何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

フォトカプラにかける電圧と発振周波数の関係は?

2023-09-04 08:35:39 | 電子工作

2023・09・03(日曜日) 晴れ

 ウィーンブリッジ発振器の2連ボリュームの代わりにフォトカプラーを
2個取り付けてその出力(抵抗値)を変化させればその変化に追従して
発振周波数も変化することが確認できた。

 フォトカプラの出力を変化させるための入力(LED電圧)を変化させ
なくてはならない。
 実験ではトリマポットを手動で調節して変化させたが、本式にには入力は
鋸歯状波電圧をかけて発振周波数を変化させる。

 この鋸歯状波の出力はどんな値にすればいいのだろうか?
 トリマポッドの抵抗値を変化させ、周波数の変化と電圧値を読み取って
記録してみた。

   オシロスコープで周波数を確認してその時のフォトカプラLED電圧を
記録していく。

 

 

 得られたデータはこんなものでした。

 目標とする周波数帯(50Hz~50KHz)の電圧は1.529Vから
2.248Vでした。
 ただし、発振レベル(出力)は20KHzでは1KHzの0.9倍に低下し、
以下周波数が上がるにしたがって大きく低下してしまう。
 だから広範囲のスイープは意味がないような気がします。

 この実験でフォトカプラにかける電圧は1.5Vから2.2Vぐらいとわかった。
 鋸歯状波はこの電圧で出力しなくてはならないけどうまくいくかな?
 ちょっと難しそう・・・・(弱気です)

 

 

 

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7 コメント

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ウィーンブリッジ発振回路 (knight)
2023-09-04 16:22:15
着々と実験に取り組まれていますね。

ウィーンブリッジ発振回路には、出力信号の振幅制御方式に積分回路を用いることで
発振周波数の依存性が無くなるのではないでしょうか?
参考URL
https://blgid1974.blog.fc2.com/blog-entry-146.html

CdsフォトカプラのLED側の制御は、定電流回路でドライブする方式が
基本ではないかと思います。
LEDは、電圧駆動では制御範囲が狭くて難しいと思います。
難しいことが次から次へと・・・ (工作実習生)
2023-09-04 21:19:57
Knightさん、こんばんは。
各回路単体のテストではうまくいったように思ったのですが
それを結合して機能を持たせようとすると問題が発生します。
ウィーンブリッジ発振器のバンドパスフィルターを構成する抵抗器を
フォトカプラのCds(LEDの発光光量で抵抗値が変化)に置き換えるわけですが
LEDに加える鋸歯状波は、開始電圧約+1.5V、最高電圧+2.2Vです。
鋸歯状波周波数は10Hz以下にしたいです。
この条件を満たす、コンパレータ+積分回路が工作できません。
マイコン(ESP32)のDac(デジタルアナログコンバータ)でソフト的に
鋸歯状波を出力しようか?と考えています。

「定電流回路」というのも勉強してみたいものの一つです。
雑誌やWebサイトの記事を読みますがイマイチわかりません。
LEDは適当な輝度になるように抵抗器を挿入して電源に接続する・・・こんな感じです。

いつもコメントありがとうございます。
これからも応援をよろしくお願いいたします。
ウィーンブリッジ発振回路 (knight)
2023-09-05 01:20:32
CdsフォトカプラのLEDを電流でドライブする方法。
分かりやすい例として、OPアンプの反転増幅器をイメージして下さい。
入力に電圧を掛けると、フィードバック回路の抵抗には、Ifeedback = InputVoltage / InputoR の
電流が流れます。フィードバック回路の抵抗の替わりにCdsフォトカプラのLEDを入れると
入力電圧で、LEDに流れる電流を制御出来ます。(極性と制御範囲に注意)

ウイーンブリッジの発振周波数
使っているOPアンプの高域特性に問題が有ります。50kHzではゲインが低過ぎるようです。
高域で充分なゲインのあるOPアンプを選択する必要が有りそうですね。
電流を流す元は? (工作実習生)
2023-09-05 20:40:40
Knightさん、こんばんは!
今日も一日中、フォトカプラLEDの駆動方法に悪戦苦闘してました。
マイコンのDAC出力が非力でフォトカプラLEDを接続すると、
鋸歯状波の傾斜がピークに近づくと鈍って(傾斜が緩くなる)しまいます。
そこでOPアンプ非反転増幅のBUFF(増幅度1)を挿入しましたが
鋸歯状波ピーク付近が水平に(飽和?)なってしまいます。今日は作業を中止しました。

入力された電流は入力端子には流れ込まず、(イマジナルショート)出力に向かって
流れていく・・・OPアンプの動作原理をもう一度勉強し直します。

741ではこの周波数範囲は広すぎるのかもしれませんね。
ボリューム1回転で70Hz~70KHzは広過ぎる・・・・
もし、計測器(AFオシレータ)として組み込むのなら、
周波数帯域を分割して、スイッチで選択するようにしなくては・・・
狭い帯域幅ならレベル差は少なくなるでしょうね。

スイープゼネレータ―も最後の方はいろいろ難しくて「途中放棄」なんてことが頭に浮かぶ・・・
でも何とか頑張って結論をだします。(つもりです) 応援をよろしくお願いいたします。
電流駆動 (knight)
2023-09-06 04:06:25
お早うございます。

LEDの駆動は、電圧ドライブではなく電流駆動にしないと制御範囲の狭く、直線性が悪いです。
ダイオードの電圧(VF)と電流(IF)の関係は指数関数の関係が有ります。
次の URL を参照してください。OPアンプ単体で駆動するには、電流容量が不足するので、トランジスタを追加する必要があるかと。

https://detail-infomation.com/constant-current-circuit-opamp/


発振回路に使うOPアンプは、741では周波数範囲を考えるとチョット辛い。もっと高域の伸びたアンプの採用が必要かと。
NJM4580 とか NJM5532 辺りでは如何でしょうか?
OPアンプは物に依りますが、高い周波数、高電力には、チョット弱いので、選択に注意が必要ですね。
741の場合、数khz 数mA が良いとこでしょうか。
参考になるでしょうか。
LEDの駆動 (knight)
2023-09-06 09:59:25
追伸
LEDの駆動は電流ドライブです。二つのLEDは、直列のしたほうが良いかと思われます。直列なら同じ電流が流れます。
先のコメントのURLの回路を参考にされると良いように思います。
アドバイス、ありがとうございます。 (実習生)
2023-09-06 17:37:46
Knightさん、コメントありがとうございました。
OPアンプは昔使った名残の741ですので機能が低いのですね。
でも私の技量ではこれで最高のOPアンプです(笑い)。
今回、思いがけずいろいろ勉強させていただきました。
ただ、いまだに「定電流回路」が理解できません。
負荷が変わってもいつも一定に電流を流す?
定電圧回路は負荷が変わっても一定の電圧を供給する・・・いつも使ってるので
これは理解できる・・・・
定電流回路を勉強したいと思っていましたが、なかなかとっかかれませんでした。
今度はリキをいれて頑張ります・・・(どうなりますか?(笑い))
これからもよろしくお願いいたします。

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