世界的な原油高。いろいろな分野に波及しているようですね。インドネシアは灯油、ガソリン、ディーゼルなど補助金が出ているのでいまのところ値上がりはしていませんが、灯油からプロパンガスに移行するように政府がキャンペーンを繰り広げたりしています。
パチェ工房でも「モッタイナイ運動」を実践中です(ワタシだけですが。トホホ)。染めのおいちゃんが「暑いから」と四六時中点けている大型扇風機を染め場に人のいない時は消す、冷蔵庫の中身を整理して無駄な電力が掛らないようにする、など。皆さんを煙たがらせております。
しかし、先日、すごい浪費を発見していしまいました。
灯油を毎日13Lも買っているのです。「何故?」と問い詰めたところ、お昼に暖かいご飯を食べるためにダンダン(銅製の大鍋)を3時間近く使っていたことが発覚。9時に炊き始めて炊き上がった後もジャーみたいにして保温していたらしいです(汗)。米炊き用のコンロは芯が20本という大型なのですごい浪費ですよね。これは、時間をずらして焚いてホカホカを食べれるように工夫するよう指示しました。
そのほか、1日にたったカップ4杯のお湯を沸かすために(染色用)コンロ一つをずーっと点けていたのも発見。染めのおいちゃんは「これはその度に点けているんだ~」って主張してましたけれど、点けたり消したりしているのを見たことがない!却下!ということで、お湯は台所のガスコンロで沸かすことに。これだけで、5Lの節約(っていわないか?今までがオバカだっただけ?)に成功!
モッタイナイ、インドネシア語では無駄にするというのは「mubazir」。でもちょっとニュアンスが異なりますね。ジャワ・チレボン語では「emang-emang」といいます。これは結構近いかも。