7月31日

2009-07-31 17:51:59 | Weblog

         ( 桃・七月尽 )

 

中年や遠くみのれる夜の桃         西東三鬼

 

白桃に奈良の闇より藪蚊来る        沢木欣一

 

白桃をすするや時も豊満に         能村登四郎

 

もぎたての白桃全面にて息す        細見綾子

 

白桃や遠き燈下に濤あがり         岡本眸

 

 

 ☆ 昨晩からの熱も下がりました,人並みに夏風邪でした。
   まだだるさが残って、明日の吟行句会を諦めました。残念です。



 





 

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4 コメント

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夏風邪 ()
2009-07-31 21:40:43
ここさま
夏風邪お見舞い申し上げます。
きっと忙しさでお疲れが出たのでしょう。

ごゆっくり静養なさってくださいね。
お元気なお顔を拝見できる日を楽しみにして。
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ありがとうございます (ころころ)
2009-07-31 23:06:23
吟行会を前にインフルエンザなら皆さんに
お迷惑と今回は残念ながら不参加とさせて頂き
ました。今朝病院へゆきました。
夏風邪の診断にホッとしています。
少し忙しい日が続いていましたのでいい静養日
になりましたよ。
早々のお見舞い有難うございました
返信する
お見舞い (こう)
2009-08-01 11:40:54
夏風邪も油断できません。
長引かせないようにお大切に。

白桃・・甘いロマンがありますね。
どの句も素敵、細見さんといえば、桃と言う感じですね。

完熟の白桃指を怖れけり   岸 風三楼

こんな句があります。一見飄々として、内に非常な情熱家だった風三楼師らしいと思います。
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完熟 (ころころ)
2009-08-01 18:07:01
こうさん、ありがとうございます
すっかりもどりました。
風三楼師の句の視点が興味深いですね。
この深さは我々の届く範囲ではなさそうです(笑)
綾子さんといえば
ふだん着でふだんの心桃の花 
この句が有名ですね。
勿論この句も好きですが
仏見て失わぬ間に桃喰めり
があります。自解を見ていませんが、惹かれます。
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