名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

老犬と向き合う

2012年12月21日 | セカンドルーム

 

昨夜降った雪で、辺りが白くなっていたが、昨日ほどの冷え込みはなかった。
朝夕ユキ(柴犬)を連れて散歩をしているが、家並みがあるところ以外は、人も車も通らないのでリードを外している。


両眼とも白内障を患っていて、ほとんど視力は失われているが、毎日歩く道や場所で困った様子は見せない。
たまに木の幹や石にぶつかる事はあっても、慎重に歩いているので正面衝突はしない。
飼い主の気配が感じられる範囲で行動するので、以前のように勝手に草むらへ入ったり、崖をよじ登ったりすることはなく、散歩で気を使うことも少なくなった。
獣医に診てもらったが加齢による疾患で、手術も出来るが成功率は低いといわれ、進行を抑える薬をもらったが、点眼を嫌がって思うように使えなかった。
原因は目を放した隙にヤマカガシやヒキガエルに飛びつき、目に毒を浴びたせいだと心を痛めていたが、加齢と診断されて何となくほっとしたことを思い出す。
幸い犬の世話をする時間は十分過ぎるほどあるので、不自由なところは支えるつもりでいたが、今のところは目が見えないなりの行動で自立している。
人間の歳でいえば80半ばを過ぎて、白い毛も増え表情に老いを感じるが、食欲は旺盛で元気に歩き回っている。
老いは人間の7倍ほどの速さで進んでいくが、衰えを嘆き悲しむこともなく、毎日を過ごしている姿を羨ましく思ったりしてい

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