何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

フィルターの実験(2)  - 自作広帯域アンプを正常に働かせるために -

2017-02-12 08:46:03 | 電子工作

2017/02/11(土曜日)晴れ  寒い一日


先日来、とても寒い日が続いている。
西日本や北陸、北日本では大雪が降っていて大変らしい。
今日もとても寒い日だがオイらは工作友人からいただいた資料を元にして広帯域アンプに
取り付けるためのフィルターの実験をして過ごした。
ラジオの同調回路ぐらいは工作したことがあるが、こうやってフイルターの工作をするのは初めてだ。
これもNWT-150というスイーパーを入手したからで、あれこれ定数を変えてフイルターを通過
するの波形を見ながらの工作はおもしろい。


コイルの巻き数と10pFコンデンサとの並列共振回路を実験してみた。



コイルの直径は約8mm。 長さは約10mmにして1回巻、2回巻、3、5、10回巻で測定してみた。
NWT-150は結果がグラフで表示されるのでおもしろい。
2回巻のコイルはQが127もあった。



コイルとコンデンサ(トリマ)を直列に入れて調べてみた。


こんななだらかなカーブになる。 直列共振の特性を調べるのは難しいんだろうな・・・



直列共振と並列共振を組み合わせてフィルタ(らしきもの)を組んでみた。


コイルの巻き数をいろいろ変えて実験を繰り返した。
とうとうこんな長いコイル(30回巻)になってしまった。




スイーパーの波形はこのようになった。
大体120MHz~130MHzがピークになっている感じだ。



NWT-150スイーパーは目的の位置にカーソルを置くとその位置の情報が表示される。





大体115MHz~133MHzぐらいがフラットになっているみたいだ。
山の高さは40dBほどある。 これがどのくらいの性能なのかはわからない。
まぁ、実際に使ってみなくては何とも言えない。

次はこのコイルやトリマコンデンサを取り外してその値の確認だ。
その値を基にして小さなコイルを作って小型にしよう。
今日は遅いからここまでにしよう・・・・

コメント (2)
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