小部屋日記

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カオス

2006-11-23 | カ行の映画
CHAOS(2005/アメリカ)
【劇場公開】

監督: トニー・ジグリオ
出演:ジェイソン・ステイサム /ウェズリー・スナイプス /ライアン・フィリップ

「プラダ~」を観にいくつもりが、時間の関係で断念しこの映画にしましたが、意外に面白かった!!
銀行強盗と刑事の攻防は「インサイド・マン」とシチュエーションがにてますねえ。
先が読めないので最後まで飽きさせない。テンポがいい。
ジェイソン・ステイサム、ライアン・フィリップの刑事コンビ、犯人のウェズリー・スナイプスのキャストは大正解。

●ストーリー●
武装した強盗団が銀行を襲撃。人質をとり立てこもった彼らのリーダー・ローレンツ(ウェズリー・スナイプス)は、包囲する警察に対し、交渉人としてコナーズ刑事(ジェイソン・ステイサム)を呼ぶよう要求する。
コナーズは以前担当していた事件での失態で謹慎処分中だったが、新人のデッカー(ライアン・フィリップ)とコンビを組むことを条件に謹慎を解かれて現場に復帰。
強盗事件現場での交渉に乗り出した。そんなコナーズに対しローレンツは「混沌<カオス>の中にも秩序はある」と謎めいた言葉を残し……。(goo映画)



冒頭から車同士が激突するシーン、ひきこまれる。
わけありな刑事が現場復帰!
用意周到な銀行強盗団との対決にしてやったりと思ったら、奴らは逃走。
なんと金を盗んでいない!!何のための銀行襲撃??

この謎めいた事件について、新人のデッカー刑事は、犯人の言葉〈カオス〉に意味があると気付く。
“複雑に見える現象も簡単な方程式で表せる”
「バタフライ・エフェクト」にもでてきたカオス理論がここにも登場。
映画の脚本に使いやすいのでしょうか。

次第に刑事たちの人間模様があばかれていく。
どうも警察側の行動がすべて読まれてる!
犯人内部説は話を面白くさせますね。
てっきりアイツが怪しいと思ってたのが、ちがってた(自分、汗)
ところどころの台詞がきいてます。

どんでん返しの連続で、読めた!と思ったら、最後みごとに騙されました・・・
ストーリーの中に伏線がはりめぐらせてあるので、詳しく話せないです。
この事件の発端となる重要な人物の存在を忘れていたなあ(>_<")


俳優の個性をうまく引き出してる作品だと思う。
冷静で知的な刑事役のジェイソン・ステイサムはやっぱりかっこいい~。^▽^
もしや主役ではと思わせるライアン・フィリップは活躍してましたねえ。
殉職した父親をもつ新米刑事役ですが、小僧とよばれながらも、バイクに乗って車とのチェイスもあるし、アクションを一人で担当してます。自分でスタントしてるのかなあ?(顔の傷がキュートだ!)
「父親たちの星条旗」とはまた違ったハードな役柄でした。
ウェズリー・スナイプスは余裕の演技。

これ拡大ロードショーではないのが、もったいない。
よくできてます!

★★★★(5段階☆は0.5)

「カオス」公式サイト

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