Fast Food Nation(2006/アメリカ=イギリス)【DVD】
監督・脚本: リチャード・リンクレイター
出演:グレッグ・キニア/ポール・ダノ/クリス・クリストファーソン/パトリシア・アークエット/ウィルマー・バルデラマ/イーサン・ホーク/カタリーナ・サンディノ・モレノ
世の中には、知らないほうが幸せなことが
たくさんあるんだよ
エリック・シュロサーのノンフィクション小説「ファストフードが世界を食いつくす」を、『スクール・オブ・ロック』『ビフォア・サンセット』のリチャード・リンクレイターが映画化。
メキシコ人版蟹工船。涙
マイケル・ムーアのドキュメンタリー見てるよう。
story
大手ハンバーガーチェーン、ミッキーズのマーケティング部長ドン(グレッグ・キニア)は、パテからの糞便性大腸菌検出の報告を受け、調査のためコロラドの工場へ。一方そのころ、密入国したメキシコ人シルビア(カタリーナ・サンディノ・モレノ)の夫ラウル(ウィルマー・バルデラマ)は、ミッキーズと契約する精肉工場で働き始める。(シネマトゥディ)
主要人物は大手ハンバーガーチェーンのマーケティング部長、店でバイトする高校生、工場で働く外国人とそれぞれの視点で描かれる。
ハンバーガーのパテから牛のフンが検出され、マーケティング部長がコロラドの工場へ調査に向かう。
工場関係者は、そこで何が行われているか知っていても見て見ぬフリ。結局は大企業の一員として取り込まれてしまうのね。
1ミクロンのフンなんてどうってことない。。。
工場が環境汚染の原因にもなっいて、大国アメリカは牛の生産量も半端じゃない!垂れ流しはいかんでしょ、、
一番ショッキングなのは、危険を承知で働くメキシコ人労働者の実態でしょう。
素人がいきなり肉切り作業、高圧の水を扱うなど高い収入を得られるとはいえ、いつ怪我してもおかしくない。
美人姉妹は工場のエロ監督につけこまれ関係をもつ。薬にはまる者もいるし、あげくのはてには大事故。蟹工船さながらの悲惨さ・・
それでも貧しいメキシコ人たちは、希望を胸にアメリカへ密入国する。
最後の精肉工場の衝撃映像は面食らいました。。
とても凝視できなかったし、あそこで働くなんて私にはぜったい無理!!!
慣れれば楽よ!って、即逃げ出す。(-_-;)
だれる場面もありますが、ファーストフードの実態はリアルでした。
アメリカの話はそのまま日本もつながるわけで、食の安全、環境汚染、外国人不法労働者の問題など現代社会の姿でしょう。
企業はいけないとわかっていても利益追求、豊かな生活のためには、働く者や消費者のことは後まわし。個人の意識を高めていかないと問題解決にはならないな。
豪華キャストでブルース・ウィリス、イーサン・ホーク、アヴリル・ラヴィーンも出演してまーす。
★★★☆(5段階☆は0.5)
「ファーストフード・ネイション」公式サイト
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以前ベジタリアンのサイトを読んでたら、
牛を殺すところの映像が貼られてて、
かなりショッキングでした。
首を切って、大量の血を出させてもがきながら死んでいくんですよね。
一説にはアドレナリンを大量に分泌させたほうが肉の味がよくなるので、わざと苦しませて殺しているとかなんとか。
大体畜産というのは飼料をつくるためにたくさんの農作物をつくらなきゃいけないから、農作物を直接食べるのに比べてエネルギー効率が悪すぎるらしいです。
・・・僕もベジタリアンになろうかね。
ところでメキシコ人ですが、僕も身近にそういう人たちがいますから結構事情はわかるつもりです。
アメリカ資本の大企業は、国内ではメキシコ人、海外でも東南アジアとかで未成年の労働者をこきつかったりして賃金を抑え儲けていますが・・・
中国もそうだけど、経済競争に勝つ国って、なんのことはない、奴隷のような労働者をたくさん使っているから強いっていうだけなんですよね。
でもそういう環境だと、この映画で扱われているように品質も信用できないようなものになっちゃうし。
こういう映画どんどん作ってもらいたいですね。豪華キャストなのも素晴らしいなー。
ううう、、まさにそのシーンがでてきたんですよ~。
わざと苦しませて殺してるとは絶句・・・
いくら家畜とはいえ、みたくないです!!
>農作物を直接食べるのに比べてエネルギー効率が悪すぎるらしいです。
なるほどねー。牛のフンもすごい量らしく、それを沼に垂れ流すらしい。
私は肉が苦手なんですが、牛肉は食べられるのよ^^ゞ
ごめんなさい、、
あー、そういえばロビンさん、友達にメキシコの方がいるっていってたね。
大量生産するには、人件費を安くする必要がある。だから外国人労働者を使う。先進諸国はみな同じ構図ですね。
この映画見て、じゃあハンバーガーを食べるのはやめようと思う人はどのくらいいるだろうと漠然と考えてしまうね。。
思うし、見たら食べたくなくなりそうだけど
予告見た時から、興味深々。
見たら、又伺いマース(^_^)v
おお、屠牛シーンがダメでしたか・・・
スワロは『いのちの食べ方』を見て
屠牛がどのようなものであるか知っていたので
免疫はありました。
酷いシーンではありますが、
この過程がないと私たちは肉類を食べられないのかと思うと
逆に直視せずにはいられませんでした。
世界中の紛争に、労働者の権利、環境問題・・・
世界中が問題だらけです。
中南米からの不法就労者はとてもリアルでしたね。
彼らの「高い賃金をもらいたい」というわずかな望みに付け込んだ
悪質な斡旋業者の実態には改めて驚きと戸惑いを感じてしまいました。
同じようにカタリーナが主演していた『そして一粒のひかり』では
やはり中南米の少女たちが麻薬密輸のために麻薬を飲み込むという仕事をしていました。
いのちをかけてまでして稼がなければならない現実・・・
言葉が出ませんね。
こういうの観てると、実情の裏側をみせられたようで
ファーストフード食べるのが怖くなっちゃう、、、(影響されやすいわたし)
リンクレイターの映画は毎回いろんな側面から捉えた映画を作るので大好き♪です
今やってるトロント映画祭でも新作ひっさげて登場してたけど
次回ザックエフロンが主演なの、
そちらも楽しみ
この映画ではブルース様がエラそうで笑えたぁ!
土曜日に、お嬢と月見バーガーを食べる約束をしていたので、やめました。
(^○^) アハハ
私も、影響されやすいもんね~~♪
事故のシーンもみれなかったし・・チキンハートな私。。
みんな、これみたらベジタリアンになるかな?
感想楽しみにしてますね~
『いのちの食べ方』は未見なんです。
屠牛シーンはとても観ていられなかった。。
わかっていても悪夢でしたよ・・、、
メキシコからの不法労働者の実態はリアルで
ドキュメンタリーみてるようでした。
需要があれば供給もあるで、悪質なブローカーも存在する。
止めることはできないね。
『そして一粒のひかり』という映画ははじめて知りました。
命をかけて稼がなければいけないとは、われら先進諸国の人間にとっては考えられない話ですね。それが現実というのがため息でます。
リンクレイター監督は幅広いジャンルの映画を撮る方ですなー。
>次回ザックエフロンが主演なの、
>そちらも楽しみ
えっ、ザックが主演とは!?
期待持てるし楽しみ~。
ウィリス、ほんとえらそうにしてて、役柄はまってましたね。笑
この映画みてから、月見バーガーは食えないな・・苦笑
ラストの牛みたら、もう。。。
観たら、感想教えてね。