すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

高2 えっ!いまから不登校やんの??と第三者であることの力

2023年11月23日 | ムスメ高校生活

Bette Midler Boogie Woogie Bugle Boy

日々のいろんな勤労を感謝します~~~ いい天気なんで、ムスコをどっか連れて行ってやらないとな~と行き先を考えてたら、ムスコ同級生女子が現れて、「お散歩行くから付いてきて!」とのことで連れられて行きました。犬?犬なの?? まあでも、助かったわ~ のんびりした祝日になりました。

額(ひたい)の傷というと、わたしはカムカムエブリバディなんですが、皆さんはいかがですか?

        ↑ 3日後

額に傷があるとけっこう目立つみたいで、ツキノワグマと戦って友達になったんかとか

会う人ごとにつっこまれています。目玉おやじが傷の奥からこっち見てる!とか

入り口に大壺の投げ入れが華やかなお好み焼き屋さんに行ってきました。

わたしは昔から豚一択。カリカリに焼けた豚バラが好き(これはロースっぽいが)。

さて、高2ムスメのことなんですが、部活の大会が一区切りして、やれやれやっとこれで学業の本分に戻れるよと思ったのもつかの間、虚脱されてしまいましてね。

まあたしかに、金曜日公休とって日帰り一日演奏ツアーをして、土曜日は一日練習したあとにバスに乗りこんで4時間かけて移動、大会会場近くで宿泊、日曜日は一日リハ本番を繰り返して、またバスに乗って4時間かけて帰ってきて、夜中解散・・・・みたいな旅芸人みたいな毎日だったので、次の日学校は・・・・まあまずムリかなとおもってたとこはあるんですが、その次の日になってもその次の日になっても、学校に行こうとしない・・・・・朝は起きて制服に着替えたりはしてるんですが、やっぱりムリ~~💦となるようです。

しまいには、はぼどっかおかしいから、精神科にかかりたいとか言いだして。ホンマ、いつまでも手がかかるムスメや~

「こころの相談」系は市のやつも県のやつも1カ月先まで予約で満杯。田舎なのでメンタルクリニックみたいな手軽な診療所がない(ガチな精神病院はあるけど)。手当たり次第にかけてたら、保健所の保健師さんが「お話聞かせてもらいますよ」

しかも、今から来てもらってもいいですよとのこと すばらしい! 悩みって悩みが生まれたときに相談できなきゃイミないよね。1カ月先の悩み相談の予約を取るってことは、1カ月先もまだ悩んでるってじぶんに暗示かけてるようなもんやん💦

オットはいつもミックス ソースかけたら味なんかわからんから食感で具を選ぶんですよ、お好み焼きは

ムスメはお医者さんはいきなりムリとしても、せめてカウンセラーくらい特化したヒトとおはなししたかったようで、わたしも保健師さんて こどもたちの乳幼児健診のときのいかにも時間稼ぎっぽい仕事ぶりが印象に残っててあまりいいイメージがなかったんですが、今回すぐに対応していただけたことで 評価がぐっとあがりました。

とくになにかのアドバイスをしてくださるわけではないんですが、質問してくれてムスメが考えながらそれに答えて、それを復唱してくれて、とらえかたがちがってないか確認する・・・・ そういうのを繰り返しているうちに、感情が整理されてきて、問題が明確になってくるんですよね。

親子でもわりとそういうハナシはしているんですが、親のほうは以前話してくれたところで情報の更新が止まっていたり 最初の印象が強くて思い込んでしまってるところがあったりで、子のほうはそういうところもすっ飛ばしてわかってるものとして話してくるので、お互いわかっていることの共有ができていないことが多いんですよね。なんでハナシが積み上がらない。情報の更新で終わってしまう。

保健師さん(今回はたまたま保健師さん)は、そもそもが1からだし、情報も更新する必要がないし、しかもムスメも相手にわかりやすいようなコトバを選んで話すので、状況がだれの目にもクリアになるんです。知ってる気でいたわたしも、そうなん? そっちのほうが気になってたんや!?みたいな発見が短時間の相談の中でもけっこうありました。

できた!

そういうのを「第三者であることの力」(『ふつうの相談』東畑開人著)っていうそうです。

話を聞いて整理することによって、「苦悩のメカニズムを明確にし、自己理解を促進する」ことが相談を受ける第三者の役割なんだそうです。 たしかにね~ わが子のハナシほど整理するのに値しないモンはないのが親だからね~~~やってられっか

第三者が入ることの利点は、問題が言語化されること、これに尽きるのかもしれませんね。言語化されてはじめて問題は共有されることができる。そうすればやっと、解決に向けてのスタートが切れるのです。

その意味でも「精神科にかかりたい」と不登校3日目にして言語化してくれたムスメの見極めの早さよ

それをなんとかして第三者につないだわたしの行動力

そしてよ~わからん問い合わせ電話なのにすぐに対応して話を聞いてくださった保健師さん

 

すごない? これ、フツーやったら 1カ月なんやかんやうちの子学校行ってへんのやけど~ で、先生とうんだかんだあって、じゃあ外部にも相談しましょうか~で、1カ月先の予約がやっととれて~で、3カ月コースちゃうん? そのあいだ、こどもはずっと学校に行けない自分に対してうしろめたいキモチでいるんだよね。しかも、1カ月待ってるあいだに期待値がどんどん高まって説明しなきゃ!って意気込んじゃうから、たぶん最初の面談は空回りするんだよね 期待値低く相談に入れたってのもよかったのかもしれん。

ムスメは学校に戻れるかはまだ不透明ですが、とりあえず今すべきことはわかったのでそれをやってみようってことで、鬱々した気分は晴れたようで、さっぱりした顔をしています。じつはムスメの前に同じような状況になってる同級生がいるんですが、「その子にも(保健師さんと話をしたら気がラクになったことを)教えてあげたい」って言っていたので、本人は満足しているようです。ちいさなトライ&エラーのくりかえしだとしても、今やるって決めたことが目の前にあるっていいよね。なにかをただ待っているよりも。

お好み焼きじゃあまり個性を出せないのか別方向に開花されているようだ。

その一方、モトから第三者巻き込み型のタイプがうちにはおりまして

ムスコなんだけど、今のクラスがどんなに荒れているかを知り合うオトナすべてに触れ回っています。オットのブラック企業自慢みたいで、ちょっとイヤなカンジ オットを長~く拘束してくれるとかたまに1カ月缶詰になって帰ってこないとかいろいろいいところもあるし、なによりふたりとも喜々として通ってるのに、よそでは悪口ばっかり言ってるって、なんかな~ 同情してもらって、じぶんの問題ではないことを確認しているのでしょうか?

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