きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

コキ5500(第2弾)完成しました

2020-07-16 | 工作室

早いもので今年も半分が過ぎてしまいました。新型コロナによる緊急事態宣言があったりして頭の中のカレンダーは3月頃で止まったような変な感じがしています。
当ブログも前回から1ヶ月近くが経ってしまいました。お久しぶりです。

今日は仕事が休み。愚息1はコロナ対応で自宅勤務、愚息2もコロナ対応で自宅授業ということで平日にもかかわらずカミさんを含めて家族4人が自宅に居るという状況。せっかく(?)なのでお昼は外食ということで愚息1の希望で回転寿司に行くことに。
行った寿司屋は新幹線の線路脇。立体駐車場の各階から線路が見えるロケーション。
「そういえば今日はドクターイエローが走るかもなあ」ということでカメラ(コンデジ)を忍ばせて自宅を出発。
ちょうどお昼時、駐車場で家族を降ろして私だけ駐車場で10分ほど待機すると、やってきましたよ、ドクターイエロー。

写真1. ドクターイエロー

今回はあくまでも試し撮り。これだけ撮って家族と合流。おいしくお寿司をいただきました。
場所柄、撮影アングルは限られ、あとは1階上に上がってみるくらいしか変化を付けられませんが、密集した架線柱(変圧ポストと言うらしい?)と目の前に斜めに走るワイヤとで撮影条件はよろしくありません。
ということで今後ここでの本撮影は無いかな。

前置きが長くなりましたが本題のコキ5500です。
前回の当ブログでの報告ではサフェ吹きまででしたが、その後、私の都合と天気のタイミングが合わずつい先日前回同様ジェイズスプレー赤3号で本塗装。昨夜ナンバーのインレタ貼り。今回はコキ7630とコキ7632としました。

写真2. インレタ貼りは苦手です
前回は2両貼るのに3両分を「消費」しましたが、今回は1文字も無駄にすることなく貼れました。
ただし斜めになったりと完成度は???ですが。
最後は仕上げのクリアですが、前回は半光沢でテカリが出てしまったので今回は艶消しクリアを吹きました。
余談ですが、クリアを吹いて昼食に出かけたわけです。

写真3. 完成!第1弾の2両(写真後)とともに

本塗装の塗料は前回も今回も同じですが、仕上げのクリアの違いで見た感じも結構違っています。その違いが写真でうまく映るかなあと思っていましたが、写真でも違いが判りますね。
振り返ってみると工期は第1弾で1ヶ月、この第2弾も1ヶ月、あと10両程度作ろうかと思っているのですがこのペースだとあと5カ月掛かってしまう計算になります。あと5か月?意外に早いじゃん(爆)

 


コキ5500(第2弾)の製作を開始しました

2020-06-22 | 工作室

いきなり個人的な話しで恐縮ですが、新型コロナ以前は、出勤日の昼食は自宅から持参するお弁当か外食で、その割合は半々程度。それが緊急事態宣言以降はほぼ100%お弁当持参になり今に至っています。
わが家の経理規程(?)では外食はワタシの小遣いから、お弁当は家計(食費)からの支出となってまして、その結果、4~5月の決算ではワタシの小遣い会計にささやかながらゆとりが(^^♪
そのゆとりがコキに化けているわけで・・・(笑)

閑話休題
つい先日コキ5500の2両を完成させたばかりですが、さらに2両の製作を開始しました。今回もまたパンケーキコンテナさんのペーパーキットで、実車になぞらえると前回が試作、今回は量産試作と言ったところでしょうか。
以下、前回との違いを中心にレポートします。

今回は組立て前にサーフェイサーを吹いて表面処理をしました。前回は組立て後でした。

写真1. サーフェイサーを吹きました
さて今回使用したサーフェイサーはタミヤのオキサイドレッドという色調のもの。
最近はピンク色とかサーフェイサーもカラフルになってきましたね。
サーフェイサーを吹く前に端梁の角をちょっと切り取りました(写真の黄丸部)。

写真2. 今回使用したサーフェイサー(左)

表面処理は表面(完成後目に触れる側)はサフェ吹き・研磨を2度行い、裏面はサフェ吹き1回のみで。
このサーフェイサー、説明書きには「戦車のさび止め塗料の色調を再現」とあり、塗ってみるとほとんど赤3号。コキにはこのまま行けるんじゃないか、って感じです。

表面処理が終わったらいよいよ組み立てです。
組み立てにあたっては、キット付属の説明書に、前回組み立てたときに気づいた点や失敗したことから、一部の手順を入れ替える等の改訂を加えました。

写真3. 改訂版組み立て説明書
図入りの新説明書です(^^ゞ 上の方に見える図はSatokawaさんからアドバイスでいただいたもの。瞬間接着剤をしみ込ませるポイントが図示されています。

手順の変更点は、たとえば側板(?)の組み立て。オリジナルでは手順①で2枚の側板を貼り合わせてから横桁を組むようになっていましたが、私は内側板だけで組み立てていき、最終工程に近いところで外側板を貼るようにしました。こうすることで横桁の接着がしやすくなるかなあ、と思ったので。

写真4. 横桁を組んでから外側板を貼ります


手順以外にもワンポイントアドバイス的なことも追記しました。
たとえば前回失敗してしまったナットの埋め込みとか。

写真5. 天板(床板)を貼ります

側板(主桁)と横桁を組立ててから天板(床板)を貼ります。天板にはコンテナ締結装置を避ける穴が開いていますが、微妙にキツく前回は床板が波打ってしまいましたので、今回はカッターで少し穴を拡張してから貼ります。もちろんナットの埋め込みも忘れていません。

写真6. 次は塗装

今回はなんと2日でここまでできました。1日目はサフェ吹き・表面処理。翌日に組み立て。組み立ては1両1時間半程度で組むことができました。
というもののまたまた天候のために本塗装は足踏み。塗装は今度の週末、かな?

で今回は台車も同時進行で組み立てています。
台車はノーマルなグレーのサーフェイサーで表面処理し、軸受にメタルを挿入しています。

写真7. 色味の比較

ここでサーフェイサーのオキサイドレッドと赤3号の色味の比較です。
写真は上から、第1弾のコキ5500(ジェイズの赤3号)、中段が今回のオキサイドレッド、下が天賞堂のコキ5500です。肉眼では天賞堂の赤3号に近い感じです。
本塗装もこのサーフェイサーを上塗りするというのも「有り」かななんて考え始めています。微妙に色合いが違った方が本物っぽいしね。


コキ5500が完成しました

2020-06-16 | 工作室

ペーパーキットのコキ5500の2両がとりあえず完成しました。
「とりあえず」としたのは、もう少し手を入れる可能性(例えばブレーキホースとかステップとか)もあるのですが、キットの素組みで一区切りとしないと永遠に完成しないような気がしましたので(笑)
未着手・未開封のままの同キットもまだ手元にありますし。

塗装を済ませ、まずは手すりに白を筆差ししました。

写真1. 手すり部
ペーパー製の手すりです。
強度に不安もありますが、瞬間接着剤をしみ込ませて強度アップを図っています。

次が苦手な苦手なレタリング。苦手なのはインレタ貼りなんですが。
レタリングの前に車番を確定させなければいけないわけですが、パンケーキコンテナのキットは「コキ5500 中期・後期型」ということで、車番はコキ7000~8554(除く8540~8544)ということになります。レタリングはくろま屋さんの「コキ・チキ5500車番(品番5009)」を使用しましたが、7000番台が含まれておらず手元の天賞堂のコキ付属のインレタの残と組み合わせました。
その関係で車番はコキ7555とコキ7755。「75」と「77」は天賞堂から、「コキ」と「55」がくろま屋さんからです。

写真2. レタリング完了
2両で4カ所を貼るのに2カ所を失敗して貼り直し。苦手意識は払しょくできません。
貼り直しても「75」と「55」の間に微妙な間が・・・よく見ると「キ」の文字も欠けてますが今回はこのままにします。

そして全検標記はプリンタで印字してみました。
プリンタには白インクがないので、RGB値で赤3号を「合成」し白部分は白ヌキで表現しています。
これをシール紙に印刷してキットのパーツに貼ります。票差しの枠部分は黒印字で表現してみました。

写真3. 全検標記 写真がピンボケのように見えますが、そもそも印字がボケているのです。
プリンタの解像度というよりアプリケーション側の問題のようで、ペイントで作成した画像をワードに貼り付けて印刷しているのですが、ワード側で解像度を落としてしまっているようなのです。illustratorとかが使えれば改善しそうな気がしているのですが手が出せません。

写真4. 車体に貼りました
まあ走らせてしまえば判りませんよね(笑)

最後にクリアを吹いて完成。
今回は半光沢クリアを吹いたのですが、予想以上に光沢が。
さらにその光沢によって表面処理の甘さが強調されてしまいました。
もう一度つや消しクリアを上から吹いても良いのですが、これはいずれ施工するとして今回は冒頭の通りこれで完成とします。

写真5. 結構な光沢が・・・
光沢で「ペーパー感」もあらわに(笑)

たった2両ですが組み立て開始から完成までに約1カ月を費やしてしまいました。
工作時間を取れなかったとか塗装等での天候待ちとか理由(言い訳?)もありますが、手を動かすよりも考えている時間も多く、実質的な工作時間は4~5時間くらいだったという印象です(塗装の乾燥時間を含めず)。
さらに量産化の構想もあり、あと2両分のキットも入手済みで、今回の製作時の反省点・改善点をフィードバックして最終的にはコキ5500を20両程度を揃えたいなあ、と。先は長そうですが。


《16番》コキ5500 台車が先に完成

2020-05-28 | 工作室

コキ5500です。キットでは1セットに2両分が入っています。
手順を確認すべく先行的に1両を組み始めたわけですが、天候その他の影響で塗装工程に進めないので、なんとなくもう1両を組んでしまいました。実は1両目で失敗していた、というのもあるんですが(笑)
合わせて台車ももう1両分組んじゃいました。ということで車体と台車が2両分。

写真1. 2両分
台車は仮組み。塗装後に組み上げます。

ようやく天気と私の都合が合ったのでサーフェイサーを吹きました。
車体も台車もサフェは横から上から下から前から後からと全体に吹くのがなかなか難儀。
やっぱりサフェは組む前に吹いておくのが簡単ですね。

写真2. サーフェイサーを吹きました
先に書いたように1両目を組んだときに失敗してしまいました。
なにを失敗したかというと、車端部にカプラー固定用と中心ピン用の穴が開いているのですが、上面デッキ(?)を貼り付ける前にナットを仕込んでおかなければならないのを忘れたまま接着してしまっていたのです。
写真2の下の車体が1号車でナット忘れ。上の車体は2号車でナットは埋め込み済み。穴が見えないのはマスキング用にネジを入れているので。
さてこの失敗をどうリカバリーしましょうか?ということでまたまた組立てが中断しています。
車体のリカバリーを待っていては先に進まないので、台車を先に完成させることにしました。

写真3. 軸受にマスキングゾルを
台車は台車枠だけをサフェ吹きしています。
そして塗装を前に軸受メタル部をマスキングゾルでカバーして、黒を吹きました。

写真4. 黒を吹いた
黒色をやや厚めに塗ることで良い感じに角が取れてイイ感じです。

塗装の乾燥を待って軸受部のマスキングゾルを取り除き、ちょっぴりグリスを差して車輪を組み込み、ボルスターを接着して完成です。

写真5. ひとまず台車が完成車輪はカツミの片絶ピボット車輪。
2年ほど前に2両分を購入していたもの。今回ようやく陽の目を見ることができました。

さて台車は完成したものの肝心の車体工作が中断中です。
ナットを埋め込まないことには台車もカプラーも付けられません。デッキ部を剥がすしかないのかなあ。


《16番》コキ5500 台車を組んでみた

2020-05-21 | 工作室

はっきりしない天気が続いていますね。
コキ5500の本体はサーフェーサーを吹くことができずに足踏み中です。
ということでコキ5500に同梱されていた台車(TR63)を組んでみました。
これまた組立て手順確認のための先行試作で1両分。

コキと同様これもペーパー製。かつて私もペーパーで台車を作ろうとしたことがあったのですが・・・(^^ゞ
そのために購入してあった車輪(カツミ製)と軸受メタル(カツミ製ピボット用)他がそのまま使えるというのが実に好都合。

では、作り始めます。
キットはコキと同様、レーザーカットで微妙な曲線まで表現しています。かなり小さな部分もありますので抜き忘れのないように不要な部分を抜き落とします。

写真1. 透かして確認
抜き落としが無いか確認します。照明に向けてもよいのですが、ちょっと遊んでパソコンの画面を全面真っ白にしてみました。
この写真ではまだ抜き忘れが1か所ありますねえ。

続いて軸穴をあけます。
写真1のとおり、キットではもともと軸穴は開いていますが、軸受メタル(カツミ製)を使う場合は軸穴部を一回り大きく抜く必要があります。目印があるので初めにカッターで軸穴を抜いたのですが、これがなかなか面倒。ふと思いついたのが軸穴周りに瞬間接着剤をしみ込ませて固めてからドリル(φ2.5mm)で穴を拡大するという方法。これが思いの他うまく行きましたので、以後この方法で。
最初から開いていてくれればなお良いのですが。

写真2. 軸受メタルを基準に2枚を貼り合わせる
このキットでは台車枠は2枚を貼り合わせるようになっていますが、貼り合わせる基準というか目安がはっきりしないのですが、1枚目にメタルを仕込み、それを基準にして2枚目を貼ることでズレることなく貼り合わせることができました。

続いてダンパーと軸受フタを接着すれば台車枠は完成です。

写真3.  台車枠完成
ダンパー部まで含めると3層構造です。
レーザーカットの断面がカチッとしていて全体的にシャープで好印象です。

現時点ではボルスターは仮組みで接着していません。
この後、サーフェーサーを吹き、塗装してから本組みという予定ですが天気予報が・・・

写真4. 車輪を仮セット車輪(カツミ製)を仮に組んでみると(当然ですが)ジャストフィット。転がり具合も軽快。

センターピン(日光モデル製)も買い置き(?)があるので、コキともども塗装が済めば上下を合体できるのですがね。天気の回復が待ち遠しいなあ。