デジカメぶらりぶらり

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宇宙

2009-08-06 07:48:12 | Weblog
宇宙飛行士の若田光一さんが任務を終えた。専門的な科学実験はよく分らない。もっぱら長い宇宙暮らしの「下半身」、おっしことパンツが気になった。

尿を再生した水で仲間と乾杯したという話には仰天した。長い滞在や将来の月旅行に欠かせない再生装置が、うまく機能した。

パンツは、入浴も洗濯もできない宇宙船用で、小矢部のメーカーが開発した消臭力や雑菌を抑える優れもの。

無精者や汗っかき、何より病床の人に喜ばれるだろう。ロマンに満ちた宇宙飛行は、意外に金が掛かる。日本の実験棟「きぼう」の開発には約7600億円かかった。

自民党が公約する幼児教育無償化の財源の試算とほぼ同額、民主党の子ども手当・出産支援なら、1年にその7倍必要になる。

その財源を巡る論議が騒々しい。大事なことに違いないが、明けても暮れてもカネの話ばかりで、閉口する。

政治への情熱や志を説く先に、カネのけんかである。宇宙の旅は、おしっこ飲料水や清潔パンツを生んだ。夢を語って、地上でも役立つ物が手に入る。大金を使うなら、こうあってほしい。