恥ずかしながら、この業界に入るまで
「星祭」という言葉と無縁でした。
でも、こういう商売をしていると節分もちかくなると
あちらこちらから「星祭の御祈願を・・・」という声がかかります。
商売柄、お寺様から声がかかることが多いので
「神社でやるのが節分で、お寺でやるのが星祭?」なんて
おそろしく無知なことを考えておりました。
ところが!!!
節分とは私以外のオトナの多くがご承知のように
季節の節目。「立春」とか「立夏」など季節が始まる前のシメの日。
そのときに邪気を追い払って新しい季節を迎えよう、という風習があったそうです。
特に春は一年の初めと考えられて
この時期の「節分」が特別視されていったのですね。
一方、「星祭」はものすごく乱暴にいえば、星占いみたいなもの。
その年の自分が属する星を祀り、安寧を願うというもの。
これまた、一年の運を司ることだから年明け直前にあたる
節分に行われるわけです。
ちなみに節分に関わる風習には各地でいろいろなものが
ありますが、
わが社のスタッフは
厄年の人は、夜中に年の数だけ(数え年)豆を入れた
紙包みを、誰にも見られないように十字路の真ん中においてくる。
というのを実行したそうです。