久しぶりに乗鞍西麓の日影平で、スノートレッキングをしてきた。
青少年交流の家へ行く県道は、途中から雪道になっていた。
↑槍ヶ岳
↑左は黒部五郎岳 右は笠が岳
駐車場に車を置き、白樺の林を抜けると北アルプスの山々が出迎えてくれた。
カラマツの森はすっかり葉を落として、前方の山も空もよく見える。
人の訪れなくなった森は動物天国で、カモシカやキツネの足跡をあちこちで見かけた。
日影平山の三角点は、まだ雪に埋もれずに顔を出していた。
ブナの木平まで来たら、雲行きが怪しくなり青空は消えてしまった。
岩井谷乗越から乗鞍岳方面を見ると、灰色のベールに隠されて激しく雪が降っているようだ。
天気予報は午前中は晴れと伝えていたが、それより早く変わり始めた。
風も冷たくなり小雪も舞い始めたので、ここでUターンすることにした。
帰りはルートを外して、ショートカットしながら藪の中を歩いたが、熊笹
が雪の上に出ていて歩き難かった。
午前中4時間のトレッキングであったが、雪山に備えて装備の点検やボディチェックは十分出来た。