何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

新・V4エンジンケース工作

2014-09-12 20:07:29 | エンジン工作
2014/09/12 (金曜日) 晴れ


今日は爽やかな感じで工作も気持ちがよかった・・・・
ところが、この新V4エンジンのケース工作は思ったより大変だ。

前のエンジンケースは単なる三角屋根でお互いが直角になるように
曲げてあるのだが工作は簡単だった。

今回はエンジンケースのトップにバルブ装置を取り付けるので
三角屋根をつぶした平らな部分が必要だ。
三角屋根の傾斜は左右が正確に45度である必要がある。
ケースの材料はアルミ板で曲げるのはたやすいとはいっても
厚さが2mmとなるとかなり力がいる。
それを複雑な形で正確に曲げるのだから容易なことではない。

午前中から取り掛かった工作だが、とうとうケースは完成しなかった。



↓ 図面を見ながら板取中。 材料は2mm厚のアルミ板。 




↓ 切り出したアルミ板を整形して罫書する。 今回はトースカンをハイトゲージの代わりにして罫書いた。



↓ ボール盤のテーブルが定盤の代わりだ。



↓ 万力に咥えて折り曲げ中。 アルミ板でも2mm厚になると曲げるのは大変だ。



↓ 傾斜部分にはシリンダーが取り付けられる。 傾斜は中心線に対して45度ずつ、90度になる。



↓ 側面はもちろん直立しなくては格好悪い。



↓ 何とか格好がついた頃はもう4時近かった。



↓ 前のエンジンケースと並べてみた。 サイズはほとんど変わらないが、背が高くなってしまった。




↓ クランク軸を中心に据えて左右にシリンダーを配置していけばいいんだよ。



さぁ、ケースの曲げや組立は大体終わった。
後はシリンダーの位置を割り出して穴あけ作業だ。 ガンバローっと・・・・・
コメント (6)
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