きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

浜松にて

2017-02-25 | 散歩
お仕事で浜松に行ってきました。

移動は新幹線+遠州鉄道。

遠鉄に乗るのは昨年夏以来。
赤電を撮る@2016年夏(1)| きみどりの窓

写真1. 新浜松駅にて


新浜松駅のホームに上がるとモハ30形(モハ51+クハ61)がお昼寝してました。
遠鉄初のカルダン駆動車だそうです。

モハ30形はすでに定期運用がなく、通常は乗ることができません。
昨夏は「特別運行」があったので、乗りに行ったわけですが、今年の夏も同様の特別運行はあるのでしょうか?

写真2. 検査記録


クハ61の検査表記を見ると昨年12月に検査したばかり。
まだ走らせるつもりのようです。

今夏も特別運行は期待できそうですねえ。

富士山の日ということで

2017-02-23 | 縁側
今日、2月23日は「富士山の日」だそうです。
静岡県と山梨県では県条例で富士山の日というのを定めていて、その日を2月23日としています。
富士山の日条例 | 静岡県
富士山の日 | 山梨県

なぜ2月23日か、というと2(ふ)・2(じ)・3(さん)の語呂合わせですね。

ということで、富士山の日にちなんで富士山特集です。

今回は、狙って撮った富士山ではなく通りすがりに「見えた富士山」をご紹介。

まずは、東海道新幹線の車窓から見えた富士山から。

写真1. 新横浜~小田原

(2016年12月撮影)
下り列車で相模川を渡ったあたりだったと思います。
線路脇のケーブルが目障りですねえ。

写真2. 三島~新富士

(2017年2月撮影)
有名な富士山ビューポイントです。

下りののぞみ号なら三島駅を通過して約4分後。
三島駅を通過した後、富士山は一度愛鷹山に隠れてしまいますが、次に見えたときがこの富士山。
この日は雲一つなくこれまでで最高レベルの写真が撮れました。

写真3. 三島~新富士(地上)

(2017年2月撮影)
写真2のポイント付近の「地上」から。
ちょうど近くを通ることがあったので立ち寄ってみました。

ここも富士山を背景に走る新幹線というあまりに有名な撮影地ですが、この日は残念ながら富士山は分厚い雲の中でした。


次は東北新幹線。

写真4. 上野~大宮

(2017年2月撮影)
ちょっと見にくいですが・・・

実は東北新幹線の車窓からも富士山が見えるということに気づいたのはつい最近のこと。
東海道新幹線と比べて東北新幹線(上越・北陸含む)に乗る機会も少ないこともあって、これまで意識して見たことはありませんでした。

赤羽台トンネルを過ぎたあたりから大宮駅までの間(ビルの陰になったりしますが)ほぼずっと見えます。
ただ写真を撮るとなると、なかなか視界が開けず難しいですね。
写真は外環道との交差付近。写真を撮るならタイミングを図りやすいかと思います。
天気の良い朝の時間帯ならもっとくっきり見えるでしょうね。


お次はクルマでの移動中に見える富士山。

写真5. 【東名】大井松田IC付近

(2016年12月撮影)

東名高速では下り線の神奈川県内からが良く見えるように思います。
なぜか上り線の印象がありません。
上り線は(帰宅のため)夕方以降に通ることが多いので見えないからかもしれませんが。

写真6. 【東名】富士川SA

(2011年12月撮影)
ちょっと古い写真ですが、下り線の富士川SAからの眺めです。

富士川を渡る東名高速道路と富士山というのも有名な構図ですね。

写真7. 【新東名】新清水IC付近

(2017年2月撮影)
こちらは新東名の上り線です。

新東名は御殿場以東が開通していないので、当然、現時点では下り線からは(正面に)富士山を見ることができません。
一方の上り線は、山の中を走っていることもあって、トンネルや山の陰になったりで意外に富士山は見えません。ちらっと見えても防音壁が邪魔になったりでなかなかキレイに見られません。

以上、富士山の日特集でした。

※写真5、写真7は助手席から撮ったものです

碧南レールパーク(その3:完)

2017-02-17 | 散歩
偶然発見してしまった(?)碧南レールパークレポートの最終回です。

残る区間は、棚尾駅から三河旭駅までです。

棚尾駅跡の工事現場を見た後、県道米津碧南線を、かつて踏切があったであろう地点まで歩きます。

写真1. 踏切地点(県道米津碧南線)

踏切の痕跡は皆無。

歩道の色が変わっている部分とゼブラ色のバリケードのところが線路のあった場所です。

地図ではここ(碧南市志貴崎町 | MapFan)です。

写真2. 踏切跡から棚尾方面


整備工事は始まっていませんが、すでに線路は取り払われています。

写真3. 踏切から三河旭方面

ここから三河旭駅までは残り300mといったところ。

探索終点までもあとわずか。
廃線跡は立ち入り禁止で歩けないので、少し迂回して・・・

写真4. 三河旭駅跡発見!

駅の跡も線路は無いものの、広い面積が空き地となっていてそれなりに大きな駅だったことが判ります。

写真5. ホーム跡

これは当時のホームの跡でしょうね。

写真6. 橋台

駅の東の外れに橋の痕跡がありました。
橋桁はなく橋台だけが残っています。

公園整備の実施設計図を見ると橋台はモニュメントとして活用されるようです。

写真7. 蜆川

写真6の橋台跡の10m先には蜆川が流れています。

かつては蜆川を渡り、さらにその先の矢作川(写真7の奥に土手)も渡って吉良吉田駅まで線路が延びていたわけですが、その痕跡ありません。

碧南市の公園整備もここまでの計画です。
もっとも矢作川の対岸は西尾市ですから碧南市も手出しできないわけですが。

そして今回の緊急探索もここまで。

碧南駅の南側からスタートして、この橋台の写真を撮るまで所要時間は約45分。
そしてここから碧南駅まで、まっすぐ歩いて約15分。計60分のミニ探索でした。

1か月後なら棚尾駅跡までの整備工事も終わっていたのでしょうし、1年後なら三河旭までの工事も終わっているはずです。

でも(仕事で)次に来る機会は多分無いだろうなあ。
自腹で来い!>自分、って話しですね(笑)

碧南レールパーク(その2)

2017-02-16 | 散歩
ちょっとのつもりが廃線跡に気づいたばかりに「終点」見たさに探索と相成ってしまいました。

大浜口広場から終点(旧三河旭駅)を目指します。

写真1. 遊歩道


廃線になった線路敷跡を遊歩道に、というのは良くあるパターンですが、ここでは災害時等に緊急車両が通ることも想定しているそうです。
鉄道車両は走らなくなりましたが、公共的な使命はまだ終えていない(終えさせない)ということですね。

写真2. 分岐?

行く手にホーム(左側)が見え、手前には分岐の「模様」がありました。

大浜口広場から300mほど歩いたところです。

写真3. 玉津浦駅から臨港線があった


臨港線(昭和34年に廃止)の分岐を示したものでした。

写真4. 玉津浦駅

ホームは旧玉津浦駅をイメージしたものでしょう。
かつては海水浴場の最寄り駅として賑わったということです。

公園としては「玉津浦広場」と名付けられています。

写真5. 玉津浦駅

(大浜口広場のパネルより)


写真6. 暫定の終点


玉津浦駅から200mほど進んだところで整備済みの遊歩道は終点。
ここまで大浜口広場から約600m。

その先は整備工事中でした。
せっかくなので、もう少し先まで行ってみることにしました。

写真7. あとは舗装だけ

工期は今年3月までなのでほぼ完成形です。

工事区間は歩けないので、少し迂回しながら廃線跡を横目に見ながらの移動です。

写真8. 平行する道路(若宮町付近)


線路が大きく曲線を描いているので道路も線路に合わせるように曲がっています。

玉津浦駅から約900mで棚尾駅です。

写真9. 棚尾駅

(大浜口広場のパネルより)

公園では棚尾広場として整備中です。

写真10. 整備中の棚尾広場

ホームのようなものが見えます。

奥の工場の建物は昔(写真9)のままですね。

写真12. シェルター

少し左に目を向けると赤い建物がありました。

基本計画を見ると「シェルター」となっています。
大きさはかつて三河線を走った気動車のサイズを踏まえたものだそうです。
用途は四阿というこなので、ここに車両を保存するわけではないですね。

そして第2期整備区間もここまでのようです。

この先は第3期整備区間として平成29年度に工事が行われる見込みです。
ということはまだ廃線当時の面影が残っているかも、ということでさらに進みます。

(続きます)


碧南レールパーク(その1)

2017-02-15 | 散歩
お仕事で三河に行ってきました。

最寄りは名鉄三河線の碧南駅。
三河線の終点ですね。

写真1. 碧南駅


ここから徒歩で仕事先に向かいます。

写真2. 駅南側から

6000系が2本停車中です。
こういう行き止まりの感じ、好きですね。

振り返って反対側(線路の延長方向)を見ると・・・

写真3. 線路の跡?

どう見てもかつて線路があった感じ。

「仕事が終わったらちょっと探索してみよう」と、まずはお仕事に。

幸い仕事は順調に(?)進み予定より早めに終わったのでちょっと探索を。

写真4. 碧南レールパーク

写真3の奥の方にちょっと見えている場所です。

手元のスマホで検索してみると、名鉄三河線の廃線跡を利用して碧南市が公園として整備を進めているのだとか。
名鉄跡地緑地整備事業 | 碧南市
名鉄跡地緑地整備事業の概要について(PDF) | 碧南市
実施設計図(PDF) | 碧南市

恥ずかしながら三河線の碧南から先があったことも、それが廃線になったのことも知りませんでした。
碧南~吉良吉田(名鉄西尾線)間は平成16年3月に廃線ということですから、まだ最近のことなんですね。

写真5. レールパーク案内板

廃線になった線路は大きく曲がっていたのですね。

新京成の鎌ヶ谷市役所付近の大曲線を彷彿とさせます。

写真6. 三河線の歴史


かつての大浜口駅の跡地がレールパークの起点になっていて「大浜口広場」を名付けられています。

大浜口広場には「三河線の歴史」のパネルや・・・

写真7. 昔、この辺りは・・・


昔の沿線の様子等々のパネルが掲げれています。

写真8. 車輪のモニュメントも

短い線路が敷かれ、1軸の車輪が置かれています。

なぜか波打車輪です。
見たところ摩耗も無いようなので、もしかしたら新品なのかも。

写真9. 線路道

写真4でも見えますが、線路跡にはレールをイメージしたペイントが施されています。

数字は100m間隔にあり、数字の向きからレールパーク(廃線跡)の終点までの距離を示しているようです。
写真4では「2.3/0.0」の数字がありますので、全長2.3kmということですね。

ということで、ここから終点まではあと2.1km。
歩けば40分くらいか・・・

幸い、線路は大きく曲線を描いているので、終点(旧三河旭駅)から碧南駅まではショートカットして戻れるし、ということで歩いてみることにしました。

(続く)