのものだが今までに本気になって工作したことはない。
先日、「NWT-150」というフイルタ工作に役立ちそうなテスターを買ったので、フィルタ工作をするのも
おもしろいかもしれない。
ウェブサイトにはいろいろな参考記事や資料が掲載されている。
それを参考にしながら実習してみた。


実験した回路はこんなものでした。 
タイプAは工作友人が教えてくれたもの。  タイプBは自己流で思いついたもの。 



実験はソルダーレス・ブレッドボード上で行なった。
たぶん浮遊容量が影響するので正確な実験はできないだろう。 どうせいい加減な実験なんだからね・・・



コイルは小さなボビンに巻いた。
端子(脚)にはブレッドボードに差し込むピンを半田付けした。(サーカス紛いの半田付け)



タイプAの実験。 これは案外すんなりと結果がでた。



タイプBの実験。
あっちをいじりこっちをいじり、コンデンサを追加したり取り外したりなかなか調整が出来なかった。




NWT-150スイーパーでスイープした結果。
受信しようとしている120MHz付近でピークになるように調整してみた。



スイーパーの波形を見ながら調整するのはおもしろい。
はたしてこれが正常に機能するのかどうかは使ってみなければわからないが・・・
もっと別な回路の実験をしてみよう。

コメント (2)
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