12月 17日

2022-12-17 06:47:03 | Weblog
                         羽子板市・浅草寺羽子板



          東京では、毎年12月18日が浅草寺のご縁日にあたり、この日をはさんだ三日間、境内で開かれます
          はじまりは、今から約350年ほども昔の江戸時代初期(万治年間・1658年)頃


          観音へ羽子板市を抜けて来し           下里美恵子


          羽子板市手締めの声のよく透る          中山敏彦


          羽子板市富樫弁慶睨み合ふ            伊藤範子


          抽斗に色褪せぬ羽子見つけたり          千葉ゆう


          羽子の市ぬけて銭湯にひとつ風呂         ころころ




                  



          うつくしき羽子板市や買はで過ぐ         高浜虚子


          羽子板市三日の栄華つくしけり          水原秋櫻子


          羽子板市切られの与三は横を向き         石原八束


          羽子板市片割れ月も明治ぶり           林 翔


          灯の増えて羽子板市の艶めけり          阿部美恵子




                  



          声かけぬ羽子板市の清水屋に           石田波郷


          この清水屋さんは雷門に入って仲見世の右手、最初のお土産屋さん「旧清水屋」仲見世では唯一俳誌を
          扱ってました「雲母」「沖」「河」「馬酔木」あと数誌有ったと思います
          そこの主が「河」の同人伊藤黄雀さんでここを通る俳人は俳誌が並ぶのを見てほとんど黄雀さんに声を
          かけて行ったそうです私も26~7才の頃、ここまで俳誌を買いに来ては黄雀さんとしゃべりして
          帰ったのを思い出します。もう代替わりをしてお土産専門になって屋号も変えて
         (福光屋)現在でも商っていますもともとは江戸時代末期、絵草子屋より始まった店という事です
          ころころが俳句の深みにはまった縁のお店です


          荷風忌の踊り子がガムを噛む楽屋         伊藤黄雀



                  


           昨日も日本全国で153,420人のコロナ感染者の発表が有りました、また増えつつあります 
         どうぞ気を抜かずに大切な人とご自身を守るために引き続きマスク・手洗いを
         心がけましょう   (写真の一部はサイトからお借りしました) 
         ( 前週同曜日比+26,147人 )
 
          
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3 コメント

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Unknown (7u6n4c1h4a9n7)
2022-12-17 10:51:17
羽子板市、一度みてみたいです
お正月には、これを振り回して遊びました

私は
羽根つき大好きでした
そのうち、藤娘の首がかくかくしてきたりして😅
歳を経てからは、眺めることも
憶えました😅
高級品は買えないけど、一つ欲しくなりました
返信する
Unknown (7u6n4c1h4a9n7)
2022-12-17 10:55:53
「私は」を、ころころさんを見習い行末に書いたつもりが送信後、真逆の行の頭に移ってしまって大失敗しました
とても恥ずかしいです、失礼しました
返信する
Unknown (ころころ)
2022-12-17 12:11:17
書き込み有難うございます

書込みの形は気になさらずに自由にお願いします

私の子供のころは駄菓子屋に板の羽子板(今日の記事の最後の写真)が売っていました
100円はしなかったと思います
いつしかバトミントンが売り出され羽子板をする子供も
少なくなったような気がします
私の娘が生まれたお祝いに義父から頂いた立派な
羽子板をみんなで羽子板市に行って買いました
懐かしい思い出です
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