きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

ダイヤモンド富士

2010-02-28 | 散歩
ウチから新横浜駅まで向かう途中に富士山が良く見えるところがあります。
鶴見川を渡る新横浜大橋という橋の上がその場所です。

ダイヤモンド富士というのは、簡単に言ってしまえば、富士山の頂上から日が昇る、または頂上に日が沈む現象のことです。

地球の地軸が傾いていることから、日の出の方角、日の入りの方角は毎日異なります。
そのため、ダイヤモンド富士を見ることができる場所も毎日少しずつ変わるのです。
どこでいつ見られるか、については「関東の富士見百景」のサイトを参考にしました。

さて、新横浜付近は2月27日・28日頃に見られるということでしたが、昨日(27日)は生憎の天気で断念。
今日(28日)も、朝から冷たい雨が降っていて「駄目だな」と諦めていたのですが、午後からは晴れ、それも雲一つない青空なので、カメラを持って出かけることにしました。

日没時間(17時46分)の1時間程前に新横浜大橋に行きました。
空の9割には雲が無いのに、残りの1割にある雲は西の空にあり、富士山が全く見えません。
やがて太陽も雲に隠れてしまい、諦めムードが漂います。

時計の見ながら、日没時間までまだ時間があるな、と思ったときです。
西の雲の下端から太陽が再び顔を出しました。
そして、そこには富士山のシルエットが浮かびあがったのです。
あわててカメラの電源を入れて撮ったのが、下の写真です。
富士山の頂上の真上に太陽があります。正真正銘のダイヤモンド富士です。



上の写真の約2分後です。
ズームアップして撮影してみました。



太陽は、左上から右下へと沈んでいきます。
神奈川方面からみると、ちょうど富士山の北側の稜線に沿って沈むように見えます。
たった2分ですが、太陽の中心線は山頂からはずれています。
もちろん、明日だったらもうダメだったでしょうね。

ほんの一瞬でしたが、じわっと鳥肌が立つ思いがしました。
こりゃくせになりそうです。

ヨ8000

2010-02-27 | 散歩
ちょこっと知り合いのブログ(のコメント欄)で話題がありましたので、こんな写真を貼っておきます。


ヨ8000形車掌車です。
もともと真っ黒なはずですが、これは写真のように赤っぽく塗り直されています。
そのためか、車番を確認しようにも、判明できませんでした。

さてこの「ヨ」、置いてあるのは伊勢原市総合運動公園です。
(実はこの直前にデジカメを壊したんで、この写真は携帯で撮りました。)
公園に鉄道車両、というのは珍しくありませんが、車掌車というのはあまり無いのではないでしょうか。

昔は、貨物列車の一番後ろに必ず車掌車がくっ付いていましたが、合理化の波で車掌は機関車に同乗することになったとかで、車掌車を見ることがなくなってしまいましたね。
久しぶりに車掌車を見て、なんだか懐かしくなりました。

高速道路休日1000円の真実!?

2010-02-25 | 縁側
ちょっとセンセーショナルなタイトルですが、政府の高速道路料金に関する政策をどうだこうだという話しでありません。

先の年末年始に和歌山に行った際の高速道路料金の請求がようやく届きました。
ETCを利用したので、クレジットカード会社を経由して請求書の到着まで2ヶ月ほどかかってしまうのですね。

さて、今回、興味があったのは、いわゆる「高速道路休日1000円」期間の元日に、高速道路上の渋滞を避けるために一般道を迂回したことで、「1000円」の適用がどうなるかという点です。
1月1日の走行経路については、こちらに書いていますので、ご参照ください。

当初の予定ならば、東名阪道・亀山IC~東名高速・横浜青葉ICを通しで走行するはずでした。
この場合、通常料金で8450円。休日特別割引で1450円です。7000円も安いんですね。

さて、実際の請求金額は、高速道路に細切れで乗りましたので、みえ川越~音羽蒲郡(1000円)、浜松~掛川(400円)、焼津~横浜青葉(1450円)の計2850円でした。
当然ですが、乗った区間ごとにきっちり計算(徴収)されていますねえ。
間違いありません(笑)
それでも、通常料金より5600円安くなっています。
だからこそ、私も渋滞時の一般道迂回の「社会実験」を行おうと決心したわけですが・・・。

しかし、高速道路を小刻みに走って、結果的に走行距離が短いのに、ずっと高速道路を(渋滞を我慢しながら)走り続けた方が料金が安いというのは釈然としませんね。
亀山~横浜青葉(372km)と、焼津~横浜青葉(160km)が同じ1450円ですからね。
安いのはありがたいですが、一方で、アンバランス感も残りますね。

だからこそ、逆に渋滞の解消にも時間がかかるんじゃないだろうか、とも思います。
料金算出のルールを、たとえば1日の高速道路の走行距離に対して課金するとか、鉄道でいうところの「途中下車可」のようなルールなら良いなあ、などと思うわけです。

もっとも、高速道路が全線無償化されればこの問題は解消されてしまいますね。

今春開通する気になる道路シリーズ(第3回:最終回?)

2010-02-22 | 縁側
今日は平成22年2月22日ということで、一応、記念(?)に投稿します。
ただし、中身は日付にはほとんど関係ありません(^^ゞ

さて、今週開通する気になる道路シリーズの第3回です。
写真もないので、ただ羅列していきます。
ということで最終回ということになりますかな。(次回は1年後?)

路線のピックアップの根拠は、私が気になっているというだけですので、他にもあるよという突っ込みは無しでお願いします。

開通日順に列挙します。
1.2月27日(土)
 圏央道(さがみ縦貫道路)海老名JCT~海老名IC
 既報の通りですが・・・、いよいよ1週間後に開通します。
 開通日の27日は所用があるので、気が向けば、28日にも通ってみたいと考えています。

2.3月14日(日)
 阪和自動車道 和歌山北IC
 これはインターチェンジの新設です。
 阪和道の和歌山ICは紀ノ川の南側にありますが、新設の和歌山北ICは紀ノ川の北側(大阪寄り)にできます。
 また大阪からの出口と大阪方面への入り口というハーフランプです。
 実は、今年の正月に和歌山に行った際に工事中のところを見てきたのですが、デジカメ持参忘れで、写真無しなんです。
 今夏も和歌山に行くと思いますので、そのときは撮影してきましょう。

3.3月20日(土)
 第2京阪道路全通(門真JCT~枚方東IC)
 この道路の開通で、京都~大阪間に名神高速道路に平行するもう1本の高速道路ができることになり、名神高速道路の渋滞時の迂回路として使えるだろうと思っています。
 また、我が家の場合、和歌山に行く際には名神高速道路経由よりも距離も短くなりそうです。
 ここの今夏の和歌山行きの際には通って来ようかな、と考えています。

4.3月28日(日)
 首都高速道路 中央環状線(山手トンネル)開通
 この開通で、首都高4号線~3号線間が繋がります。
 私はあまり使う機会は無いと思うのですが、それでも東名高速から関越道や東北道に行くには、これまでより早く行くことができるでしょう。
 これも機会があれば通りに行きましょう。

5.4月17日(土)
 北関東道 佐野田沼IC~岩舟JCT開通
 岩舟JCTで東北道と繋がります。かつて栃木県に住んでいたこともあって、北関東道にも興味があるのです。
 ここは興味だけで、乗りに行くのはいつになることやら。
 再来年度(H23年度)には、残る区間(佐野田沼~桐生太田)が開通する予定で、北関東道(高崎~水戸)が全線開通になります。
 走りに行くのはその時でしょうか。

例年でも、年度末のこの時期は高速道路等の開通情報があるのですが、今年は個人的に注目箇所の開通が多いですね。

横須賀線 武蔵小杉駅(その3)

2010-02-20 | 縁側
またまたこの話しです。お付き合いください。

開業まであと1ヵ月を切りましたね。
成田エクスプレスの全列車が武蔵小杉駅に停車するというので、興味本位だけで指定券を予約するフリをして「えきねっと」にアクセスしてみました。

すると、「武蔵小杉駅に停車する特急列車のお申込みについて」という項目があり、

2010年3月13日(土)より横須賀線「武蔵小杉駅」が開業し、「成田エクスプレス」(全列車)、「スーパービュー踊り子」(一部列車)が停車します。えきねっとでの「武蔵小杉駅」を選択したお申込みは、2010年3月13日(土)の午前5:30から受付開始となります。

ということで、ネットからは予約できませんでした。
(駅の窓口では取り扱っているらしい)
ダイヤ改正の当日まで予約ができないというのは、これまでに無かったと思います。
今年の冬には東北新幹線が新青森まで延伸されますが、そのときはどうなるんでしょうかね。

そんな突っ込みはともかく、今回の武蔵小杉駅の開業は従来の新駅開業とは異なる興味深い点があります。

それは、武蔵小杉駅を中心に一部の駅間の運賃が変わる(安くなる)ということです。
これまでも新線(小金線や京葉線)が開通することで、駅間運賃が変わることはありましたが、今回は新線の開通がないのに運賃が変わるのです。

ご存知のように東京近郊区間(って今は言わないのかな)では、乗車ルートに関係なく乗車駅と下車駅の最短距離で運賃が決まりますね。
そのため、武蔵小杉駅で南武線と横須賀線の乗換えが可能になることで、駅間の最短距離が変わるパターンが出てくるわけです。
今回、当日までネットで指定券を購入できないのも、このあたりのことが関係しているのかもしれません。

さて、このルールを利用して、初乗り運賃でどれだけ長い距離を乗れるか、という楽しみ方も有名ですよね。
実は私も昔やったことがあるんです。高校生時代に友人と。
当時は藤沢市に住んでいたこともあって、友人と取り決めたルールは次の通り。
・藤沢駅を到着駅とし、
・もちろん「一筆書き」で、
・ルートと出発駅は各自で考える(算出する)
・出発駅までは当日移動し、
・藤沢駅へは午後7時までに帰着すること
・で、ルート長が長い方が勝ち
といったところです。
「初乗り運賃で」という制約はありませんが、
午後7時帰着というのが健全ですねえ。今の高校生では考えられませんが。

そして実際に各自が考えたルートに実際に乗車しました。
答え合わせは乗車の当日です。
結局、2人とも出した答えは、国道(鶴見線)→藤沢というルートでした。
ただし、乗車するルートは違っていて、友人の方が距離が若干長く、私の負けでしたね。
乗換え時間の余裕の取り方の違いで、ある区間を乗るか乗らないかの違いだったように記憶しています。

国道駅から、浜川崎→尻手→立川→西国分寺・・・と乗っていったかと思います。
途中はどうだったか忘れましたが、最後は東神奈川→橋本→茅ヶ崎→藤沢と結びました。
写真はその時に撮った(と思われる)横浜線103系です。撮影場所は東神奈川駅です。プリントからスキャンしたものです。

1978年か79年でしょう。

その後、武蔵野線の全通や京葉線の開通、また非電化区間の電化などもあり、同じ条件でも「答え」は変わっているでしょうね。

武蔵小杉駅の開業の話しからずいぶん離れてしまいましたが、ふとこんなことを思い出しました。
実際に乗車するかどうかは別にして、再びルートを考えてみるのも面白そうだなあ。
現在の運賃計算のルールから調べ直さなきゃ。