印「海」その2
もう一つ、また「海」です。
今度は、巴林(パリン)石の印材。
青田石よりも、硬くてきれいな線が刻せるのが特徴です。
まぁ、印刀の切れ味の試しでもありますし、感覚を掴むためにもいろいろやってみなければなりません。
確かに普通にきれいに刻せるのですが、偶然の欠けやハツリは出ません。
それではどうもつまらないので、かなりいろいろ手を加えました。
この印刀は、切れ味鋭いので、上手く使えば、思う様になります。
ただ、作り過ぎても良くないので、難しいところです。
巴林石は、細かな線のものが良いですね。
いずれにしても、柄に紐を巻いたことで、かなり持ちやすく力も入りやすくなりました。
何でもっと早くやらなかったのでしょう!
(2.2✕2.2cm)