きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

東武8000系旧旧塗装車の組立て(後編)

2010-09-27 | 工作室
東武8000系の続きです。

ベージュを塗るためにマスキングを行いました。

写真1. マスキングしたところ


塗り分け位置が不明だったのでネットで検索した写真を参考にしました。
この写真は当時のものではなく、2004~2005年にリバイバルカラーとして運転されたものでした。

この検索の結果、Bトレでも旧旧塗装のキットが発売されていたことも知りました。
もう塗っちゃったから関係ないです。

前面の塗り分け位置はヘッドライトの中心線です。
ヘッドライトの上半分がオレンジ、下半分がベージュです。
この部分はマスキングゾルでマスキング。あとは8mm幅にしたマスキングテープを使いました。

写真2. ベージュを吹きました


このベージュは、GMの鉄道カラー西武トニーベージュを使いました。
オレンジと同様「東武旧」との記述があったので。

ベージュが乾燥するのを待って慎重にマスキングをはがします。

そして組み立て。

組み立てにあたっては私的標準仕様ということで、
台車と動力ユニット:KATOの「通勤電車1」。
連結器:KATOカプラーN。
パンタグラフ:手元品のKATOのPS16×2基。

で完成したのが下の写真。

写真3. 完成1


ベージュを塗ったときには少し暗いかな、と思いましたが、組んでみるとオレンジ色ともどもほぼイメージ通りの色になりました。

写真4. 完成2


今回は、オレンジ色を塗って一晩乾燥、ベージュを塗って一晩乾燥、そして組み立てと足かけ3日で組み上げました。
塗装があったにもかかわらず我ながらスピード組み立てでした。

東武8000系旧旧塗装車の組立て(前編)

2010-09-26 | 工作室
子供の頃、東武伊勢崎線の沿線に住んでいました。
当時は電車に乗る機会はほとんどなく、自宅の近くを走る東武電車を眺めるだけでした。

ある日、電車を眺めていると走ってきた電車に驚きました。
その電車はなんと白色一色だったのです。
子供心には、本塗装前の下塗りだと思いました。
学校でも自慢げに「下塗り説」を披露したような記憶があります。

ところが、白い電車は一向に「上塗り」されないばかりか、「下塗り」の電車ばかりが走るようになってきました。
そんな時期に神奈川県に引っ越してしまいましたので、私の記憶の東武電車というのはベージュの地に窓回りがオレンジ色なんです。

ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、その東武電車をBトレインで作ることにしました。

用意したのはBトレの東武8000系。2両入り2箱です。
今は白いこの車体色が「旧塗装」ということですから、ベージュにオレンジというのは「旧・旧塗装」ということになります。
Bトレは塗装済みなのですが、今回は自分で塗装して思い出の塗色を再現することにしました。

写真1. Bトレ8000系のパッケージ


前面、側板、妻板を塗り直すために1両分ずつ割り箸に仮止めしました。

写真2. まさに下塗り?


今回は、この白い車体にオレンジとベージュを塗っていくわけで、白い車体はまさに「下塗り」を終えた状態と言えます。
子供の頃に思った「下塗り」を今、この手で実現させたわけで、ちょっと複雑な心境(笑)。

写真3. まずはオレンジ色


前面となるパーツは透明プラで、前面ガラス部分を抜いて着色されています。
(側板は窓ガラスが別パーツ)
また、ヘッド/テールライトも着色済みです。

前面ガラスとヘッド/テールライト部をマスキングゾルでマスキングして、オレンジ色を吹きました。
このオレンジ色にはGMの鉄道カラーの朱色4号を使用しました。
GMのサイトで「東武旧窓まわり」とあったので、素直に従いました。

この後、窓回りをマスキングしてベージュの塗りが待っています。

<続く>


【京急】9月26日下り線仮高架線に切り替え

2010-09-23 | 散歩
連続立体化事業中の京急蒲田付近です。
今年5月に上り線が全面的に高架線に切り替わりましたが、今度は9月26日初電から下り線が仮設高架橋に切り替わります。
この仮設高架橋に切り替えることで、環状8号線の踏切を含む4か所の踏切が無くなるということです。

例によって(?)偶々蒲田に行くことがありましたので、ちょっくら状況を見て来ました。

写真1. 京急蒲田駅を発車する下り列車

三崎口行きの右に切り替わる仮線が見えています。

写真2. 川崎方踏切から蒲田駅を見る

切り替えの準備は万端です。
あとは現在の線路をちょっと切って、切り替えるだけという状況になってました。
切り替えは写真に見えているポイントをそのままスライドさせるようです。

写真3. 同じ踏切から川崎方を見る

左の地上線が現在の下り線で、右が切り替え予定の仮設高架線です。
この仮設高架線は、今年5月までは上り線の仮線として使用されていました。

下の写真は同じ場所から6月に撮影したものですが、この角度で見る限りこの3か月間の違いは見当たりません。

写真4. 6月末の同地点

写真3と違いが無い・・・

今回の下り線と空港線を含む全面的な高架化は平成24年度の予定になっています。
この仮設高架線は完成した上り線とわずかな距離を高架上で平行しますが、今後2年間程度はこの区間は右側通行になるわけですね。

東北縦貫線と201系

2010-09-16 | 散歩
本日、仕事の都合で出かけた際に、少々時間的な余裕があったので、東北縦貫線の工事の様子でも、と思って神田駅に立ち寄りました。

東北縦貫線は、上野~東京駅間に複線を増設し、東北・高崎・常磐線の各方面から東海道線東京・新橋・品川方面への直通運転を行おうと工事が進められています。

神田駅に降り立ってみると、思いのほか工事が進んでいることに驚きました。

写真1. 神田駅から東京方面を見る


東北縦貫線は東京駅を出てすぐ首都高の下を通ってから上り勾配になります。
神田駅からは勾配を上ってくる様子を見ることができます。

写真2. 神田駅横で


勾配を上ってきた東北縦貫線は神田駅付近で東北新幹線の上になり、上下2層になるようです。

さて、東北縦貫線の写真を撮ろうと中央線神田駅に降り立ったところ、なんと201系が入線してきました。
まだ走っていたんですね。

写真3. 偶然遭遇した201系東京行き


中央線はすべて233系に置き換わったと思っていましたので本当に驚きました。
まだ何本かが残っているのでしょうか。

遭遇したのが東京行きでしたので数分待てば折り返してくるわけで、上の工事の写真を撮りつつ、10分ほど待っていました。

写真4. 下り高尾行き


京浜東北線(北行き)、中央線上りに被られることもなく、なんとか撮影することができました。
シャッター速度が遅く車両が流れてしまいました。
全てカメラ任せなもんで・・・。

おそらく私自身、201系の撮影はこれが最初で最後になると思いますので、撮影できただけで御の字です。

ホテルパシフィック東京

2010-09-14 | 縁側
品川のランドマーク的な存在であるホテルパシフィック東京が今月末の9月30日で営業を休止します。
設備や内装の老朽化が理由だということです。

ところで9月30日で営業を休止と言うと、宿泊できるのは29日夜までなのか、30日夜までなのかどっちなのでしょうか?

写真1. ホテルパシフィック東京


さて、ホテルパシフィック東京の営業休止を受けて、アクアライン経由の木更津行きのバス路線の区間が変更になります。

現在、品川~木更津間のバスは、一部の便がホテルパシフィック東京を起終点にしています。
これが、ホテルの営業休止により10月1日より全便が品川駅東口(港南口)起終点に変わります。

写真2. 木更津行き日東交通バス

この光景も間もなく見納め?

さて、このホテルに宿泊できるのはいつまでなのか、という前述の疑問ですが、バスの区間変更日から推察してみます。

バスの運行区間が変わるのは10月1日からですから9月30日夜に宿泊すると、翌日はもうこのバスにはホテル前からは乗れません。
ということで、宿泊できるのは9月29日(水)の夜までという結論になりましたが・・・。
気になる方はホテルに確認してみてくださいね。
(ちなみにホテルのサイトでは9月30日夜は予約できません)