欠陥住宅の為、今後、この家には住めない。
危険なのと、今までの対応からして、直る保証もないし、住む者としては今後にも不安が残る。
ということで、替わりに住める家を探している。
今日も、不動産屋さんと家探しに出かけた。
東京は、未だに、梅雨が明けていない。
例年より遅れている。
その谷間の晴れの日は、じっとりと暑い・・・・。ヒートアイランドだ。
***
私の家は、引っ越すのが明瞭なので、実はエアコンが無い。
買おうとも思っているのだが、どうせ引っ越すのだし、そのエアコンの外し代金すら、先方の欠陥住宅の建て主は持つ気が無いので、エアコンが付けられない。
・・・ということで、パンツ1丁で、うちわとせんぷうきで暑さをしのいでいるが、「しのぎきれなくなりつつある」。
思えば、エアコンの無い生活というのは、久しぶりだし、亜熱帯化するヒートアイランド東京には、辛い・・・。
昨日、TVのニュース番組を見ていて、ふと思った。
そのキャスターは、ネクタイをせず、シャツのえりもとをかなりあけていた。
一瞬、タイとかアジアのTV放送と錯覚した。
そう、もはや、東京は、亜熱帯なのだと実感した。
そして、自分は、アジアに住んでいるんだとも実感した。
(自分は、地球にやさしい「クールビズ」推進派・大賛成派です。)
***
しかし、こうして、エアコンの無い生活をしていると、「昔の日本人というのはなんとも風情のある賢い、暑さのしのぎ方を工夫していたものだ。」と思う。
昔と今とでは、温度もかなり違うし、亜熱帯化しているから、必ずしも条件は一緒では無いが。。
例えば、金魚、→ 目に涼しさを与える
例えば、風鈴、→ 耳に涼しさを与える
例えば、蚊取り線香、→ 鼻(匂い)に涼しさを与える(アロマテラピーみたいなもん)
例えば、かき氷、→ 目と舌に涼しさを与える
昔の日本人は、やっぱり偉かったんだと思いますよ、本当に。
***
温度計は無いが、たぶん、今夜は、熱帯夜だろう。
暑さで夜中、起きてしまい、なおかつ、起きたら、だるく、目がしばしばする・・・。
夜中にこんな具合には、自分は、音楽で「暑さしのぎをする」。
細野晴臣さんの、TROPICAL DANDY【写真】、そして「熱帯夜」である。
そういえば、細野さんのトロピカル3部作CDを持って、昨年は沖縄に、放浪の旅に出かけたものだ。
夏には、かかせない、名盤である。