こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

crass 「penis envy」'82

2007-07-21 15:13:50 | 音楽帳


自分が、「パンク」などを聴くなんて・・・
と思うが、欠陥住宅の建て主の、ぼやぼやした「サボタージュ」のような、「ミエミエ」の三文芝居に、怒りを通り過ぎて笑ってしまう。

「世界の中心で愛をさけぶ」のような三文芝居である。
あくびが出る。あ~ぁ。

誰かって?
今、見ている「あんた」のことだよ。

どうも、欠陥住宅の仲間たちは、我がサイト「かたちんば」が大好きらしい。
どうも、アクセス数が上がっておかしいと思ったよ。
ケツのアナの小さい連中だよ、まったく。

***

世の中、悪人が多い。
今更だが。

家に移り住み、1人で暮らすようになって、ようくわかるようになった。

もともと、ニンゲン自体好きではないのだが、1人で家を買うと、笑ってしまうような悪人に会えるようになる。

欠陥、じゃなかった、結婚情報サービスというのは、今、ネットで花盛り。
「出会い」系というヤツだ。

こないだ、「ブライダル・ネット」というものの資料を興味本位で取りよせたが、
単に資料を取り寄せただけなのに、株式会社セウスという仲介ブローカーを通じて、いつのまにか、会員になっており、勝手に口座から、カネが引き落とされていた。

また、家で「ピンポン」と誰かが来たので、開けると、「カンボジア難民のために小物を売り歩いて居る者です。」という。
「お前が、手に入れたカネがどうやってカンボジアに行くか、説明しろ」といった。

反応のにぶい、へんなTシャツを着たオトコだった。
あまりににぶいので、更に拍車をかけて言う。

「自分は、阪神大震災の被災者だし、こないだもYMOのチャリティコンサートで、小児ガンのコドモたちへ寄付されるものに参加した。
チャリティTシャツも買った。
捨てネコたちを保護している人々への寄付もしている。
人それぞれ、活動は違うが、お前のような信用ならないヤツにやるカネは無い。」
とうさんくさいヤツを追っ払った。

他にも、どこで知ったか、金融関係や不動産の土地転がし、詐欺商売の売り込み・・・等々、まあ次から次へと、悪人たちのパーティーのような状況である。

***

イギリスのパンク・バンド「クラス」の日本でのデビュー盤「ペニゼンビー」が出たのは、1982年10月。

「パンク」というと、クラッシュ、セックス・ピストルズの「暴力衝動」を思うものだが、クラスは、なんだか、オンナのヴォーカル曲も多く、妙に、明るいというか、「脳みそが無い」「アッパラパー」な状態の音をしている。

こういう、悪人に囲まれて過ごす、日本の日々に、思わず、怒りを過ぎて笑ってしまうとき、この「クラス」は、いいBGMになる。

PENIS=男根
ENVY=嫉妬

この「ペニス・エンヴィー」とはどういう造語なのだろう?

しかし、この南極1号のジャケットは、すばらしいい~。

当時、イギリスでは大ヒットしたアルバムだが、この感覚は、階級闘争の無い日本には通じないだろう。
「バブル」が終わったというのに、またそれを夢見るバカな悪人たちがうようよする日本。
こういう「笑ってしまう」ような「みにくい国(>美しい国)」に、自分はいつまで付き合っていけるだろうか・・・・・。
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都会の孤独

2007-07-20 21:02:27 | 写真日和


都会の孤独(By 帰ってきた時効警察) 、 なのだ。

かたちんば、だよぉ~。
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細野晴臣 「Dark Side Of The Star  ~地球の夜にむけての夜想曲~」'84

2007-07-18 23:22:29 | 音楽帳


疲れる夜じゃ。
さっきから、片方で、ラジオの「アクセス」を聴きながら、片方で、細野さんの「Dark Side Of The Star  ~地球の夜にむけての夜想曲~」をくり返し、くり返し聴いている。



この曲は、世界が「スピード」「消費」をキーワードに、ひたすら、超資本主義の中、加速に走っていく中、細野さんにとって、そういう走る自分を解放するために作ったスローなピアノ曲である。
「SFX」という、そういう時代的なアルバムの最後に収められた、全てを無に帰すための鎮魂歌である。

自分も、イラつき、高ぶる精神を落ち着けるために、夜の暗がりの中、この曲をよく、精神安定剤として、聴くことが多い。

この曲は、深夜~朝にかけて行われたアルバムの録音、深夜の営みのさなか、ひっそりと、細野さんが独りで作った子守唄である。

都会の孤独の中、その都市のキチガイじみた速度を、落としていく作用がある。

今夜も、かたちんばは、この曲を、独り日本酒を冷やして飲み、タバコをくゆらせながら・・・聴いている。

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クロスオーバーイレブン  ~定番のブリッジ曲~

2007-07-17 22:28:56 | クロスオーバーイレブン


クロスオーバー・イレブンには、よくかかる曲があった。
「選曲」というもの、40分なり45分なりを1つのシナリオや流れで繋いでいく、音楽のみでの番組の場合、その「流れ」を繋ぐ「ブリッジ」=橋 のような音楽というのが大事である。

自分は昔から、自分がDJにでもなったように、「選曲家」になったかのように、頭に選曲の流れを思い描いて、よく、ノートにその選曲を書いたりした。

今も、友人などに、そういうCDを作ってプレゼントしたりしている。

DJにも、選曲家にもなれなかった自分が、それでも思い描くイメージの投影。

***

クロスオーバー・イレブンの選曲は、よく小倉エージさんがやっていたが、そういう選曲の中の「定番」の1つが、キャメル(Camel)の「セルヴァ(Selva)」という名曲だった。
アルバム「シングル・ファクター」【写真】(1982)に入っている曲。

メロウで叙情たっぷりの甘いギターのインストだが、この曲は、クロスオーバーイレブンではよく聴いた。



キャメルには、もう1曲、クロスオーバー・イレブンの定番がある。
アルバム「ヌード」【写真】(1981)の「島の風景(Landscape)」である。

まさに、島から、夜の海と月を見ているかのような優しい曲である。
フルートが美しい曲だ。

このアルバム「ヌード」は、戦争の終焉を知らぬまま、戦後も兵士として、島に潜んでいた小野田さんのことをテーマにしたアルバムである。

***

キャメル自体は、いわゆる「プログレ」に属するバンドなのだろうが、余りそういうにおいの音楽が好きではない自分は、この2曲だけで充分である。

ラジオ番組の楽しさというのは、こういう自分が知らない曲に出会う楽しさである。バンドを知り、アルバムを買って聴く、という行為ではなく、
「何の前触れもなく」突然、「これ、美しい曲だなあ・・・」と偶然出会う楽しさである。

クロスオーバー・イレブンには、そういう楽しさがあった。
そういう機会を多く提供してくれた、この番組はやはり、自分にとっては、いつになっても偉大な番組であったと思うのである。
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眠れぬ夜が明けた。

2007-07-16 07:20:21 | 写真日和
・・・日曜眠りすぎて、夜眠れなくなった。

そこで、ライムワイヤーで、ダウンロードした「爆笑問題のカウボーイ(TBS)」を聞いていた。



天才太田くんの大暴走する部分が、自分は好きだ。
TVの「バク天」が無くなってしまった今、爆笑問題の太田くんの大暴走を堪能出来るのは、このラジオ番組。

***

しかし、7月はまだ日が長いので、4時を過ぎると、夜が明け始める。
東京女子大病院の方向に、夜明けの空があり、カメラで「パチリ」と撮る。



朝、7時になり、お腹が空いて、サラダを作って食べる。



さてさて、休みの最後の日の今日は、今の欠陥住宅の替わりになる家を、不動産屋さんと探しに行くのじゃ。
どんな1日になるのやら・・・。
いい家が見つかれば、いいのだが。
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めいふらい師へのおまけ ー加藤美佳ちゃんの画像ー

2007-07-16 02:37:47 | 写真日和
加藤美佳ちゃんを気にいったという、めいふらい師へ、おまけ映像です。



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「宮内洋探検隊の超常現象シリーズ」

2007-07-15 22:12:11 | 雑記帳


偶然、ケーブルテレビで、「宮内洋探検隊の超常現象シリーズ」というのを、こないだ見た。(録画した)
昔のものかと、てっきり思いきや、最新の作品らしい。

どういう作品か?
というと、

「仮面ライダーV3」の宮内洋が、かつての「川口浩探検隊シリーズ」のノリで、真面目に日本の超常現象の解明に挑んでいく、探検隊シリーズファンには見逃せない必見ドキュメンタリー。

ということらしい。

UFO・ツチノコ・バミューダトライアングル・・・・

いい年をしても、こういう不思議な現象に興味のあるかたちんばはつい、この番組を見てしまった。
幼い頃、こういう番組はかかさず見ていた冒険好きとしては、非常に興味をそそられた。



しかし!やはり、約40分の番組では、何ら結論が出ることは無く・・・
最後に、宮内洋が「・・・でも私はあきらめない。いつか、この現代が、このナゾを解き明かす日が来ることを祈って・・・」とか言って終わるのである。

私が見たのは、最初の3話。

●FILE01 「日本のバミューダトライアングルの謎を追え!」

●FILE02「甲府盆地にUFOの秘密基地があった!?」

●FILE03「「幻の生物ツチノコを捕まえろ!」



・・どれも解決も無く、モノも出てこない。
昔の川口浩のような、パンツの跡が残る原始人や、石の陰から2匹のヘビが顔を出しているだけなのに、首が2股のヘビだとか・・・そういうウソは無いのだが、砂を噛むようなはっきりしない、40分であった。

ひたすら、宮内洋はわざとらしい。

しかし、ただ、出てくる隊員の女の子が可愛い。
そういえば、調べると、DVDも出ていて、そのDVDには、その女の子の特典映像も入っているという。

「そうか。これは、そういう番組なんだな。」
そう思って、途中から、見ていた。



時代錯誤はなはだしい番組であるが、そのB級具合は、なかなかバカらしくおもむきがあって、それはそれで面白かった。

***

しかし、この番組に出ている加藤美佳ちゃんというのは、可愛いなあ~
と思っていたら、なんと、この子は、グラビアアイドルらしく、調べると「あらあら」と、こんな水着姿の写真集を発見。



***

・・・台風は反れてくれたのは良かったが、てっきり「関東を直撃!!!」と思って、今日は、外にも出ず、今日も1日家の中でうろうろ・ごろごろしていた。
せっかくの休みを損してしまった気がしている。

そういう外に出るに出られない日には、「宮内洋探検隊の超常現象シリーズ」はオススメである。
興味のある人は、DVDを見て欲しい。
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【かたちんばニュース】 台風4号、関東を直撃の恐れ

2007-07-15 07:49:13 | 雑記帳


小さい頃には、台風の来る夜を、ぞくぞくして楽しんだものだが、40も過ぎて、そういうこともなくなった。
台風が来れば、学校にも塾にも行かずに済む、全て壊れてしまえばいい・・。
そういう野望は尽き、今の私は現実的に、家が飛ばないかな?浸水は無いかな?などと思っている。

この3連休は、珍しく、仕事も無く、久々に、秋葉原や神保町にでも出かけようと思っていたのだが。。。土曜日は、雨で、家の中に閉じ込められてしまった。

そして、今日も、関東に台風が迫って来ているので、外出は出来ないだろう。

しかし、この写真を見るとすごい。こんなカタチで、日本列島に沿って、全体を嘗め回すように抜けていく台風というのは、記憶に無い。

***

寝るのにも飽きた。
久々にTVを着けたが、TVは相変わらずつまらない。
冷蔵庫の食糧は尽きてきたが、買いに行くことが出来ない。
酒もたばこも尽きてきた。

もんもんと、窓から雨を眺めて、出来るだけ早く、何事も無く、台風が反れていってくれることを祈っている。
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好きな詩・セリフ : 池澤夏樹 「Still Life」 '88

2007-07-14 05:26:28 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ


この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。
世界はきみを入れる容器ではない。

世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐ立っている。
きみは自分のそばに世界という立派な木があることを知っている。
それを喜んでいる。
世界の方はあまりきみのことを考えていないかもしれない。

でも、外に立つ世界とは別に、きみの中にも、一つの世界がある。
きみは自分の内部の広大な薄明の世界を想像してみることができる。
きみの意識は二つの世界の境界の上にいる。

大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、きみの中にある広い世界との間に連絡をつけること、一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和をはかることだ。
たとえば、星を見るとかして。

二つの世界の呼応と調和がうまくいっていると、毎日を過すのはずっと楽になる。
心の力をよけいなことに使う必要がなくなる。
水の味がわかり、人を怒らせることが少なくなる。
星を正しく見るのはむつかしいが、上手になればそれだけの効果があがるだろう。
星ではなく、せせらぎや、セミ時雨でもいいのだけれど。
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好きな詩・セリフ : 太宰治 「トカトントン」

2007-07-12 23:16:58 | 詩、セリフ・・・そして、コトバ
死のうと思いました。
死ぬのが本当だ、と思いました。

前方の森がいやにひっそりして、漆黒に見えて、そのてっぺんから一むれの小鳥が一つまみの胡麻粒を空中に投げたように、音もなく飛び立ちました。

ああ、その時です。
背後の兵舎のほうから、誰やら金槌で釘を打つ音が、幽かに、トカトントンと聞えました。

それを聞いたとたんに、眼から鱗が落ちるとはあんな時の感じを言うのでしょうか、悲壮も厳粛も一瞬のうちに消え、私は憑きものから離れたように、きょろりとなり、なんともどうにも白々しい気持で、夏の真昼の砂原を眺め見渡し、私には如何なる感慨も、何も一つも有りませんでした。

「人生というのは、一口に言ったら、なんですか」

 と私は昨夜、伯父の晩酌の相手をしながら、ふざけた口調で尋ねてみました。

「人生、それはわからん。しかし、世の中は、色と慾さ」

 案外の名答だと思いました。
そうして、ふっと私は、闇屋(やみや)になろうかしらと思いました。
しかし、闇屋になって一万円もうけた時のことを考えたら、すぐトカトントンが聞えて来ました。

 教えて下さい。
この音は、なんでしょう。
そうして、この音からのがれるには、どうしたらいいのでしょう。
私はいま、実際、この音のために身動きが出来なくなっています。
どうか、ご返事を下さい。
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