きみどりの窓

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1982年の東北ツアー(4・最終回)

2016-09-15 | 縁側
1982年の東北ツアー(4:最終回)

1982年の東北旅行記の最終回です。
ここまでお付き合いいただきましてありがとうございます。


10日目=3月4日(木)

福島  06:30/08:22 赤湯 (421レ) オハフ33-2325
赤湯  08:30/09:36 荒砥 (225D) キハ55-149
荒砥  10:39/12:01 米沢 (228D→126D) キハ55-149
米沢  12:09/14:23 坂町 (125D) キハ28-809
坂町  14:26/14:55 新発田(834レ) オハフ50-2303
新発田 15:39/16:23 東赤谷(129D) キハ58-471
東赤谷 16:28/17:08 新発田(130D) キハ58-471
新発田 17:15/17:51 村上 (931D:快速) キハ47-517
村上  17:55/20:10 余目 (841D) キハ47-518
余目  20:17/05:02 上野 (404D:急行出羽) キハ58-584→(新庄からキハ28-808)

東北周遊券の有効期間は10日間。
そしてこの日が10日目、いよいよ最終日です。

福島駅で「津軽」を降り、奥羽本線を赤湯駅まで戻ります。
客車での板谷越えだったんですね(「津軽」も客車でしたが)。

赤湯駅から長井線荒砥駅まで行きます。

写真1. 荒砥駅入場券

荒砥駅で入場券だけ買って米沢駅まで戻ります。
そこから米坂線で日本海側(坂町駅)に出ます。

坂町駅からは羽越本線を南下して新発田駅へ。
目的は赤谷線への乗車。

写真2. 東赤谷駅入場券

終点・東赤谷駅での滞在時間は5分間でしたが、その間でも入場券だけは購入(笑)。

赤谷線に乗ったところで事実上今回のツアーの目的はすべて達成。
がしかしそのままでは帰京しません(笑)

新発田駅から羽越本線を余目駅まで北上します。

最後の列車は余目駅から「急行出羽」。
上野駅到着は翌朝(11日目)になりますが、周遊券のルール上これはOKですね。

10日目の乗車距離は873.1km。


総括

10日間の総乗車距離は7762.6km(上野駅から上野駅まで)、総乗車時間は158時間20分(同)でした。

1982年の東北ツアーは10泊11日でうち車中泊は7泊。
周遊券による急行乗り放題とまだまだ数の多かった夜行急行のおかげで周遊券をフルに活用した行程でした。

そうそう、言い忘れていましたが、この行程を組んだのは一緒に行ったR氏。
私はただ金魚のフンのごとく付いていっただけです。
今、メモで振り返ると、乗りつぶしもさることながら特徴のある列車(車両)に乗ることにも重きを置いていたようです。

写真3. 乗りつぶしの図

今回発掘されたメモをもとにEXCELで作成してみました。
赤色の線がこの時に乗った路線です。

北上線、陸羽東線、磐越東線には未だに乗っていませんねえ。その後開業した三陸鉄道も乗っていません。

風景も(乗った)車両もほとんど記憶に残っていないですし、今度は廃線跡・廃止駅巡りも含めてまた行きたいものです。
もう一度同じ日程・行程でとなると身体的にしんどいですが。
なにより今は夜行列車が無いですしね。

(完)