きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

【N】オハネフ12を組む(3) 塗装しました

2019-02-28 | 工作室
オハネフ12ですがなんとか車体と屋根を塗りました。
(下回りは組み立てる前に塗装済)

車体はGMカラーの青15号のスプレーで。
手元に無かったので買ってきました。

その際、オロネ10(GMの板キット)を発見。
迷わず購入です。

写真1. オロネ10です

「着色済み(茶色)」となっていますが、塗装ではなく茶色のプラでモールドされているようです。まあ青く塗ってやればいいや、ということで購入。

ひとまずオロネには仕掛品箱でお休みいただくことにしてオハネフ12の完成を急ぎます。

で、オハネフです。

車体は前述の通り青15号で。
屋根色をどうするかと悩んだのですが、タミヤカラーの舞鶴海軍工廠グレイ(TS-99)にしてみました。

写真2. こんな感じになりました

妻面の扉は青を吹いた後に、再度、木甲板色を吹きました。

悩んだ屋根の色ですが、個人的にはほぼほぼイメージの色になったと思っているのですが・・・。

写真3. 屋根色の比較

写真上はスハフ42(KATO 完成品)。

もう少し暗めでも良かったのかなあ。

あと窓周りに手を入れればひとまず完成かな。

【N】オハネフ12を組む(2) クーラー等の取付け

2019-02-23 | 工作室
ひとまず箱になったオハネフ12。

キットに残るパーツはクーラーとベンチレーター。
屋根には取付け穴はおろか、取付け位置のマークさえありませんので自分で位置を決めなければなりません。

直接屋根にケガいても良いのですが、型紙を作って位置決めすることにしました。

型紙は手元にある形式図から寸法を割り出してMS-WORDで作成(^^)v
しかし正確に1/150で作ったはずが、模型に合わせると位置がズレてる。
模型の方が多少アレンジされているようで、若干車体長が短いようだし、窓位置も違っているような・・・

結局、型紙は(模型の)現物合わせで修正を加えて再出力しました。

写真1. 型紙を屋根に合わせてみる

型紙は修正後のものです。

型紙をガイドに屋根に穴を開けます。
クーラー用にはφ1.5mm、ベンチレーター用にはφ1.0mmで開けました。
クーラーパーツの裏に小さな突起があり説明書にもクーラーは屋根に穴を開けて接着するよう記載されています。

写真2. 穴あけ後

今回は天井の色を塗った後に穴を開けましたが、次回は穴開け&クーラー等の取付後に天井を塗ることにしましょう。

開けた穴を位置ガイドとしてクーラーを載せ、裏(天井側)から接着剤を流し込んで接着。ベンチレーターも同様に。

写真3. 再び箱に

まだ車体と屋根・床板は固定(接着)していません。連結面の幌も仮付け。
車内側に貼ったマスキングテープがカーテンのよう。

後は塗装と最終組み立て。

その塗装も課題と言えば課題です。
車体は青15号(塗料は未入手)で塗るとして、屋根はどんな色にしようかと。
屋根とクーラーは同色か否かとかちょっと思案中。

そして最大の課題は室内の表現。
どうしようかなあ。
室内灯を付けない(点けない)ことと乗客は乗せないことは決めています。

とりあえず次工程は塗装の予定。
塗料を買ってこなければ進めませんが・・・

【N】オハネフ12を組む(1)

2019-02-20 | 工作室
お久しぶりです。

さて前回、オシ17をはじめとする古いGMの板キットが発掘されたと報告したところ、Satokawaさんから「よんさんとお後の『瀬戸』がよいのでは」とのアドバイスをいただきました。

オシ17を含む編成ということでいくつかの列車を検討しましたが、Satokawaさんのアドバイスに後押しされ「瀬戸」でいくことにしました。

検討と前後して古いKATOのスハ43×1両、スハフ42×2両も発掘され、これら手持ちの車両を最大限に利用できそうだということで昭和44~45年頃の「瀬戸」に決定した次第。

当時の「瀬戸」は荷物車1両を加えて全14両編成だったようですが、内8両に手持ちの車両が使えます。言い換えれば残り6両は新規に調達しなければなりません(^^ゞ

写真1. 完成品のハザ3両と板キットのオシ17&ハネ4両

キットに使える台車も調達済みでした

とりあえず「瀬戸」として目標とする編成は、マニ・オロネ・スロ・ハネ・ハネ・オシ・ハネ・ハネ・スハ・スハ・スハ・スハフ・スハ・スハフの14両。
下線の車両が手持ちの8両(写真1)で、少なくともあとマニ・オロネ・スロの3両を調達すれば「瀬戸タイプ」として編成は組めそうです。

と方針は決まりましたが、一気に着工する前に「肩慣らし」として板キット1両を先行して組み上げることにしました。
白羽の矢を立てたのは上記の手持ち8両には含まれないオハネフ12(写真1にも写ってません)。

「瀬戸」を組むとなると新規プロジェクトですが、手持ちの1両を組むのであくまでも「在庫処分」です(笑)

閑話休題
組立て開始です。

まずはウエイトを兼ねた床下機器の床上の突起の削除。
かつてのGMの板キットはダイキャストで床下機器を一体で表現しており、それがウエイトも兼ねていました。
そして床上の部分にはテールライト(オプション)を組み込むために突起がありました。その突起を削り取りました。

写真2. 床下機器の突起を削除

削る前(写真奥)と削った後(写真手前)

突起を削った理由ですが、KATOの完成品(スハ43等)程度には車内を作ってみようかと考えたから。今はまだ構想段階です。

次いで室内を塗りました。
何色が妥当なのか不明でしたが、「まあこんなもんかな」というノリでタミヤカラーの木甲板色(TS-68)をスプレー。

写真3. 室内の塗装

ダイキャストのウエイトにはメタルプライマーを吹いてから同色に。

また床板とウエイト(床下機器)にはマットブラック(タミヤカラーTS-6)で黒色に。

まあ後は組むだけです。

妻板と側板が上下にズレないように若干の注意が必要かな。
今回の先行試作の大きな理由の一つにはこの「合い」の確認でした(昔失敗したので)。

写真4. 組立て

外装色を吹く準備として窓部分にマスキングテープを貼ってから組んでます

床板に台車を付け、車体を乗せ、屋根を乗せて・・・

写真5. 箱になりました

台車はGMのTR50。カプラーはKATOカプラーNに換装。

この後の工程はクーラー・ベンチレーターの設置、そして車体外装と屋根の塗装です。

前述の通り室内(座席or寝台)を表現してみようかなとも構想していますが、これは「オプション」ということで(笑)