冬至を過ぎたがまだ日の出は遅く、7時半を過ぎないと東の山から太陽は昇らない。
7時前に散歩に出かけたが、あたりは薄暗く吐く息が白くなるほど寒かった。
農道にはカモシカやムジナの足跡が点々と残っているが、今年はウサギの足跡を見かけない。
その年によって、野生動物の分布や勢力が変わっていくようだ。
今朝は久しぶりに青空が広がり、陽光が眩しかった。
午後から雪になるようなので、午前中に薪割をすることにした。
玉切りした材を重い斧で割る作業は、冬場の運動不足の解消になるし、凍えた体もすぐに温かくなる。
それに加えて、薪が積み上げられていくと、何となく気分的にもゆとりが出てくる。
ただ、これ以上雪が積もると、丸太を掘り出したり運搬をすることが出来なくなるので、この先の作業は難しくなりそうだ。
天気予報通り、午後になって雪が舞い始めた。
今夜も降り続けば、山里はホワイトクリスマスになるだろう。