先日おこしたみかん酵母。
味を確かめるにはやっぱりシンプルなパンでしょということで、油脂と砂糖を少しずつ入れたまるパンを焼いてみました。
今回の酵母はかなり元気そうなので、ストレート法で。
みかさんのリーン生地のレシピを使い、水の半分ほどを酵母液にしてみました。
ストレート法は元種を作るやり方に比べて、ふくらみにくいというような話を読んだ覚えがあるので、いつもよりも気をつけて保温して発酵。
「ふくらんでなかったらどうしよう」と不安になりつつ、数時間後に見てみたら、ちゃんと発酵してる~。
その後、もうしばらく待ってから、成形して焼きました。
2次発酵は、いつもよりちょっと長めに置いておきました。
で、焼き上がったのがトップの写真のパン。
しっかりふくらんでくれました~ ・・・と言いたいところなんだけど。
実はクープがしっかり開いたのは1個だけで、残りは全く開かなかったのでした。
まぁ、クープが開かなかったパンも、ふくらんでないわけじゃないので問題ないんだけどね。
丸め方と、クープの深さの違いでこういう差が出来たのかなぁ?
味のほうはというと、みかんの風味などはありませんでした。
みかんって、中身だけだと香りも弱いから、当然と言えば当然な結果ですね。
クセもなくて食べやすく、じんわりとしたうまみのあるパンになったと思います。
一応ちゃんとふくらんだけど、結構中身が詰まった感じになったので、噛み応えしっかり、もちもちというかムチムチしたパンでした。
このパン、私はかなり気に入ったけど、夫はあまり好みじゃなさそうだったから、一人占めしてもぐもぐ食べてます。
たぶん、横半分に切ってトーストしてマーガリンを塗れば夫も食べるんだろうけど、あげないもんね~。
あと半分残ってるみかん酵母は、今日粉と混ぜて中種を作っておいて、明日パンにしようかと思ってます。
オレンジピール入りのカンパーニュとか作ってみようかなぁ。
ピール、残ってたっけ・・・?